恋の要素がない夢小説の呼び方を、その筋の仙人たちに決めてほしくなってきた。 自作の二次創作物に評価を頂いていたのを、先ほど通知で見た。その作品は7年前の投稿物で、尚且つ、今より文章作りに慣れていない頃の文章だった。過去の作品を発掘してもらえたような気分で、評価を頂けたのは嬉しかった。その作品が懐かしくて、僕も読んでみる事にした。 それで、僕は笑ったのだ。作風が今と変わらなくて笑ってしまった。その頃の僕のほうが今より純粋だったのだと思う、文章に雑味がなかった。読みながら
高校生の頃の話だ。美術部の部員だった私は、ちょうど今と同じ時期、夏休みに入ると、次のコンクールに向けて作品を作るため、美術室へ通っていた。 運が良かったのか悪かったのか、その日の美術室には私だけだった。後輩たちは夏休み前に作品を完成させていたし、先輩たちはオープンキャンパスやアルバイトに行くと聞いていたし、唯一の同学年だった部員は「作品搬入日のギリギリまでサボる」と言っていて、そうなった。他の部の友人たちが私の作りかけの作品を見にくる事もあったが、その日は誰も来ていなかっ
あー!うるせうるせうるせうるせうるせうるせうるせうるせ!あー!あー!聞くつもりないのに僕の好きな物の話を引き出そうとしてくんなカス!興味もないのに「それ知ってるよ」って言うなカス!知ってるだけで「知ってる」って言って話が何にも広がらないか僕がずっとそれについて話し込んでお前がちょっと引いた顔してるの腹立つ!無理!初めから話題に出すな!一言も「僕の好きな何か」に言及するな!最後まで聞く気もないのに喋らせて満足そうな顔すんな!聞いてる途中で他の話始めるのやめろカス!ボケが!最後
よう。元気にしているかい、人間よ。今月ももう終わりらしいぜ。 僕は元気だ。ただ、春先に済ませようとしていた事を溜め込みすぎていたようで、その全ては済んでいない、という状況にある。少しずつは済ませられているため、至って好調だ。僕の思う速度で、僕は新年度のスタートダッシュを決めている。 さて。今回は、僕の前を走る人へ思った事を記録しておく。 先日、他人の黒歴史の話を聞いた。特に深刻な事ではない。近況報告のような話の延長で、その人の過去の話を僕が持ち出した。 その人と
やっほう。また本を買っちゃったぜ。そして読み終えちゃったぜ。 前回と同様に、今回も「本を読んだ感想文」と「本を読む僕の小話」を書きます。この本や作者さんを知っている人へ、僕の感想などを共有できれば嬉しいです。 読書感想文・『異常快楽殺人』編 この本を読み終えた時、意外にも落ち着き払っている自分がいた。相変わらず、文庫本を読み終えた時の満足感は計り知れないものだ。 今回、僕が読んだのは、タイトルにもあるが、「快楽殺人」を軸に構成されたノンフィクションの本だった。実在の
過去の自分が残していた文章たちです。メモを整理している時に発掘しました。 月今宵。 驚くほど月が綺麗に見えた。自転車を漕いでいた僕は一瞬しか見えなかったその月をもう一度見上げて思った、「月は僕が泣くのを待っているんじゃないだろうか」と。 一際輝く月は、虹に囲まれるようにそこに在った。空を裂いたような直線的な雲の間だけに月の光は滲んでいた。ここからあそこの全ては見えない、そう思ったと同時に、なんて明るいんだろうと思った。空を明るく照らしているほどの光。太陽より眩しいと
君は「DB」を見た時、何を思うだろう。 コンディショナーを切らした。詰め替え用のコンディショナーを買った。いい機会だと思い、ボトルを新調する事に決めた。 それまではコンディショナー専用のボトルを作らず、前に使っていたボトルに新しいコンディショナーを入れて済ましていた。シャンプーも同様だったが、数ヶ月前に捨て、工作に使えると思って取っておいていたポンプボトルを代用していた。それが元はシャンプーではない液剤のボトルだったため、容量が小さめで、詰め替え用のシャンプーが一度に
