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UNDERTALE N/Pクリア感想

正月とこの三連休を使ってクリアしたので感想を書こうと思います。

プレイ画像およびネタバレを含みますので、ゲーム未プレイ未クリアの方でネタバレが嫌な方は見ないようにしてください。

UNDERTALEのあらすじ

ひょんなことから地上にいたニンゲン(プレイヤー操作キャラ)がモンスターたちの住む地下世界に落ちてきてしまう。ニンゲンは行く先々で強烈な個性を持つモンスターたちと関わりあいながら、再び元いた世界へ帰らんと地上を目指そうと頑張るお話。

巷では誰も殺さなくていいRPGなんて言われてます。

グラフィックは以下の通り昔懐かしのドット絵がメインですし、音楽も打ち込みのピコピコなので、ファミコン世代にわたしはとても刺さります。モンスターとの戦い方はいわゆる弾幕ゲーです。自分は弾幕避けが大の苦手なので何度もコンティニューしました。メタトン戦は鬼門。

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Nルート:ひたすら花お化けにキレる1巡目

初めてUNDERTALEをプレイする人は確定Nルートだそうですね。

トリエルという世話焼きなおばさまに救われ、「なるほどこういう良いモンスターのいるゲームなんだな。なら確かに誰も殺さなくていいわなあ」と納得しかけた次の瞬間、チュートリアルで黄色い花のお化け(フラウィ)に意地悪されてキレるわたし。

結構このゲームはコミカルな演出が多くて、「いや、やらんのかーい!」とかツッコミ入れたくなるシーンが多い。みんなとにかくボケる。けどツッコミは不在。ある意味で優しい世界。たまに登場するパズルや(自分のスキル不足で)避けきれぬ弾幕に苛立つことはあっても、基本的に花のお化けのシーン以外はとても楽しくプレイしていました。

この花のお化けがラスボスだったわけですが……。

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もうこうなったら花とは言えないですよね。こんな変わり果てた姿でこちらのセーブデータ破壊したりと遣りたい放題してくるので、途中本気で「どうしろっていうんだ!」となりました。それでもなんとかエンディングを迎えるわけですが、正直あまりスッキリしない終わり方。それもそのはず、別ルートが待っている。

Pルート:ハピエン厨歓喜の大団円ルート?

というわけで、三が日に一度終わったわたしのUNDERTALEは再び「いせき」でトリエルに見つけてもらうところからスタートしました。ルート分岐条件は以下。

①Nルートをクリアしている
②誰もモンスターを倒さない(不殺)
③特定のキャラクターと友だちになる

個人的にこのルートで一番面白かったのは③のイベントですね。友だちになるためにデートをするというイベントが挟まれるんですけど、パピルスのデートもアンダインのデートもアルフィーのデートも面白くて!特にアルフィーのデートはわたしまでアンダインの夢女子になりそうだった。

◆アンダインは腕っ節は強いのに素直になれない所が可愛い。笑った顔は恐いけどなんだかんだ強くて面倒見もいいので、子どもやパピルス、アルフィーに慕われているのも頷ける。だが家は焼ける。

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◆アルフィーはアンダインに恋する乙女。主人公とのデートイベントのはずが何故かアルフィーの「アンダインとのデートのイメトレ」に付き合わされるっていうストーリーなんだけど、自信が無いアルフィーにアンダインが言った「おまえが じぶんを すきになれるように きょうりょくさせてくれ!」って……イケメン過ぎませんか?好き。

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パピルスのデートイベントの服は若干ださかったかなあ。なんだかんだパピルスは最初から憎めないキャラクターだったので、そう言う意味ではアンダイン・アルフィーほどデートイベントでの意外性は無かったかも。

こうして憎めない愛らしい一面を知ることで、ただ倒して終わりだった頃よりも深くそのキャラクターを知ることが出来たので、このルートはとても楽しかったです。さらにこのルートのクライマックスは、そんな愛着の沸いた面々と協力してラスボスに立ち向かうという熱い展開!

前回登場した花のお化けが最後の最後まで出てこなかったこともあり、だいぶストレスフリーなルートでした!(まだ言ってる)

まあ……

出てくるんですけどね?

しかもかなりいいとこで出てくるんですけどね?

思わず「出てくるんかーい!」って声に出しちゃうくらいの驚き。

さらにビックリするのは、実はそのフラウィにも秘められたストーリーがあったということ。ただの凶悪な花のお化けではなかったんです。この花のお化けこそがPルートの「ラスボス」であり、地上から地下の世界におちてきた最初のニンゲンと仲の良かった、トリエルとアズゴアの息子・アズリエル(正確にはアズリエルの魂が宿った黄色い花)だったのでした。いやいや普通そんなだと思わないじゃんか。なにこの展開。

このアズリエル・ドリーマー戦で印象的だったのが、上からの弾幕攻撃のシーン。おそらく序盤のトリエルと同じ攻撃なんですけど、アズリエルもトリエルと同じく、主人公のハートに当たらないように落としてきているところが(偶然かもですが)個人的にグッときてしまったところです。仲間を復活させるシーンは言わずもがな。

主人公が地上に戻る前の自由時間に、アズリエル、ナプスタブルーク、メタトンに話しかけてきました。終わり方まで自分の好みで、よいハッピーエンドでした。(操作しているキャラクターは実はフリスクという名前で、自分が最初に名前をつけたニンゲンではなかった、という事実にはびっくりしました。本当にどこまでも込み入った設定だなあ)

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Gルート:やらないもよし、やるもよし

自分はハピエン厨なので自分でプレイすることはないです。やらないという選択をしました。どうしてもこのルートが気になるようなら、プレイ動画を見ようかなと思います。

ボスだけ皆殺しにすればいいのかと思っていたら通常モンスターも含めて殺さなければいけないらしいですね。既に一度愛着がわいてしまったモンスターたちを、エンディング網羅のために殺さなければならないというのは、精神的、時間的、肉体的に自分にはきつそうだなと判断しました。

こちらの記事がとても読み応えあったので紹介します。

なんと奥の深い、よく考えられたゲームだな、と感嘆の声をあげたくなるほどこのゲームは面白いです。ジェノサイドルートをクリアすると、二度と平和な頃には戻れないとのこと。

感想のまとめ

最近はついついプレイ動画を見てイメプで済ませてしまうことが多いのですが、これは自分自身でやってみて良かったです。音楽もいいんですよね。いつか生オーケストラで聞いてみたいな。


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