陽水も歌にした能古島に行ってみた|博多幸福論#012
知らぬ間にあいみょんが大好きになったうちの娘。
ハマっている時は家でも車でもあいみょんの曲をエンドレスでかけ、一緒に歌いながら覚えようとしていた。
私は夜な夜なwordに歌詞を打ち込み漢字には全部ふりがなをふって、娘のあいみょんマスターへの道を応援。
暑い暑い夏、そんな娘を連れてどこに行こうかと考えていてみつけたのが能古島のマリーゴールド摘み放題!
あいみょん→マリーゴールド→能古島
我ながらこじつけ感がひどい。
能古島へは姪浜の渡船場から船に乗って行く。
島での交通手段は主にバス。休日には増便するものの本数も限られているので、自分たちのペースで周るなら自家用車も船に乗せて行くほうが便利と口コミで見た。
しかし、車を乗せると、5m未満:5,040円(往復)/4m未満:3,140円(往復)
人間だけなら、片道大人230円、こども120円。
迷ったけれど、我が家は船に車を乗せて行くことにした。
フェリーに乗ると10分もすれば能古島に到着。
7月、ビルがない島はなんとなく暑さがマシなんじゃないかと淡い期待を抱いていたけど、暑い。
能古島バーガーには長蛇の列、バスはぎゅうぎゅう。
あぁ車で来てよかったねと言いながら、のこのしまアイランドパークに向かう。
能古島は思った以上に全然ひらけてなくて、途中海水浴場やキャンプ場とかもちょっと見えたけど、ほぼ一本道を進んだらすぐに目的地に到着。
それにしても暑い。
そして能古島アイランドパークは広い。
とりあえずマリーゴールドの花畑を目指さなければと滝汗かきながら坂道を登ったり下ったり。いろんな種類の花を植えているんだけど、暑くて枯れてる花多数。。歩くのがやっとで写真を撮る余裕もなし。
マリーゴールド畑の近くにはバーベキューができるデッキがついたレストランがあった。
今すぐ何か飲まないと喉がくっつきそうな大人と、今すぐ遊びたい娘。
もうほとんど中身のない水筒に何度も口をつけながら、はぁはぁ言いながら、ブランコに乗った娘の背中を押す親。健気だ。
「もういいよね?熱中症なっちゃうよ??」
なんとか説得してカフェで涼むことができた。
娘はジュースをジュジュっと一瞬で飲んで、「ねー早くいこー」
炎天下のマリーゴールド摘みはお父さんと行ってもらって、遠くから見物する私。しかし、暑い。
本当はマリーゴールドだけじゃなくて、のこのこボールというパークゴルフみたいな遊び場なんかもあるらしいのだが、とにかく暑くてマリーゴールドを摘んだらすぐに帰路についた私たちであった。
寄り道もせず帰りのフェリーに乗ろうと港に行ったら、次の船はもう満車(一隻に2,3台しか乗れない)。
その次の船はなんと1時間後。。
人間だけなら乗れたのに。
帰り際にはタクシーで乗りつけた人やトゥクトゥクに乗ってる人も見かけて、なーんだ車いらないじゃんと思った。
船までの待ち時間、フェリー乗り場近くで時間を潰すために特に期待もせずに寄った焼き鳥屋さんが予想外の美味しさでびっくり!
車まで船に乗せて島に行き、ひたすら炎天下を歩いて暑さにうなだれ、たどり着いた焼き鳥がこの旅のハイライト。
摘んできたマリーゴールドは、ビニール袋の中ではなんてことない黄色と橙色の花だったけど、家で飾ったら夏らしくてとてもかわいかった。
数日後、水をかえる時にふと花を見みると小さな虫が歩いていた。
よーく見てみると、無数の黒い点が動いてる・・・。
君たち一体いつからいたんだい。
それとも羽化したのかい。
夏の思い出をありがとう、能古島。
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