3.『宮廷神官物語 一』読書感想文
宮廷神官物語 一
榎田ユウリアジアンファンタジーにハマり始めた頃に表紙買いをした作品です。
初めに手にした時は本の薄さに物足りなさを感じたのですが、重厚でスピーディーな展開に読了後は、どこにコレだけの内容が詰まっていたんだ⁉︎と驚いたのを覚えています。
そしてこの作品をきっかけに人に対して優しい気持ちを持てるようになり、悩むことの多かった人間関係が少しだけ楽になりました。
舞台は朝鮮王朝風の架空の国、麗虎国です。
麗虎国には人の心の善悪を見抜く力のある慧眼児の伝説があり、