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不思議なバンド、スピッツ

こんばんは、ほほえみです。今日もお疲れさまでした!

以前、スピッツとの出会いについて書きました。

スピッツとの、あの曲との出会いから、一瞬で音楽のすばらしさに出会いました。一生忘れられない経験です。スピッツ以外でその経験をしたことがありません。


もし、テレワークをしている人がいたら、「横浜サンセット2013」とyoutubeで検索してください。作業BGMでもいいから、ライブ音源を聴いてください。


スピッツの不思議な魅力は「歳をとらない」ところにあると思います。


それは、ボーカルの草野さんと似ています。映像を見てもらえばわかりますが、とても40代(当時)とは思えない見た目です(笑)


見た目だけでなく、声も、曲も、演奏も全然歳をとらない。


もちろん、インディーズ時代などと比べれば、もちろん変わっている部分はありますが、年を取ったのではなく、「洗練されていった」という印象です(私個人の考えです)


進化するのに変わらない。


これがスピッツ最大のミステリアスポイントだな、と思っています。ずっと変わらないでいてほしい。



また、曲は歳をとりませんが、私は歳をとります。

これも本当に不思議でわたしだけに起こることなのかもしれませんが、聞くときによって感じ方が変わっていく気がします。

中学校の時は全然そう思わなかったのに、高校生で聴くとイメージが変わって、大学生、社会人でもとらえ方が変わっていく。

どんなわたしにも寄り添って、力を与えてくれるのです。

例として「けもの道」という歌詞を引用します。


あきらめないで それが未来へ かすかに残る けもの道


このフレーズ。中学生の時は、(このあとにフレーフレーという歌詞が出てくる影響もあって)ストレートな応援歌だと思って頑張りたいときに聞いていました。「あきらめない」というところや、曲調からもその意味を感じていました。


高校の時には、「けもの道」というところが私に寄り添ってくれました。ただの応援歌ではなく、「険しい道」「つらいという状況」すらも肯定されているような気がしたのです。そして、この「けもの道」を「あきらめないで」進み続ければいい、というふうに捉えていました


大学生になって、「未来へかすかに残る」というところが気になりました。この道はたしかに険しいけもの道ではあるけど、これが「未来へ」の、「かすかに残る」チャンスの道だ。チャンスを掴むのは難しいし、掴んだ後も、たいへんなことがたくさんある。でも、そこを突き進むんだ、という気持ちになりました。


曲も、歌詞も、フレーズも、同じなのに、聞くたびに勇気づけられるスピッツの歌。本当に不思議で、本当にいとおしいです。


スピッツより好きなバンド、一生聴き続けたいと思うバンド、衝撃をくれたバンド、いつも寄り添ってくれるバンドとは、まだ出会えていません。


これからもずっと応援していきます。みなさんも良かったら、「横浜サンセット2013」聴いてみてください

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