見出し画像

薬剤師国家試験、本番まで1ヶ月切ってからの闘い方

割引あり

国試まで1ヶ月を切った皆さん、そうでない皆さん、
こんにちは、だよと申します。

私はE判定から1ヶ月で薬剤師国家試験に合格しました。

本記事では、薬剤師国家試験1ヶ月切ってからのオススメの闘い方についてお話ししていきます!参考になれば幸いです。

なお、1ヶ月前の模試でE判定を取っても、薬剤師国家試験に合格するため具体的な方法は下記の記事で簡単に解説しています。途中から有料ですがもしお時間あれば読んでみてください。

今回もつたない文章ですが、皆様のお役に立てたら嬉しいです。
なお上記の記事と内容の被りは殆どありません。


はじめに

よくある質問のような形で解説していきます。
もしかしたら薬剤師の国家試験だけでなく、卒業試験や定期試験、薬学関連以外の試験にも適応出来る内容かもしれません。
時間が無い方は見だしや太文字の部分だけ読むことをオススメします!

Q,国試まで時間がない…焦る…どうしたら良い?

A,常に勉強してください!
朝起きて寝落ちする瞬間まで勉強するのです。

私はそうしていました。
もしかしたら寝ている間も夢の中で勉強していたかもしれません。それは流石に言いすぎですがそのくらいの勢いで勉強しましょう。

でも、いくら国試前だからといってずっと机に向かうのは難しいですよね。
ご飯を食べたり人と喋ったりする時間はどうしても出てきてしまいます。
それにずっと椅子に座ってたらエコノミー症候群や褥瘡になってしまいます。実際私は足が常にしびれてました。

そこで、参考書を開けないときでも出来る勉強法を教えます。
それは頭の中で知識の確認をするのです。
何も見なくても作用機序が言えるか、2時間前に暗記したことを覚えているか等なんでも良いのでひたすら思い出してください。
思い出せないものは参考書が開ける状態になったらすぐ見ましょう。
思い出せなかった事柄をスマホにメモしておいても良いです。

最後の1秒でも無駄にしないという気持ちで勉強しましょう。

またこの方法はメンタル対策にもとても有効です。
どんなに勉強したとしても模試の成績が良くても、試験前は不安になるかと思います。
私が本気で勉強し始めたときは試験まで3週間切っていましたが、すっと勉強していたためメンタルは落ち着いてました。
ずっと知識の復習をしていたので、落ちたらどうしようとか悩むことができなかったのです。


Q,参考書間違えたかも…今からでも変えた方が良い?

A,やりたくない、効率が悪いなと思った参考書を無理にやらなくて良いと思います。
一ヶ月切ってからはいかに解けない問題を無くすかが重要です。
もう分かってる分野や100%解ける問題を何回もなぞるのは時間の無駄です。
よく質問で来るのが、青問と回数別過去問と領域別過去問どれをやればいいかという質問。
どの問題集もほぼ過去問で構成されています。
問題が被っているのでどれでも良いのでどれかに絞りましょう。
解ける問題は、間違えが無くなったり余裕が出てきたりしたら、解きましょう。自信をつけたり記憶を整理するために有効です。


Q,どうしても苦手な分野はもう捨てた方が良い?

A.よく出る知識だけ覚えておけば良いです。
勉強していて、この分野は絶対覚えられないって分野ありますよね。
私は物理の日本薬局方や化学の有機化合物の反応式などが最後まで覚えられませんでした。
最初から苦手な分野を諦めるのはリスクが大きすぎます。
しかしそこに全ての時間を奪われて、結局覚えられず、他の分野の頑張れば覚えられるところに手を付けられなかったという事態は避けましょう。
やれるだけやってあとは、試験前日や試験前に確認する程度で十分です。

よく計算や漢方を捨てる方見かけるのですが、模試でB判定以上が取れていればそれでも良いかもしれません。
が、E判定の方は浅く広くいった方がオススメです。計算や漢方(生薬系)は今のところ必ず数問は出ているので、その数問をドブに捨てるのは勿体ないと個人的には思います。


Q,問題集の皆の正答率が低い問題は捨てるように先生から言われたが、やった方が良い?

A,やった方がいいです。
時間をかけて解かなくて良いので解説だけは理解しておきましょう。
なぜなら正答率が低い問題は、分野が偏っていることが多いからです。
極端な例で言うと、法規と物理を比べたら恐らく物理の方が全体的に正答率が低いんじゃないかと思います。でも物理の問題のをやらなかったら物理の必須問題で困りますよね。
私は学校で先生から問題集に記載されている正答率が60%以下の問題は捨てろとアドバイス頂きました。そのため、しばらくは60%以下は見向きもしなかったのですが、そうすると計算や物理や統計とか皆が苦手な分野は丸ごと勉強出来ていないことに気が付きました。
正答率が低い問題を改変して必須で出題されることもあり得ます。
長い時間をかけて悩みながら解くことは時間の無駄ですが、その解説を読んで知識を吸収することはとても大事です。


Q,朝起きられない…夜の方が集中できるけど夜は寝た方が良い?

A,体調を崩さない範囲で、眠気に勝てなくなったら寝てしまっているくらいで特に時間帯は意識しなくて良いです。
自分が集中出来るときに勉強した方が効率が良いです。
試験は日中なので、本番のために夜は寝て昼は起きるという戦略は一理あるとは思います。
しかし、もう夜だからという理由で勉強のやる気があるのに強制的に寝るのは勿体ないです。
※日中の方が勉強出来る人や、夜起きていると体調を崩す人は夜寝てください。
私は、夜中の0時頃からやる気が出てきて朝の8時頃まで勉強していました。
睡魔に勝てなくてそのまま倒れるように寝て13時頃まで寝ました。
なので5~7時間はまとまった睡眠をとっていました。
眠気に勝てなくなったら寝てしまっているくらいで特に時間帯は意識しなくて良いと思います。
ただ、試験中は寝ないようにするために試験前日や試験前々日などは、計画的に夜は寝ましょう!


最後に

後悔のないように全力を尽くしてください!!


おまけ

衛生の発がん物質の代謝をまとめたものが出てきました

部屋の片づけをしていたところ、国試前にまとめた衛生の発がん物質の代謝経路のメモが出てきました。
前回の↓の記事で紹介した暗記ペーパーの一種というか亜種的なものです。
暗記ペーパーのイメージがつかない人も参考にしてみても良いかもです。

代謝経路がどうしても覚えられない私があみ出した完全自己流の方法です。
これさえ覚えればバターイエローやサイカシン、脱メチル化やらo-アシル化やらの問題は瞬殺です。具体的には第101回の問132なんかがすぐに解けるようになります。
もし他にこの方法で覚えた人いたら友達になりましょう。
もし先生でこの方法教える人いたら多分この記事買ったんだと思います笑
↓106回までの過去問や当時の青本を基に作った表です。

ここから先は

849字 / 1画像

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?