[体験記] はじめての顔あわせ 担当ケースワーカーとの出会い

2回目:申請から4日目 はじめての顔あわせ

おじさんが生活保護の申請を週末にしたもんだから時間があいた。まあ、顔合わせをする必要なんてあるのかわからないけれど、そんなことを考えても仕方がないんだ。ということで、おとなしく某施設へと向かう。まったく東京の夏は暑すぎる。夏は6月下旬から始まると思っていい。気温は35℃を超えている。たまったもんじゃない。夏おわってくれ。しかし来るように言われているので行かなければならない。君も夏なんてやめてくれ、生活保護でも受給してろ。太陽なんてくたばっちまえ。弱者にはきつい季節でございます。夏も冬も大変きつい季節でございます。

冷蔵庫にキムチくらいしか入っていなかったからキムチを食べたんだ。くちの中になんだかキムチが残っている感覚がある。少しそこそこイライラするんだ。まったくもう、勘弁してくれよ。キムチなんて大っ嫌いだ。もう二度とキムチなんて買わねえよ(あ、後日、また買っちゃいました)。

そんなことを考えていると、某施設に到着〜。書類持ってきたやで、帰ってええか。「ヘイ! いらっしゃい、少々お待ちくださいませっ」と聞こえた。暑さでおじさんの頭の中はトロピカル〜。長話しはやめてくれよな。顔合わせって何するんだい? いないいないばあでもやればいいのかい? なにを言ったらいいのだろう。「はじめまして、生活保護受給者になります。よろしくお願いいたします」だろうか。違うような気がする。いや、これくらいしかないんだけど。こんなことを考えていると、だんだん気分が多少はマシになってきた。生活保護マシマシ。しばらくすると、担当ケースワーカーがやってきた。

担当参りました〜。こちらがご担当のケースワーカーでございます。これから長い付き合いになるでしょう。スパルタ・ケースワーカーだったらどうしよう。ワイもケースワーカーになっちゃうぞ。かといって、優しいケースワーカーでも困るんだけど。なんだか罪悪感があるんだ。まあそんなことを感じても仕方ないんだ。だいいち、もう生活保護の受給者になるだろうからね。もう嫌になっちゃうね。夏も顔合わせも生活保護もやめたいね。でも、日本には保護があるから。

「それでは、次回の面談もよろしくお願いします」
え? まだあるんかい〜。いったいなんかい面談するんだい。保護者会なのかい? まあ保護受給者だから。
「次回の日程は電話します」
「コール・ミー・エニタイム」「アディオス!」

3分くらいでおわったぞい。いないないばあにしては、長かったかもしれないぞ。ほごほごぱあ!
いないいないばあだろう。く〜、これでタスクが終わったぜい。

この文章を書く必要はあったのだろうか? ということでまとめておく。もちろん、クスリなんてやってない。酒も飲まない。クリーンな受給者がクールダウンしたんだ。座布団はいらないよ、保護でいいんだよ。

2回目は、多少、気が楽だった。まあ少なくとも1回目よりは。
追加の質問があった。下記にまとめておく。
・自動車、バイク、自転車は持っているか?
・自転車保険に加入しているか?(払戻の可能性だと思われる)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?