無限柱も見たかった
今日は美術の話しかしないぞ。
ブランクーシ展に行ってきました。日本で行われるブランクーシの個展は、これが初めてとのこと。
ブランクーシを知ったきっかけはクイズだった。確か、"『無限柱』や『空間の鳥』といった作品で知られる、ルーマニア出身の彫刻家は誰?"とかそんな問題だったと思う。
私は元々美術が好きなので、美術ジャンルの問題は得点源だ。知らない作家や作品がクイズに出てくると、必ず検索をかけることにしている。
め、めちゃくちゃかっこいい〜!!!空間の鳥、めちゃくちゃかっこいいやん!(リンク先に写真がある。つけられているキャプションも良いので読んでみてほしい)
天をめがけて飛んでゆくその本質だけが残された、鳥を象った形。まるでピンと立った羽のようにも見える。なんで美しいんだ…。
今回アーティゾン美術館で実物を見ることが出来た。惚れ惚れするくらい美しい。
私は絵画よりも彫刻が好きなので、ブランクーシの個展はかなり楽しめた。アーティゾン美術館、上野の美術館などと比べると会場が小さめではあるのだけれど、その分ひとつひとつの作品とじっくり向き合えて非常に良かったです。
アーティゾン美術館は、ブリヂストンの創業者である石橋正二郎が蒐集したコレクションを展示している。
ブランクーシの個展とは違うフロアで展示があり、こちらは様々な作家の作品を楽しむことができる。折角なので、キャプションを見る前に作家を当てるゲームをしながら鑑賞した。
これは点描っぽいからスーラ!
→不正解 シニャックでした 以前西洋美術館で作品を見たことがあるのに失念していた
写真だと伝わりづらいが、レンブラントの作品は遠目から見てもレンブラントだとすぐに分かるのがすごい。
日曜画家で知られるルソー。パリの税関で職員として働きながら余暇に絵を描いていた。原田マハの『楽園のカンヴァス』の表紙で知っている人が多そう。
これはキュビズム、多分ブラック!
→不正解 ドローネーでした
ブラックはこっちだ。ブラックのほうが色彩に落ち着きがある。
青木繁の作品がアーティゾン美術館にあるとは知らなかった。『海の幸』/で早押しされることで有名な作品がここにあったとは…。
額縁に魚があしらわれていて可愛い。
アーティゾン美術館、大学生・専門学校生・高校生は無料だそうです。是非行ってみてください。
Big Love…