『九千日生きた僕』 やぁ。いかがお過ごしでしょうか。まぁ、そんなの訊いたところで直接の返事をもらえるとは思っていません。(お、なんだ喧嘩か?) 読みに来てくれて、ありがとう。 どうやら君は僕の文章に興味があるようだな。安心しろ、誰の悪口も書くつもりはない。寧ろ、ここに書くのは僕の話だけだ。しかし、これが誰かへの棘になる可能性はあるかもしれない。僕という人間が紡ぐ言葉はそういう部分があるらしいから、ご留意ください。 そして、この文章に関する一切を他言無用とさせて
僕は先日、『にじさんじCafe in SWEETS PARADISE』(第7弾)へ、行ってきた!!!!!! この記事では、ジョー・力一と鹿鳴館キリコに関する事だけを綴る。彼ら以外のライバーさんの事に関しては、割愛させていただく。理由は、僕が食べてきたコラボメニューがその2人の品たちだけだったからだ。それから、僕が全員の事を掻い摘んで書こうとすると、文章に熱量の差が出そうだと思ったため、ここではジョー・力一と鹿鳴館キリコに焦点を当てて書かせてほしい。 一応、素直に綴って
やぁ。8月も下旬。暑い日が続いていましたが、お体溶けていませんか。 先日、僕は本を読み終えました。せっかくなので、ここに感想文を残しておきます。特に、この本を読んだ事のある人や、この本を知っている人へ向けて、僕の感想を共有できると嬉しいです。 まずは「本の内容を読んだ感想文」を書いて、その後に「本を読む僕についての小話」も書いておきます。 文中、拙い箇所も多くあると思います。僕の語彙や表現力の乏しさに気付いても、見逃してください。 それから、この本の内容を知らな
トマトが好きな僕へ。 どうか気を悪くしないでほしい。 僕は今、空いた手で小さなトマトを頬張り尽くしてしまったが、あの黒色のことを考えている。あの黒色を思いながら食べるトマトは、一段と味わい深かった。 立春が過ぎ去ったあの日、冷蔵庫の中で傷んだトマトを発見した。赤色に一部、黒色の線が入っていた。柔らかいトマトにひびが入っていたのだ。 そのあと、誰にも見つからないようそのトマトを手に取り、こそこそと自室へ急いだ。 じっくり観察してみると、その黒色は深くまで浸透して
2022年4月4日16時33分 考えちゃいけない日があるとして、それが多分きょうなんだが、考えそうになっている自分を「考えるなよ」と制すことは難しいようだ。 僕は、考えることが好きなわけじゃなかったはずなのに、いつの間にかこうなっていて、この理屈くささが人から嫌われる原因として在ることを知り始めている。 僕の調子はいいほうで、人の苦労も知らず、数年しか続けられずにやってきた社会経験たちを誇りに思っている。人からすれば、今の僕に悩みがあるとは思わないだろう。僕の正体
犬・思い出各位、並びに僕へ。 ご報告いたします。 私事で恐縮ですが、この度、僕は僕自身の挑戦を完遂することができました。 これもひとえに日頃から応援してくださっていた僕自身の心意気のお陰だと考えております。 前回の記事に書いた通り、僕は今夏に『ドッグフードを食べる』という挑戦をいたしました。その挑戦は、前回の記事を書いた時点で実行済みであり、文中でも『成功』という形で締め括らせていただきました。しかし実は、その直後より『ドッグフードを全て食べ尽くすこと』とい
あなたは何かに挑戦したことがあるだろうか。 人間として生きていると、物心つく頃には何かに挑戦していることだろう。人間というのは、生まれてから親を認識したり、よちよち歩いたりできるようになる。それは本能的にできるようになることなのかもしれないが、そんな人間が勇ましいと思う。もっとも、生まれた時点で僕らは人生に挑戦しているとも言えるだろう。 僕の挑戦は、今夏の某日にあった。 オリンピックが開催され、世界中の誰かが何かに挑戦していた瞬間でもある。広い世界の志に紛れて、僕も