自転車☆爆笑&爆走《爆走編》
散々溜め込んでしまった洗濯物の半分を洗濯機で回し、いただいたお米を炊いておにぎりにして冷凍しよう。
整備した自転車をしっかり点検してから、自宅まで届けてくれるとのことだったので、それまでしっかりやるべきことをやっておこうと思った。
本当にベコベコになっているときってホントに「放っておいて…」となる。
実際、どんなに前向きな言葉も響かない状態のときはいっそ距離を置いて静かにしているのも私は❝手❞として使う。
「教えてくれてありがとう、でも今はやることが多すぎて中途半端になっちゃう…今回は遠慮させてもらうね」
それも有り。
有りだよ。
ただ、今回は「お金」が絡む話でもあり、また私にはない発想でご近所さんが提案してくれたから「う〜ん!自分のため!えいっ!お風呂だ!!」と自分のオケツを叩き、ご近所さんの提案に❝お願いします!❞した。
その結果、しっかり整備された状態の良い中古自転車を手に入れられたし、大爆笑させてもらった。
あのサイズの鍵には笑うしかない。
おにぎりも冷凍庫に入れ、日焼け止めを塗り直した。
リュックサックにお茶とサポーターとコルセットを詰めた。
しばらくすると、お店の方が自転車を持ってきてくれた。
代金をお渡しして、お礼を言って、お見送りして…。
リュックを背負って私はいつも車でビーチコーミングをする浜まで向かった。
行き帰りで40km。
(直線距離なら20kmのはずなんだけど、Go◯gleホンマか?)
いや、普段、車でもそんなに走らないから。
陽の当たる〜
坂道を〜
自転車で駆け上る♪
君と失くした思い出 のせてゆくよ♪
つじあやのさん
わ〜れはゆく 蒼白き頬のままで
わ〜れはゆく…さらば すばるゅお〜♪
谷村さん
北へ南へ
東へ西へ〜♪
ひ〜とは流れぇ
なぁが〜るぇて かわ〜をくぅだぁるぅうぅう〜♪
長渕さん
恐ろしい急勾配の連続の道を歌いながら走っていた。
いつものビーチコーミングの浜はそんなに遠くはなかった。
よく考えたら20kmだ。
帰り道。
海沿いの休日はパリピが改造車を走らせにくる。
おっとと…、危ないなぁ。
スピードを出したスポーツカーが突っ込んできた。
かなり道幅のある場所なので、少しよけて止まる位でいい。
じっとしていた。
やりすごしたな…と思ったら。
道幅の狭くなる一本道エリアを走っていた私めがけて、
わざわざ4回も私の横スレスレに通りに来やがって!!
なに幅寄せしてきてんだよ!
ってか一本道だぞ?
なんで何度もしつこく排気ふかして来やがるんだよ!!
わざわざ何度も戻ってきていただいてありがとうございますぅう!!
最後は正面から向かって来やがった。
オジサンVoice発動!!
顔面モード❝般若❞!!
楽曲「雨の慕情」!!
…憎い…
恋しい…
…憎い…
恋しい…
ん巡りぃめぐぅてぇえ〜
いまぅあ恋しぃいいぃい〜!
もう、その改造車は来なかった。
紫のスポーツカーが、ほぼママチャリ追い回すとかダセェんだよ🤭
矜持はないんか、アンタ
その後は平穏無事にサイクリングをして帰って来た。
ご近所さんが
「えっ?
〇〇海岸まで❝自転車で❞行ってきたの?」
「うん、嬉しかったし。
長距離走れたらさ、やっていけるって自信つくかもしれないと思って…
案外、走れるもんだね
サドルが痛いよ
お尻が割れそう」
夫婦でポカーンとしてみえた。
距離もさることながら速かったらしいのだ。
浜にいたら「お味噌汁を作ったから帰りに寄ってね」とメッセージがあったのだ。
呆れるったって同じ距離をハズバンドは自転車で走るが、ワイフは彼を元気爆弾みたいに思っている。
だから、私もたぶん彼女の中で元気爆弾認定された(笑)。
落ち込むときも沢山ある。
怒れちゃうときもある。
泣くときもある。
同じように、
ママチャリ爆走するときもある。
感情の起伏が激しいとかさ、単純とかさ。
言われたとしても反論できないし。
起伏と言ってもそこに「当たり散らす」とか「わめく」とかは含まれておらず、ニコニコとドンヨリしかないので害はない。
まぁ、今日はせっかく良いことがあったから、走ってみただけ。
ただ、自転車のときに煽られると更に危ないね。
次やられたら、写真撮ろーっと。
ママチャリだと革ジャン意味ないからな。
『オモシロ』が勝っちゃって。
笑えるぞ?
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