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本と映画が好きなくたびれたおっちゃんです。 最近、ブラタモリも好きになりました。

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    ブラタモリが終了したので、自分でブラタモリすることにしました。

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    「ブラタモリ」をまとめました

記事一覧

読書日記その561 「黒い雨」

じつを言えば、本作は高校のときに一度読んでいるのである。そして太宰治「人間失格」と同様に、とてもショックを受けた記憶がある。 ところが「人間失格」の内容はしっか…

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1日前
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ワシ流 にいがたブラタモリの旅 その7 「西郷遺跡」

いつも亀田でジョギングするときのコースに、遺跡が発掘された場所があるようなのだ。西郷遺跡(にしごういせき)、2000年前の弥生時代の遺跡である。 ひゃ〜、いままで何…

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2日前
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読書日記その556〜560 「第一次世界大戦」 「破戒」 「文化大革命 下」 「山椒大夫・高瀬舟」 「大君の通貨」

読書ひとこと日記その556 「第一次世界大戦」 小国の小競り合いから始まり、大国が参戦して、あれよあれよと世界大戦争へと発展したのが第一次世界大戦だ。 戦闘機、戦車…

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4日前
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考えごと日記 その33 『岩倉具視』を読んで幕末明治維新を考える

やはり幕末明治維新のキーマンは岩倉具視なんだな。岩倉は朝廷内での身分は決して高くはなかったが、安政5(1858)年の「神州万歳堅策」、そして万延元(1860)年の「和宮…

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5日前
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ワシ流 にいがたブラタモリの旅 その6 「亀田砂丘の遺跡 〜鎌倉・室町時代編〜」

この時代から日本では武士が登場するんだな。そして流通や経済活動も活発になって、他の地域の焼き物や中国の磁器が発掘されるようになるのだ。 現代の中国産というと、安…

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10日前
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ワシ流 にいがたブラタモリの旅 その5 「亀田砂丘の遺跡 〜奈良・平安時代編」

これはスゴいッッ! 見よッ、江南区の奈良・平安時代の遺跡発掘マップを。亀田の域を越えて江南区全域、赤点だらけだよッ! ……っと、なんか「赤点だらけ」というワード…

hohoemi
11日前

ワシ流 にいがたブラタモリ日記 その4 「亀田砂丘の遺跡 〜古墳時代編〜」

古墳時代の遺跡の数が少ないのは、古墳時代の短さがあるのかな? 縄文時代は1万2200年間、弥生時代は1050年間、そして古墳時代はというと350年間だ(資料によって誤差あり…

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11日前
2

ワシ流 にいがたブラタモリの旅 その3 「亀田砂丘の遺跡 〜弥生時代編〜」

弥生時代の亀田砂丘の遺跡は縄文時代と同様に、砂丘に沿って発掘されている。また、海岸線は縄文時代とくらべると、ずいぶんと沖合へ引いて現在の海岸線に近くなる。平地が…

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12日前

ワシ流 にいがたブラタモリの旅 その2 「亀田砂丘の遺跡 〜縄文時代編〜」

ふと、わが地元亀田で発掘された遺跡を見たいと思い、亀田郷土資料館へと足を運んだ。以前は遺跡になんてまったく興味のなかったワシである。 それがなに、何千年という気…

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12日前

映画日記その311 「コヴェナント 約束の救出」

2021年、米国はアフガニスタンからの撤退を完了した。しかしこれで平和が訪れるのかというと、残念ながらそんなことはない。アフガニスタンに米軍がいなくなったことで、政…

hohoemi
1か月前
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ワシ流 にいがたブラタモリの旅 その1 「亀田砂丘」

今回から「ワシ流 にいがたブラタモリの旅」なる日記を記していこうと思う。ブラタモリが終了したということで、今度は自分でブラタモリするのだ。 本当は全国をめぐりな…

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1か月前
4

ブラタモリ日記その55 「鹿児島・指宿 #263」 (2024.3.9)

今回のブラタモリは鹿児島県指宿(いぶすき)。最終回である。いや、ココがめっちゃスゴいのだッ。薩摩言葉でいえばわっぜぇである。なにがわっぜぇかって、まず冒頭からコ…

