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スイッチが入った

スイッチが入ったといっても残念ながら
息子さんの宿題をやる〝やる気スイッチ〟
ではない
(息子さんの名誉のためにいうと
 彼なりのペースでは宿題に取り組んでいる)

では、何のスイッチかと言うと
私のスイッチだ

言い方によってはスイッチが入ったより
スイッチが切り替わったの方が正しい表現
なのかもしれない

最近、『あ、スイッチ入ったな』と
確信するようになった
それにより元々あったADHDっぽさが
増長したように思う

簡単にいうと失くし物が増えた

昨日は朝から携帯を失くしてしまった
家から一歩も外に出ていないのにだ
記憶も全くない…

さすがに不便を感じ探すも
………見つからない

こういう時ばかりは
単身赴任というか息子さんと二人暮らしは
不便だなぁと思う

まだ携帯を持たせてないので
息子さんに電話してもらうワケにいかず
着信音で探す事ができないからだ

とりあえず、Amazonで
探し物発見器なる音がでるキーホルダーを
ポチったものの……
それをつける携帯が見つからなければ
全くもって意味がない

幸い携帯を失くすまで
家から一歩も外に出ていないため
家の中のどこかにあるのは確定している

しかし

自力では見つけられなそうなのだ

そうこうしているうちに
すっかり暗くなった。。。

万策尽きたと思った…が…
母はある案を思いついた✨

それは

公衆電話から携帯にかける作戦!

ナイスアイディアだが、
携帯電話が普及している現在
見かけることが少ない過去の遺物に近い存在 
意識して近所の公衆電話なぞ見たことないから
1番近くにある公衆電話なんてわからない

この作戦のデメリットは
1人が公衆電話にかけに行き
1人は家でスタンバイし着信音を確認する
2人別々の行動をとらなければいけない

当然、夜道を急ぎ公衆電話かけにいくのは
母の役目、家にスタンバイするのは息子さん
と言う選択肢しかなくなる

小2の息子さんは留守番に不安があるようだし
極力、短時間で電話をかけ帰宅しなくては
いけないと言う状況下
当てもなく公衆電話を探すワケにいかない

そこで、母はネットに打ち込む

〝公衆電話の設置場所の探し方〟と

するとNTTのホームページで調べられる
事がわかった!
つくづく便利な世の中だ

一番近い場所…近所のコンビニに狙いを定める
そうか、そこにあったのか、、、
アウトオブ眼中だったわ。。。

早速、母は暗い夜道を自転車で
一番近いコンビニへひた走る

確かに、そこに緑の公衆電話はあった

数コールなると留守電になってしまったので
念のためもう一度かける

とりあえず、コンビニでチョコエッグを買い
また暗い道を飛ばして帰る

どうだったか息子さんに聞くと
『場所はわからないけどここ(リビング)
 ではないと思う。音が小さかったから』
とのこと

これでは情報が少な過ぎる

ふとリビングのテレビを見ると
さみしかったのか
youtubeネイティブの息子さんは
そこそこの大音量でyoutubeを流していた
そりゃ、聞こえないだろ

そこはツッこまずにチョコエッグを渡し
youtubeを消し廊下にいることを指示して
また暗い夜道をコンビニへ

とあえず下にあるのか2階にあるのか
せめてそれだけでも絞りたい

再び帰宅すると
すっかりチョコエッグを食べ切った
息子さんが少しドヤ顔で
『わかった!上にある』と言った

息子さんは、意外にも小心者らしく
一人で2階に行くことができないので
公衆電話作戦ではこれ以上の
場所特定はできないと母は判断

何回か探したはずの2階を
2人で徹底探索

数分後、無事に発見できた

これって〝公衆電話大作戦〟が
功を奏したってことでいいですよね!?

早く来ないかな探し物発見器