野球・ゴルフ・世界一マトモなトレーニング理論(ストレングス)

世の中の発言は…何を言ったかではなく、誰が言ったかが重要である。
そして、私は…名も知られていないトレーナーなので私がいくらマトモな事を言ったところで受け入れにくい方が殆どだろうし、そもそも誰にも知られないで消えていく話だと思います。

それでもあえて言います!
野球とゴルフの基礎体力という面では恐らく世界で1番マトモな考え方になるだろう!と。

5年後か10年後か…私のこの考え方は基本概念として正解とされ、AIの発達やシステムの発達により完成形を迎えるだろう!と。

打球速度は筋力で決まる

いつもいつも言いますが、打球速度は筋力で決まります。
厳密に言うと、打球速度とベンチプレス、スクワット、デッドリフトは0.65程度の相関関係がある。
これらの数字をグラフにプロットし近似値を描くと、統計の素人である、私でさえ一目瞭然である。
グラフを使って筋力から逆算すると推定打球速度が分かります。
※面白いほど正解します
結局打球速度は筋力で決まるのです。

筋力は身長で決まる?

打球速度は筋力で決まりますが、筋力は体重の影響を大きく受けます。
ベンチプレス 体重の1.25倍くらい
デッドリフト・スクワット 体重の2倍くらい
これくらいが筋力の限界値と考えても過言ではありません。
では体重は何で決まるか…それは身長です。
当然身長が高い方が体重は重いです。

そうなると、体重増やせば良いじゃん!
と言われますが、FFMIという筋肉指数があり、この筋肉指数には適正範囲があり、背が低いと適正範囲を超えてしまう為、十分なパフォーマンスを発揮できません。
※FFMI≠体重ではありますが、体重と似たような関係性があります。

結局身長が大事なのです。

打球速度の限界値

結局体重が決まってますし、体重からの最大筋力が決まってます。
トレーナーとしてはコレを達成する事はそんなに難しい事ではありません。
特に若く健康な学生なんかは1年前後で達成させられると思います。
そうなると…トレーナーの仕事って凄い簡単だし、それ以上の仕事が無いんです。
ここに今、虚無感を感じています。

野球部員に施すべき事

・60分×週2のウエイトトレーニング
・ランニング禁止
・その他の時間を徹底的に技術練習に充てる
これだけです。
体力目標達成は、60分を週に2回ウエイトトレーニングすれば1年くらいでできますので、それだけの時間を確保すればOKです。
ランニングは間違いなく不要です(相関関係はほぼ無いし負の相関関係もでている)
そうなると残っているのは技術習得だけです。
残り時間を全て技術練習に充ててください。
※ちなみにファンクショナルトレーニングや素振りなどを行う事で体力が向上しパフォーマンスが向上する!と言う考え方は誤りと思ってください。
それらの練習はほぼ技術練習となります。
色々なトレーニングを推奨する方がいますが
・ウエイトトレーニング→打球速度向上
・その他のトレーニング→技術練習
と思ってください。

パターン

・近似値パターン
・筋力優位パターン
・パフォーマンス優位パターン
この3つがあります。

筋力の限界=打球速度の限界があるならば、パフォーマンス優位パターンの選手の技量を身につければいい!と考えるのですが、それって技術コーチの仕事ですよね…

コレから求められる事

・目標筋力に最短で到達する技量
・技術習得
・動き方の解析→反復
・コンディショニング
・怪我予防
・戦略データ解析

など、ガチガチのストレングスコーチができる仕事ってかなり減っています。
…虚無感

結局何が言いたいのか

無駄なトレーニングやらないでいいよ!
改めての記載になりますが
・ウエイトトレーニング→打球速度向上
・その他のトレーニング→技術練習
無駄なトレーニングやランニングはやめて
60分のウエイトトレーニングを週2回!
あとは技術練習に全ツッコミ!

多分、これがこれからのベースの考え方になると思います。

さて、皆さはどのようにお考えですか?

さいたま市浦和区のパーソナルトレーニングジム
ネクサスフィットネス浦和 代表トレーナー保條




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