保育園/幼稚園/こども園向け オススメの園内研修ネタ②「聴く力」を育むトレーニング研修
皆さんの職場では、会議や研修の話し合いの場で、このような事に困ったことはありませんか?
これらの問題が起きてしまうのは、様々な要因が潜んでいます。その1つに職員の「聴く力」が育まれていないことです。「聴く力」は園内研修などの取り組みで向上できます。今回は、人間関係向上のための「聴く力」を育む研修をお伝えします!
園内研修のネタに困っている方、効果的な園内研修を知りたい方、ぜひご覧ください。園内研修で使用するデータや、台本つきのパワーポイントの資料も記載されているので、すぐに園内研修で使用できます!ぜひご活用ください。
内容は保育園向けですが、「聴く力」は様々な場面で使えます。ぜひ、保育園以外の職種の方もご覧ください。
その他にも園内研修の作成方法や実際のチームビルディング研修の内容記事もあります。興味のある方はぜひ、ご覧ください。
園長コマツ
とある私立認可保育所の園長です。 子どもや保護者、職員みんなが活き活きと暮らせる保育園へ向けて悩みながら改革中。 保育士養成校で講師を務め、保育におけるファシリテーション活用研修講師の経験もあり。
聴く力とは?
コミュニケーションは双方向が望ましい。
そもそも、コミュニケーションにおいてどのような状態が一番望ましいのでしょうか?コミュニケーションの状態は以下の3つに分けられます。
コミュニケーションは「伝える/聴く」のやり取りですが、どちらかに比重が偏り過ぎると上手くいきません。自分も相手も伝えるし、聴けるようなアサーティブな状態を目指していく必要があります。
ここで冒頭に記載した問題を改めてみてみましょう。
職場内で意見を言いにくかったり、いつも同じ人が発言しているのは「伝える/聴く」のバランスが偏ってしまっているからだと言えます。また、新任の職員がなかなか育たない背景も同様です。本人が困っていること、やりたい事、興味があること、など「伝える/聴く」のバランスが整っていれば、どのようなアプローチをするべきか、おのずと見えてくるでしょう。
保育現場の忙しい日々のなかで、この「伝える/聴く」に焦点を当てた研修はなかなかおこなわれません。だからこそ、「伝える/聴く」のにどのような姿勢が望ましいかを学ぶが必要があります。
聴く・聞く・聞くの三種類がある。
「きく」という言葉には3つ漢字の種類があり、それぞれ意味が異なります。意味を正しく知り、使い分ける事で、聴く姿勢について意識できるようになるでしょう。
コミュニケーションにおいて、大切なのは③の「聴く」です。少し分かりにくいのですが、②「訊く」と③「聴く」の違いは、自分がききたいことを「訊く」 ため、 相手が言いたいことを「聴く」とは、矢印の方向が異なります。
聴く力は体験することで成長できる。
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