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在廊以上に良い言葉ってなかなかない

一度は言ってみたい、在廊していますと…。
一生言う機会はなさそうなので、今日は在廊している方に会いに行ってきた。 門倉太久斗さんと佐々木怜央さんの「DRAWING FACTORY」へ…。

展示開始時刻のことを全く頭に入れずに上野に着いてしまったので、11時までアメ横をぶらぶらしていた。午前の割と早い時間にも関わらず牡蠣で一杯やっているおじさんがたくさんいてかなり良かった。

しばらくぶらぶらしてもまだ時間が余ったので、展示会場の前でガラス越しに作品を眺めていた。灯りも点いていない会場の前で15分くらいはじっくり眺めただろうか。ガラス越しとは言え、無人の空間で心ゆくまで絵を眺めるのは贅沢な時間だった。
会場が開いてからは在廊されていたお二人と少しお話をさせていただいて(お二人ともとても親切だった)、原画を買って帰った。段ボールの筒に原画を丸めて入れてもらって、霧雨が降る街を筒を抱えて歩いた。

会場では原画もコピーもたくさん見せていただいたのだが、一枚の紙の上に一人の人間の意図が結実したのが絵なんだと、描き手からすれば当たり前であろうことに初めて気がついてくらくらした。絵ってすごいな。家に帰るまで、原画が万が一にも傷つかないように筒をずっと大事に抱えていた。ジェダイさんは8月にも個展をされるそうなので、是非伺いたいと思う。

購入した原画、早く額装したい


他にも東京都美術館に行ったりしたのだが、今日は歩きすぎて力尽きているので後日書く。
一つだけ心残りがある。アジアの食材を多く取り扱う地下食品街に行ってみようと思っていたのだが、原画を買えたことで完全に浮かれて寄るのを忘れて帰宅してしまった。

地下食品街は写真撮影禁止で、携帯の電波も届きづらいらしい。ハーブやスパイスが大好きなので是非行ってみたいのだが、そのディープさにビビって二の足を踏んでいる。しかし、noteの定期更新を始めてからは、”迷ったら行く(なぜなら書くためのネタに常に飢えているから)”をモットーにしているので、そのうち行くと思います。何を買おうかなあ。

Big Love…