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日常にテーマソングをつけてみる。

社会人になって1か月、毎朝もみくちゃにされながら電車に揺られている。

これまで、「どこかに通う」ということにストレスを感じたことが
ほとんどなかったから、自分も揺られる側の人間になって痛感した。
「通う」って行為は、こんなに体力も気分もすり減るものだったのか。

ぎゅうぎゅうに詰め込まれた状態じゃどうにも気分なんてあがらなくて、
イヤホンをつけてなんとか自分だけの空間をつくっている私は、
きっと電車のなかでよく見る風景の一部になっているんだと思う。

でも、実は外からみたらなんの変化もないかもしれないけれど、
1週間前の私と今の私は、ご機嫌度がまったく違っていたりする。

なんとなくシャッフルで曲を流すのをやめて、
お気に入りの曲を出勤のテーマソングにしてみた。
その曲は歌詞のついていない、いわゆるサントラとよばれるもの。

音にのせて歌われる言葉に惹かれて曲を好きになることが多かったけれど、
サントラは言うまでもなくもちろん音だけ。
それなのに舞台のライブ感をまざまざと呼び起こすんだからすごい。
満員電車なんてどうでもよくなるくらいに、
その曲が流れているシーンを思い出しては毎朝余韻に浸っている。

何気なく流しているのもそれはそれで楽しいけれど、
これ!という曲をテーマソングにしてみるのも、
大変ご機嫌な出勤ができておすすめです。


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