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自己紹介と仕事依頼 建築マンガからマイクラまで

自己紹介というと仕事依頼者向けに実績をまとめた記事を自身のホームページに書いていたのですが、「なんかビジネス向けじゃない自分語りがしたいなあ」と思いまして。

そういうホームページに載せるほどではない文章をnoteで書いていこうかなと思ってます。SEOとか気にせず。


ヒヅメの学生時代

今でこそ一級建築士や漫画家として生活している僕ですが、高校生の頃には全く想像していない未来でした。

僕は中学校の時に成績表の平均が2.5とかそんな感じの落ちこぼれでして、そんな成績でも入れるけど設備がやたら豪華な私立の工業高校の機械科に入学しました。まあなんか車とか電車がそれなりに好きだったので。

そしたら英語の教科書が中1レベルのうっすーい本なんですよ。挿絵たっぷりの。「こんなに頭悪い学校なら1位になれるかもな」と思い、そこそこちゃんと勉強するようになりました。

高2の夏、僕の家では「高校生のうちに海外に行かせる」という掟がありまして、6週間ほど海外の英語学校に通いました。

これで一気に「海外で働きてえ!」となった僕は、高校の留学制度を使って提携校である海外の短期大学に進学することを決めました。

その後母校の系列大学に編入したのですが、元にいた機械科ではなく建築科を選びました。昔から落書き程度でしたが絵が好きだったので「エンジニアリング+絵=建築科や!」みたいな考えで。

とは言え建築科ってめちゃくちゃ大変なんですよ!当時はゼネコンもアトリエ系もとにかく競争が凄くて、クラスの最優秀生徒でさえボーダーラインって感じでした。

とにかく競争したくない、チヤホヤされたいと思っていた僕は環境工学の授業で原子力発電所と出会い「プラントエンジニアリング業界に行こう」と決めました。

プラントエンジニアリング業界は基本的に機械屋と電気屋の業界ですが、建物を土地に作る以上絶対に建築屋も少数ながらいるはずだ。そして少数であれば絶対にチヤホヤしてくれるはずだ!と思ったのです。

まあそもそも当時のクラスメイトでプラントエンジニアリング業界を知ってる人なんて少なかったんですよ。みんな志望はゼネコン、デベロッパー、設計事務所、機器サプライヤーとかでした。

ヒヅメの職務経歴(エンジニアとして)

そうしてめでたく入社した会社は巨大企業でしたが、予想通り建築屋は少数でした。僕自身がその部署の10年ぶりの新人だとかでめちゃくちゃチヤホヤされながら過ごしました。

しかも!当時の原子力業界はまだまだ英語を話せるエンジニアが少数だったので、若手ながら次々と海外に行かせてもらいました。みんな英語したくないから手を挙げれば行けたんですよ。

無事一級建築士も取得し、海外の建設プロジェクトにエンジニアとして派遣され順風満帆でした。

…が!!その後、3.11を経験して建設の仕事が全部吹き飛びました。

今は同じプラントエンジニアリング業界で転職し、建築部門のマネージャーとして働いています(原子力じゃないけど)。ここでもやはり建築屋は僕だけなので、うるさい先輩も面倒な後輩もいない好き勝手できる職場として楽しんでいます。

ヒヅメの職務経歴(エンジニア以外)

原子力発電所の建設がすべて吹き飛ぶ前、僕は海外で働いていました。その時に堀江貴文の「多動力」という本を読み「僕も自分の名前で何か仕事がしたい」と思うようになりました。

そして生まれたのが、自身の試験体験記を漫画にした「一級建築士になりたい」でした。

その後3.11などもあり無職となった際、知り合いの経営する銭湯で働いたりしました。久しぶりの肉体労働でしかも低賃金でしたが、ゆったりとした時間や、肉体労働時ならではの美味しいご飯を食べているうちに「会社辞めてもどうにでもなるもんだな…」と思えた良い期間でした。

その後「一級建築士になりたい」がkindleインディーズマンガの賞にノミネートされたり、出版社からお声がかかったりして1年に1冊くらいの頻度で出版できています。ありがたーい。

今後も漫画家活動は「特に営業活動はしない」をモットーに続けていこうと思っています。

ヒヅメのポートフォリオ

ホームページ

著書

マインクラフト・ワールド制作

  • SAGAサンライズパーク (SAGAものスゴフェスタ9出展用)

  • 一級建築士 設計製図試験 標準解答例

web連載

監修

キャラクターデザイン

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「専門的・技術的な内容をよく理解して作品に変換する」ということが得意なようです。上に挙げた実績に類似した案件、「こんなこと出来るかな?」といったご相談などお気軽にどうぞー。


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