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菊花賞で買うべきおすすめ人気馬・穴馬考察【競馬予想】

10/22(日)菊花賞が開催される。クラシック最終戦となる菊花賞。今年は皐月賞馬ソールオリエンス、ダービー馬タスティエーラが両方出走するとても豪華な菊花賞となった。京都3000mはどの馬にとっても未知であるため逆転も起こりうる。しっかりと考察していきたい。


おすすめ人気馬

タスティエーラ(推定2人気)

人気馬で推奨したい馬はタスティエーラだ。
サトノクラウン産駒であり、今年のダービー馬。春4戦という厳しいローテながらダービー1着皐月賞2着と結果を残した。注目したいのが皐月賞で、ソールオリエンスの直線一気の印象が強いかもしれないが、タスティエーラは先行した馬の中で唯一粘っての2着。淀3000mを耐えうるスタミナを持っているだろう。
母父はマンハッタンカフェ。母父マンハッタンカフェには天皇賞春3着のテーオーロイヤルがおり、タスティエーラも十分長距離に対応出来ると考えて良い。
タスティエーラと同じ弥生賞勝ち馬には去年の弥生賞を勝ちダービー3着、菊花賞1着となったアスクビクターモアがいる。アスクビクターモアはダービーで先行勢の中で唯一粘っての3着。タスティエーラは今年のダービーで先行して粘るという競馬をして勝利している。
以上の点からタスティエーラを軸候補に推奨したい。

だが、不安な点も当然ある。まず、今年3歳のサトノクラウン産駒は初年度産駒であり、適正面が測りきれていない。サトノクラウンはG1を2勝しているが長距離G1を勝っている訳では無い。
また、関西への初輸送ということもあり、100%のパフォーマンスを発揮出来るかという不安もある。だが、これはソールオリエンスも同じなので気にしすぎる必要はないか。
最後に直行ローテについてだ。ダービー→菊花賞の直行は前例がなくそこで評価を落としている予想家も多いが、オークス→秋華賞のローテは存在しており、ダービー→天皇賞秋の直行ローテは確立(エフフォーリア、イクイノックス)しているので現代競馬でローテを気にしすぎるのも良くないのだろう。フィエールマンはラジオNIKKEI賞からの直行で菊花賞を勝っている。ダービー→菊花賞のローテもタスティエーラが結果を残せば今後主流になる可能性もある。直行ローテは必ずしもマイナスとは言えないというのが私の考えだ。

タスティエーラ
良い点
・母父マンハッタンカフェ
・春4戦という厳しいローテで全て掲示板内
・去年の菊花賞馬アスクビクターモアのように先行して上がりを使える
悪い点
・過去10年で例のないダービー直行ローテ
・初輸送
・サトノクラウン産駒の適正


他の人気馬について

ソールオリエンス 

ソールオリエンス
良い点
・皐月賞・菊花賞を勝つ馬は過去に例がある(セイウンスカイ、ゴールドシップ等)
・重馬場巧者
・連対外したことが未だにない
悪い点
・母の産駒が全員短距離馬
・横山武史の遠征時成績

サトノグランツ

サトノグランツ
良い点
・菊花賞親子制覇のサトノダイヤモンド産駒
・前走の神戸新聞杯ではまだ距離に余裕がありそうな勝ち方をしていた
・京都競馬場で重賞勝利
悪い点
・川田将雅の長距離成績(春天ボルドグフーシュ着外)

ソールオリエンスは明確に危険なデータがある。

過去10年の前走セントライト記念の関東馬
【0-0-1-24】

鞍上の横山武史騎手も京都の騎乗経験が少ないことを考えると割り引かざるを得ない。一方サトノグランツの不安要素は川田将雅騎手の長距離成績以外なく、先週リバティアイランドで牝馬3冠を達成した流れで勝つということも十分ありうる。サトノグランツも軸におすすめの1頭だ。人気するならオッズも不味くなるためソールオリエンスは紐や消しでもいいのかもしれない。


おすすめ穴馬

注目の穴馬は…


リビアングラス


キズナ産駒。前走阿賀野川特別は2018年菊花賞2着のユーキャンスマイルと同じ。既に京都新聞杯3着と京都競馬場で実績を残しているというのもあり人気がないなら買い目に入れて良さそう。前走は2200mを逃げ切り勝ちしており、同じような競馬が出来れば馬券内に残ることも十分考えられる。


これらを踏まえて現状の菊花賞予想はこんな感じだ。

菊花賞予想(枠発表前)


ファントムシーフ、ドゥレッツアは次回の記事で詳しく考察する予定だ。クラシック最終戦菊花賞、絶対とろうな。

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