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保護猫を飼いたいと思った時の探し方と、選ぶポイント

【我が家が最高の家族と出会った方法】

我が家は今、「あん」と「うに」の2匹の猫を飼っています 。
前回はあんとうにと出会い、2 匹が我が家に馴染むまでのお話をさせていただきました。

今回は、あんとうにとの出会いの場であった譲渡会を見つけるまでのお話をしたいと思います 。

【保護猫を飼いたいと思った私がはじめたこと】

猫を飼うと決めたわたしが最初に見たのは、大手のペットの里親探しのホームページでした。

そこには、様々な事情で飼い主のいない猫たちが載っていました。

とても可愛く、 実際に会ってみたいなと思った子もいたのですが、 我が家からは距離があることが多く実現しませんでした。

そんな時たまたま近所のお店に隣市で行われる譲渡会のチラシが貼ってあるのを見つけ、 訪れてみることにしました。

譲渡会にはたくさんの猫が参加しており、 ほとんどが野良猫だった子や、 その子どもでした。
私は身近な場所で、こんなにも里親を探している猫がいることに驚きました。

その日はトライアルを申し込みたいと思えるほどの子には出会えませんでしたが、 帰宅してすぐに近隣の保護団体について調べ始めました。

【あんとうにを見つけた場所】

調べるうちに、 訪れた譲渡会とは反対隣の市にある保護団体のインスタグラムを見つけました。
そこには実際保護された猫が、 病院で治療を受け回復していく姿などが記載されていました。

恥ずかしながらそこで私は初めて、そういったボランティア団体の方々が保護した猫をきちんと検査をしたりワクチンを打ったりしてから譲渡会に参加させていることを知りました。

インスタグラムには、次回の譲渡会に参加する猫たちの紹介もありました。
そこに載っていたあんとうにを見てもちろん可愛いと思いましたが、 引き取るかどうかはやはり実際に会って決めたいと思い、家族で譲渡会に行くことにしました。

【運命の譲渡会】

ここで運命の出会いがあるかもしれない。そんなワクワクした気持ちで会場の動物病院に着きました。
中に入り、インスタグラムで良いなと思っていた子を順番に見て回りました。

あんとうには隣同士のケージにいたのを覚えています 。
一周見てもやはり気持ちは変わらず 、あんとうにの前に戻ってきました。

ケージの上に置いてある紹介の紙(月齢・性別・性格などが書いてある)を見ていると、 保護団体の方が声をかけてくれました。
うには色違いのようなそっくりの子と同じケージに入っていたのでてっきり兄弟かと思っていましたが、うにの兄弟はその保護団体にはいないとのことでした。

あんも同じく、交通事故にあったばかりのところを保護されたため兄弟はいませんでした。
まだ生後 2 か月ほどだったので、保護団体の方が兄弟じゃなくてもすぐ仲良くなれますよと言ってくださったのもあり、あんとうにのトライアルを申し込むことに決めました。

【譲渡費用について思うこと】

正式譲渡の時点で一通りの検査やマイクロチップの装着などは完了していたため、落ち着いたらワクチン 2 回目の接種を行ってほしいと言われました。

生後 6 か月を過ぎ避妊去勢手術が終わったら、保護団体の方に連絡することも約束しました。
保護猫を譲渡会などで引き取る際は、いくらか譲渡費用を支払うのが一般的だと思います 。

私ももちろん支払いました。
ワクチン接種や手術が終わった今思うのは、検査やマイクロチップの装着を済ませていてくれていて本当に助かったということです。

ペットを飼うとそういった必要最低限の受診以外にも、 どうしても体調不良で病院にかかる機会はあると思います 。
うちも来て早々、結膜炎だったり軟便だったりと心配がつきませんでした。

その度にキャリーに入れて連れて行くのも意外と重労働です 。
動物病院で「検査はしてありますか?」と聞かれたとき、「済んでいます」と答えられたこと、 保護されたときに骨折や気胸があったことをすぐに説明できたのは、 保護団体の方が逐一メモに残しそれを渡してくれていたからです。

我が家に来るまで何度も受診させてくれていたこと、 1 匹ずつメモに残してくれていたことを考えると、譲渡費用は妥当どころか安い気すらしました。

【これから保護猫を探したいと思っている方へ】

迎える保護猫を探す主な方法として、
⚫ ペットの里親募集ホームページを見る
⚫ 保護団体または保護活動をしている方の SNS を見る
⚫ 譲渡会に直接参加する
などがあります。

いずれにしても迎えたい子が見つかった場合確認しておきたいのは、 きちんと病院を受診し検査やワクチン接種がされているか。生後 6 か月を過ぎている子は避妊去勢手術が終わっているかということです。

きちんとした保護団体であればしてあるか公表しているところがほとんどだと思いますが、もし分からなければ譲渡前に必ず確認しておきましょう。

適切な治療を受けさせてあげるため、 一生の家族として責任をもって迎えるために大なことです。

保護される以前は様々な苦労があったであろうあんとうにが、我が家でくつろいでいる姿を見ていると、幸せな気持ちでいっぱいになります。
みなさんもぜひ、大切な家族を迎える際に参考にしていただければ嬉しいです 。

【ライター ruiさん】

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