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fp と TTArtisan 25mm F2 C

前回の記事にも書いたように、fpでMFレンズを使いたくなったので、「TTArtisan 25mm F2 C」という評判の良い中華レンズを買ってみました。

SIGMA fp + TTArtisan 25mm F2 C

このレンズ、実はAPS-C用でして、フルサイズのfpに付けた場合はクロップして、換算38mmのレンズとして使うことになります。ちなみに、38mmはコニカC35などのコンパクトカメラによく採用されていた、スナップに使いやすい画角です。

TTartisanからは、50mm F2のフルサイズ対応レンズも発売されていて、そちらも同じような価格帯で手に入るのですが、私はパンフォーカスでバシバシ撮るような使い方をしたかったので、広角寄りの25mmを選びました。

せっかくのフルサイズ機をクロップ前提で使うのはもったいない気もしますが、今後ちゃんとしたレンズを買うまでのつなぎとして、遊べればいいかなという気持ちで買いました。ですが、クロップすることは悪いことばかりでなく、データサイズが小さくなるのでストレージに優しかったり、同じ画角ではフルサイズよりも被写界深度が深くなるので、パンフォーカスにしやすいといったメリットもあります。

早速、fpとこのレンズで写真を撮ってきました。


作例

物憂げなわんこ


F2かF2.8で撮りました


公園


これは遊具なのか?



まあまあ歪んでます


駅伝やってました



確かF2.8です


ミスド



感想

1日使ってみて、期待通りちゃんと使えるレンズだなと思いました。作例にはのせてませんが、逆光にも特別弱くはなさそうでした。また、カメラやレンズは手に持った時の重量感・操作感が大事だと思うのですが、そのあたりも満足できるものでした。

ただ、ひとつ気になったのは、ピントリングを∞(インフ)の指標に合わせるとオーバーインフになってしまうことです。実際には3mと∞の中間あたりで無限遠がでています。これは個体差によるものなのか、そもそもオーバーインフの設計なのかよくわかりません。

あと、細かい点を挙げると、絞りリングを回すときにカチカチとクリックがあるのですが、その段階が 2→・→2.8→4→5.6→8→16 という順番になっています。F2とF2.8の中間に謎のクリックがあるのはいいとして、F11が使えないのはちょっと不便かもしれません。

まあ、細かな不満はありますが、1万円以下で手に入ることを考えると、非常にコスパの良いレンズだと思います。


おまけ

APS-C用のレンズなので、フルサイズで撮るとケラれます。うまく活かせば面白いかも?

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