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動物が苦手だった家族が保護猫を迎えた話

一軒家6人家族に加わった、保護猫うにの話をします。
うにを迎えるまで動物が得意ではない家庭でした。
そんな家庭に加わるなんて、うにもとても不安 だっただろうなと思います。

【我が家に猫がくるなんて!】

2018年夏、生き物は金魚しか飼ったことがなかった我が家で、猫をお迎えしようという話になりま した。
弟が友達の家で猫を触って大好きになり、誕生日に猫を迎えたいと言い出したのです。

母はすぐにママ友から情報を集め、保護猫を迎える手段があることを知りました。

【保護猫を見に動物管理センターへ】

ある日、家族で動物管理センターを見に行くことになりました。
動物は噛みそうでこわいと感じていた我々家族は、猫がいるその空間に緊張していました。

しかしセンターの猫はほとんどが赤ちゃんで、さらにゲージに入っていたため噛まれる心配はあり ませんでした。

センターでは十数匹の赤ちゃん猫が元気に鳴いていたり眠っていたり。
小さな赤ちゃん猫を間近で見て、家族皆その時点でメロメロになっていました。 猫は、かわいい!!!

職員さんによると茶トラと三毛が人気とのことでした。
その中で弟が選んだのはキジトラ。
理由は「いちばんイケメンだったから」だそうです。

【6人家族+猫の暮らし】

保護猫を迎えるにはチェック事項があります。
例えば、家族状況や過ごす環境、不妊去勢手術やワクチンなど適切な医療を受けさせられるか どうか、などです。
「猫は家になつく」と聞くので、特に家の環境はとても大事だと思います。

うにがセンターから家に来る当日、職員さんに言われました。
「とても人見知りする猫なので、餌 を食べるのにとても時間がかかるかもしれません。」

しかし、家へ向かう車の中で弟の手から直接カリカリを食べていました。
新しい環境が人間と猫お互いにとってストレスにならないだろうか…という不安は、この時点でほ とんど消え去りました。

うにの成長は早く、みるみるうちに大きくなりました。
途中、去勢したりワクチンを受けに行ったり、外出=病院となっているうにの脳内は、外出カバン に入れられることが相当嫌いなようです。

一方我々の成長としては、うにをはじめとする「猫」に魅了され、自ら地域猫を探しに行くほど好き になりました。
もちろん、猫グッズも増えました。

【某ロイヤルのちょっといいごはんへ】

食いしん坊のうには、ある日から某ロイヤルのちょっといいごはんを食べるようになりました。

なぜか。そうです。尿管結石になりました。

猫の尿管結石は食事内容や肥満が大きく影響するようで、病院の先生からごはんを変えろとご 指示がありました。
ごはんを変えた今は特に大きな病気もせず。猫も人間も健康が一番ですね。

基本はそのカリカリを食べていて、たまに悪魔のちゅ〜るタイムを設けています。
猫が変わったように貪りついてきますよね。

普段爪切りも嫌いなうにでも、ちゅ〜るを食べている時だけは爪を切らせてくれます。
どんだけなんだ、ちゅ〜る。

【保護猫を迎えようと考えられている皆様へ】

6年ほど一緒に住んでみて私が感じたことを3点、お伝えしたいと思います。

①猫がストレスを感じたらすぐに体にでるので、適切な対応を 尿管結石の原因はごはんの種類もありますが、ストレスが原因とも言われています。

また、人間が外出する時間が長く構ってもらえないと、意図的におねしょをして困らせることもあり ました。

猫は言葉を話しません。 行動はこころのサインなので、何が原因になっているのかを考え適切に対応しましょう。

②病気も、たまに家の外へ冒険へ行ったりすることもあるけれど、意外と大丈夫 尿管結石、猫回虫、家からの大脱出… 心配になることもたくさん出てくるかもしれませんが、猫にだって波があります。

我々人間の適切な対応と猫を信じることが大事だと考えています。

③猫を迎える前よりも圧倒的に幸せになる 誰がなんと言おうとこれは本当です。
我々も幸せになりますし、猫ちゃんを幸せにすることもできます。

これから保護猫を飼うことを考えられている方、 まずは、どこから保護猫を迎えられるかチェックして、会いに行ってみましょう。
幸せな生活が待っていること間違いなしです。
皆様もよい猫ちゃんライフを!

【ライター meiさん】

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