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年またぎチェコ・ポーランド旅行記_5_クラクフ

旅も終盤に。今回は、クラクフ2日目とワルシャワへの移動の一日を記録します。

クラクフで泊まったホテル。きれい!

クラクフ散策

鉄道

この日はたしか朝8時に起床。さ~さんが「シンドラーのリスト」を見たことがあるそうで、教えてくれてシンドラーの工場へ向かいました。
クラクフ中央駅から鉄道で2駅のザブウォチェ駅(KrakówZabłocie)からすぐでした。

そういえば、この旅通して切符はきちんと買って打刻?してましたが、一度も検札のチェックはされませんでした。ポーランドもチェコも基本的に、時間券です。日本のような改札はなく、自動券売機で購入→車内かホームの打刻機に切符挿入→そのまま出る という流れです。
このようなシステムのため、駅のホームには歩道や地下道からそのまま入り込めます。

クラクフ中央駅のトラム乗り場はスルー
シンドラーの工場へ
鉄道の車内、きれいで座席が大きい
ザブウォチェ駅(Kraków Zabłocie)のホーム
街なかもきれい

シンドラーの工場

第2次世界大戦中、多くの命を救ったオスカー・シンドラーの工場跡が博物館になっています。
チケットは事前に買わずに向かいました。そのため、25分くらい外で待ったと思います。人数制限を行いながら入れているみたいです。

ナチス軍の軍服はじめ戦争に使われたもののレプリカや戦時中の人々の暮らしを学ぶことができる多くの展示物がありました。また、シンドラーの工場にいて命を守られた人々の証言ビデオの上映などがあり、英語が弱くても理解できるようなつくりでした。
ワルシャワ行きの電車の時間があったため、駆け足で見学したのは悔やまれます。

オスカーの工場
オスカーの工場前
シンドラーのデスク再現
様々な展示物
さ~さんの購入したパンフ借りた

カジミエシュ地区へ

雨も軽く降っていましたが、20分ほど歩いて、スタラ・シナゴーグを目指しカジミエシュ地区へ向かいます。
スタラ・シナゴーグはポーランド最古のシナゴーグ。

スタラ・シナゴーグ

帰りに広場を再び通ると、雨の中、募金を呼びかけるウクライナの人々がいました。

織物会館の前
オブヴァジャネック

初めて知りましたが、ベーグルの元祖とも言われるオブヴァジャネック!
道にちょこちょこ目立つ青い露店があり、2ズウォティくらいで売ってました。固くてパサパサだけど、結構好きでした。
EUの原産地名称保護制度(PDO)に登録されており、クラクフのみで生産
されています。

PDO – 原産地呼称保護
特定の地理的領域で受け継がれたノウハウに従って生産・加工・製造された農産物、食品、飲料が対象。有名な例として、英国のウェスト・カントリー・ファームハウス・チェダーチーズ、およびギリシャのシティア・オリーブオイルなどが挙げられる。

駐日欧州連合代表部の公式マガジン(https://eumag.jp/issues/c1013/)

ワルシャワへ

ついに最終日を過ごすワルシャワへ向かいます。
朝にワルシャワ行きのポーランド国鉄(PKP)の切符を買いました。さ~さんが紙に行き先と時間を書いて渡してくれ、係員のおばさまが手配してくれました。

クラクフ中央駅切符売場
PKP車内
PKP車内。座りやすい
涙のお別れ

到着

ワルシャワ中央駅の近くにワルシャワ西駅という大きな駅もあるので間違えないよう注意!
ワルシャワ中央駅付近は近代的で、キラキラしていました。数日間石畳の町を歩いてきていたので、新鮮な気持ちになりました。韓国企業が入る高層ビルが立ち並んでいました。

駅附設のガラス張りのショッピングモール
おおお、近代的
ワルシャワ中央駅

宿泊先探し、ほぼ脱出ゲーム

さ~さんが中央駅付近の部屋を見つけてくれていて、まず向かいました。
(下記は私の主観で書いており、実際はオーナーのチャットメッセージに諸々記載がありました。ただ、当たり前ではありますが建物のつくりや鍵の開け方が初めてのパターンが多く混乱してました(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`))

しかし、鉄格子の中へ入れず、20分ほど右往左往していると、Uber Eatsのお兄さんが中から開けてくれ入ることができました。
コの字になった世帯数がバカ多い団地のような一帯。

トラウマの入り口
トラウマの団地

やっと宿のオーナーからチャットが入り、一安心と思いきや、部屋番号は書いてありましたが詳しい道順などは書いておらず。。
さらなる試練____
オートロックがかかっている4つくらいの入り口があり、オーナーとも連絡が取れず、どのブロックに部屋があるのか、オートロックを突破できるのか、、野宿を覚悟しました。アジア系のお兄さんが「あれじゃない?」と教えてくれました。God!

教えてくれた入り口は鍵がかかっておらず、なんとドアを押すと開いてしまいました。2階に上がり、部屋の前までやっと辿り着きました!
再びの試練____
私たち鍵持ってないよね…?
1階ののポストを探したり、ガスメーターボックスを見たり。そこで、ふとチャットを見直したところ、あああああ、4桁の数字。我々はついに鍵を見つけ、部屋に入ることができたでふ。抱きしめ合いました。野宿にならなくてよかった。
今度からはしっかりチャット読みましょうね、という自戒。

あれ…ベッドない…と、なるのはまた後の話。

ちなみに最初の鉄格子の開け方は最後まで分からず、結局、出入りする人がいるタイミングでうまく入ってました。

最後はあの日の感覚を思い出し、興奮してしました。読みづらい文章になり申し訳ありません。

ワルシャワでの最後の1日編につづく~~


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