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2か月前
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ブラタモリ日記その54 「桜島 #211」 セレクション(2022.8.20)

今回のセレクションは桜島。新潟には火山はあるにはあるようだが、噴火の話などほとんど聞かない。だから番組冒頭で専門家さんが、桜島の噴火は年間何回くらいあると思うか…

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2か月前
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ブラタモリ日記その53 「奈良・正倉院 #262」 (2024.3.2)

今回のブラタモリは奈良の正倉院。番組冒頭でいきなりタモリさんからショッキングな言葉が……。正倉院の校倉造りは、湿度が高くなると木と木の間がギュッと閉まって湿気を…

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2か月前
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考えごと日記その32 「酒飲みながらブラタモリ最終回を観る」

ブラタモリ最終回、たった今、鑑賞を終えました。酒飲みながら😆 いま酔っぱらってるので、めっちゃ乱文かもしれませんがどうか目をつぶってくださいませ。 いや、最終回…

hohoemi
2か月前
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ブラタモリ日記その52 「奈良飛鳥 #162」 セレクション(2020.4.18)

今回のセレクションは飛鳥。ボクは歴史が好きとか言っときながら、知ってるのは幕末や戦国時代ばかり。この前の鎌倉だってよくわからないのに、さらにさかのぼる飛鳥時代な…

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2か月前
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読書日記その561 「黒い雨」

読書日記その561 「黒い雨」

じつを言えば、本作は高校のときに一度読んでいるのである。そして太宰治「人間失格」と同様に、とてもショックを受けた記憶がある。

ところが「人間失格」の内容はしっかり覚えているにもかかわらず、なぜか本作の内容はショックを受けたわりには、あまり覚えていないのだ。

「原爆が落ちた」「熱くて川に飛び込んだ」「黒い雨が降った」。覚えているのはせいぜいこれくらい。なぜだろうか。

それが今回再読してみてわか

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ワシ流 にいがたブラタモリの旅 その7 「西郷遺跡」

ワシ流 にいがたブラタモリの旅 その7 「西郷遺跡」

いつも亀田でジョギングするときのコースに、遺跡が発掘された場所があるようなのだ。西郷遺跡(にしごういせき)、2000年前の弥生時代の遺跡である。

ひゃ〜、いままで何度も何度も通っていた場所が、なんと遺跡発掘地点だったなんておどろくわ。ということで、さっそく行ってみることにする。

その西郷遺跡のとなりにはまだまだ田んぼが広がる。ちょうどこの田んぼの水が、とりわけ木製の遺跡の保存にとても役に立った

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読書日記その556〜560 「第一次世界大戦」 「破戒」 「文化大革命 下」 「山椒大夫・高瀬舟」 「大君の通貨」

読書日記その556〜560 「第一次世界大戦」 「破戒」 「文化大革命 下」 「山椒大夫・高瀬舟」 「大君の通貨」

読書ひとこと日記その556
「第一次世界大戦」

小国の小競り合いから始まり、大国が参戦して、あれよあれよと世界大戦争へと発展したのが第一次世界大戦だ。

戦闘機、戦車、毒ガスが初めて使われた戦争で、それによって兵士だけでなく一般人も多く犠牲を出した戦争である。「総力戦」という言葉が初めて使われたのもこの戦争だ。

現代のような核の抑止力がないためか、世界中の国々がまるでスポーツの祭典のごとく簡単

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考えごと日記 その33 『岩倉具視』を読んで幕末明治維新を考える

考えごと日記 その33 『岩倉具視』を読んで幕末明治維新を考える

やはり幕末明治維新のキーマンは岩倉具視なんだな。岩倉は朝廷内での身分は決して高くはなかったが、安政5(1858)年の「神州万歳堅策」、そして万延元(1860)年の「和宮降嫁に関する上申書」で、孝明天皇からの信頼をガッチリとつかむ。

そして文久2(1862)年、岩倉と大久保一蔵が初めて会見。さらにその4年後の慶応2(1866)年、パークスと西郷吉之助が初めて会見する。これで以下の徳川包囲網が完成す

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ワシ流 にいがたブラタモリの旅 その6 「亀田砂丘の遺跡 〜鎌倉・室町時代編〜」

