こころの中で意識はウロチョロしています
方向性がとっ散らかってしまい、中々フォーカスできない。
これを読んでいるのに、すぐに別の本にも手が出て、いったい何を求めて彷徨ってるのだろう。
認知症の方が外界を徘徊するように、こころの中を意識はウロチョロしています。
しょうがないから本を手放してラジオを聴いてみた。
これまで、Radikoを通して放送大学聴いていたが、残念ながら3月31日をもって、配信終了となった。
だが、たまたま録音していたものを聴いていました。
最終の3月31日に配信された特別講義「編集者漱石 朝日新聞社時代」という番組でした。
漱石は、作家として一人立ちしてからは、朝日新聞を辞めたものと思い込んでいたが、最後となる未完の著『明暗』の時期まで編集者として活動していたと知り、驚きました。
漱石から見れば、谷崎潤一郎、芥川龍之介、志賀直哉、島崎 藤村たちは新人となるが、彼らを見出しのは、編集者としての漱石だということです。
こんな話しを聴いているうちに、少し落ち着いてきました。
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