ワシ流 にいがたブラタモリの旅 その6 「亀田砂丘の遺跡 〜鎌倉・室町時代編〜」

この時代から日本では武士が登場するんだな。そして流通や経済活動も活発になって、他の地域の焼き物や中国の磁器が発掘されるようになるのだ。

現代の中国産というと、安かろう悪かろうの粗悪品のイメージがある。しかしこの時代の中国は日本よりずっと文明が進んでいて、中国の品は高級品とされていた。

そのため土地の有力者は、中国産の青磁や白磁といった唐物をこぞって所有していたそうだ。つまり唐物は権力の象徴であ

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ワシ流 にいがたブラタモリの旅 その5 「亀田砂丘の遺跡 〜奈良・平安時代編」

ワシ流 にいがたブラタモリの旅 その5 「亀田砂丘の遺跡 〜奈良・平安時代編」

これはスゴいッッ! 見よッ、江南区の奈良・平安時代の遺跡発掘マップを。亀田の域を越えて江南区全域、赤点だらけだよッ!

……っと、なんか「赤点だらけ」というワードには、高校時代いい思い出がないせいかビクッとしてしまうな…

ま、それは置いといて、この時代になると亀田は大和政権によってどんどん開拓されていったという。そして平安時代になるとこんどは有力貴族や寺社が開発していくのである。

まあ詳しくは

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ワシ流 にいがたブラタモリ日記 その4 「亀田砂丘の遺跡 〜古墳時代編〜」

ワシ流 にいがたブラタモリ日記 その4 「亀田砂丘の遺跡 〜古墳時代編〜」

古墳時代の遺跡の数が少ないのは、古墳時代の短さがあるのかな? 縄文時代は1万2200年間、弥生時代は1050年間、そして古墳時代はというと350年間だ(資料によって誤差あり)。

また古墳時代では「全国的に内乱(倭国大乱)があり、防御性を重視し丘陵上に集落を構える」とある。なんと内乱の防御という理由で秋葉区古津付近に集落ができたという。

たしかにあの辺りは小高い山がある。おそらくその内乱も、この

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ワシ流 にいがたブラタモリの旅 その3 「亀田砂丘の遺跡 〜弥生時代編〜」

ワシ流 にいがたブラタモリの旅 その3 「亀田砂丘の遺跡 〜弥生時代編〜」

弥生時代の亀田砂丘の遺跡は縄文時代と同様に、砂丘に沿って発掘されている。また、海岸線は縄文時代とくらべると、ずいぶんと沖合へ引いて現在の海岸線に近くなる。平地が広がったのだ。

とはいえ、亀田砂丘の周りの平地をよく見ると、広がっているのは人の居住に適さない湿原だ。どうやら地図だけで想像するに、まだまだ暮らしの中心は砂丘の上のようである。

弥生時代の遺跡のなかでも代表的なのが西郷遺跡。うっかり、さ

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ワシ流 にいがたブラタモリの旅 その2 「亀田砂丘の遺跡 〜縄文時代編〜」

ワシ流 にいがたブラタモリの旅 その2 「亀田砂丘の遺跡 〜縄文時代編〜」

ふと、わが地元亀田で発掘された遺跡を見たいと思い、亀田郷土資料館へと足を運んだ。以前は遺跡になんてまったく興味のなかったワシである。

それがなに、何千年という気の遠くなりそうなほどの長いあいだ地中に眠っていたものが、現代になってよみがえるという様を想像すると、なんだろ、静かな感動を覚えるのだ。これもブラタモリの影響だろう。

資料館に到着して、さっそく展示されている遺跡を鑑賞し始めた。撮影OKな

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映画日記その311 「コヴェナント 約束の救出」

映画日記その311 「コヴェナント 約束の救出」

2021年、米国はアフガニスタンからの撤退を完了した。しかしこれで平和が訪れるのかというと、残念ながらそんなことはない。アフガニスタンに米軍がいなくなったことで、政権はタリバンが掌握することとなる。

そして米軍に協力してきたアフガン人は家族もろとも虐殺されるという悲惨な事件がおきることとなる。それは国連が把握しているだけでも160件にのぼるというのだ。

そんなアフガニスタンでは今なお数千人(映

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ワシ流 にいがたブラタモリの旅 その1 「亀田砂丘」

ワシ流 にいがたブラタモリの旅 その1 「亀田砂丘」

今回から「ワシ流 にいがたブラタモリの旅」なる日記を記していこうと思う。ブラタモリが終了したということで、今度は自分でブラタモリするのだ。

本当は全国をめぐりながら、タモリさんが見た景色、タモリさんが歩いた道を確認する旅をしたいのだが、いかんせんワシにはまだ新潟での生活がある。

子どももまだ学生だし、住宅ローンもたっぷり残ってるしで、そうやすやすと家を開けられない。そこで一応「旅」と称しながら

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ブラタモリ日記その55 「鹿児島・指宿 #263」 (2024.3.9)

ブラタモリ日記その55 「鹿児島・指宿 #263」 (2024.3.9)

今回のブラタモリは鹿児島県指宿(いぶすき)。最終回である。いや、ココがめっちゃスゴいのだッ。薩摩言葉でいえばわっぜぇである。なにがわっぜぇかって、まず冒頭からコレよ。

砂浜から湯気が出てるというこの衝撃よ。まずこの天然の砂むし温泉におどろかされた。おそらく旅界隈や温泉界隈では有名なのだろう。いや、もしかしたらみなさん普通に知っている一般常識かもしれない。

しかしなにしろボクはものをなんも知らん

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ブラタモリ日記その54 「桜島 #211」 セレクション(2022.8.20)

ブラタモリ日記その54 「桜島 #211」 セレクション(2022.8.20)

今回のセレクションは桜島。新潟には火山はあるにはあるようだが、噴火の話などほとんど聞かない。だから番組冒頭で専門家さんが、桜島の噴火は年間何回くらいあると思うかという問いに、ボクはふつうに年に1〜2回くらいかな?? と考えた。

ところが、なんとなんとッッ、多いときで年に996回(2011年)だという。な、な、なにぃ〜〜〜ッッ、マジかッッ、きゅ、きゅうひゃくきゅうじゅうろっかいかよッ。1日2〜3回

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ブラタモリ日記その53 「奈良・正倉院 #262」 (2024.3.2)

ブラタモリ日記その53 「奈良・正倉院 #262」 (2024.3.2)

今回のブラタモリは奈良の正倉院。番組冒頭でいきなりタモリさんからショッキングな言葉が……。正倉院の校倉造りは、湿度が高くなると木と木の間がギュッと閉まって湿気を遮断し、乾燥するとスッと開いて風通しが良くなる。

……と、子どものころ教わった。ところがなんとッ、それら全部ウソだというのだ。タモリさんもそれを聞いたときはビックリしたというが、ボクもビックリッ。

学校でそう教わったのか、それともなにか

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考えごと日記その32 「酒飲みながらブラタモリ最終回を観る」

考えごと日記その32 「酒飲みながらブラタモリ最終回を観る」

ブラタモリ最終回、たった今、鑑賞を終えました。酒飲みながら😆 いま酔っぱらってるので、めっちゃ乱文かもしれませんがどうか目をつぶってくださいませ。

いや、最終回めっちゃ良かったッ。場所は鹿児島県指宿(いぶすき)。なんかこれだけ聞くと、え、最終回なのにそこ?? どこそこ、せっかく最終回なんだから、もっと有名な場所がいいのでは?? って思いそうですが、いやいや、最終回にめっちゃふさわしい場所でした

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ブラタモリ日記その52 「奈良飛鳥 #162」 セレクション(2020.4.18)

ブラタモリ日記その52 「奈良飛鳥 #162」 セレクション(2020.4.18)

今回のセレクションは飛鳥。ボクは歴史が好きとか言っときながら、知ってるのは幕末や戦国時代ばかり。この前の鎌倉だってよくわからないのに、さらにさかのぼる飛鳥時代なんてちんぷんかんぷんよ。

そんなボクをこの飛鳥時代にも目を向けさせてくれるのがブラタモリである。本番組がなかったら飛鳥時代に興味がわくなんてことなかったかもしれない。ボクにとってブラタモリはホントにたぐいまれな番組だ。

飛鳥時代のどこに

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