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(必読)とても大事なウォレット管理のお話

おはようございます。😊

今日はDeFiのウォレットの管理のお話です。

ニーモニックちゃんと管理してますよね。
パスワードもわかりますよね。

でも、他にワナがある場合があるので、つぎにあてはまる人は特に気をつけて下さい。

・メタマスク内に秘密鍵インポートしたアカウントをもっている人⇒秘密鍵がないと復旧できません。
・SafePalでパスフレーズを使っている人⇒ニーモニックフレーズだけでは復旧できません。

今日はこのはまりやすいワナについて説明します。

用語の確認

えっとまずその前に言葉の確認をしておきます。下の3つの言葉はそれぞれ違う意味なのでごっちゃにならないように注意してください。

・秘密鍵=プライベートキー
・公開鍵=パブリックキー
・ニーモニック=シードフレーズ=12個の単語のやつ

とくに英語で"Private key"と"Public key"はパッと見似てますよね、よく間違えてしまいます。

秘密鍵インポートした人

METAMASKのウォレット(A)の中に、秘密鍵からインポートしたアカウント(B)をもっている人は、そのアカウントは(A)のニーモニックでは復旧できません。必ず秘密鍵を保存していることを確認してください。

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秘密鍵は64桁の英数字です。長いです。0xで始まるBSCのアドレスは42桁なので、すぐに違いが分かります。

秘密鍵インポート以外の複数アカウントは、ニーモニックでアカウントの復旧後に「アカウントを作成」で復活するそうです。

やってみたら確かに復活しましたが、メタマスク公式に確かめたわけではないので、仕様が変更されるかもしれません、DYORでお願いします。

僕は念のためすべてのアカウントの秘密鍵を保存しています。保存はデータが便利ですが、オンラインに保存は厳禁です。紙に印刷するのが一番間違いがありません。

SafePalでパスフレーズ使っている人

まぎらわしいですが、SafePalではパスフレーズっていうのがあります。パスフレーズとシードフレーズは別物です。

・パスフレーズ(SafePal)=自分で設定するパスワードのようなもの(任意)
・ニーモニック=シードフレーズ=12個の単語のやつ

ちょっと古いメタマスクの世界ではニーモニック=パスフレーズというような表記をしているサイトがあるのでとてもややこしいです。

SafePalのパスフレーズについて詳しくはこちら:

我ながら冗長で読むのめんどくさいのでまとめました。

    *    *    *

SafePalのソフトウェアウォレットは、アカウントを作成する時に、任意でパスフレーズを設定することができます。設定したらよりセキュリティが高くなります。

そこで設定した人は、復旧する時にニーモニックとパスフレーズの両方が必要です。

ニーモニックを覚えていてもパスフレーズを忘れてしまったら、ウォレットの中身は失われます。あなた以外の誰もパスフレーズを記憶していません。

    *    *    *

ということです。

やっかいなのは、自分がパスフレーズを設定しているかどうか簡単にわかる方法がなくて、実際に他のスマホなどでSafePalをインストールしてみて、ニーモニック入れて残高が表示されるか確かめるしかありません。(SafePal Officialに確認しました)

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よけいなスマホに大事なニーモニック入れるのは怖いですが、自分の昔使っていた誰も使わないようなスマホで確かめてみることができればいいと思います。確認後はすぐに削除しておきましょう。

もしパスフレーズを忘れてしまって、復旧ができないとなると、今使っているスマホをなくしたりしたらおしまいです。だから、今のスマホが生きているうちに、新しいアカウントを作って、しっかりパスワード、ニーモニック、(パスフレーズ:任意)を残して安心安全な生活に移行しましょう。😊

スマホなくしたらウォレットも消えるんだ!

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すべてのDeFierに備えておいてほしい、ウォレットの復旧ほんとにできますか確認しておきましょうというお話でした。

スマホひとつでやってる人だけでなく、PCの人も同じです。

PCのハードディスクって消耗品です。明日壊れてもおかしくないと考えておいたほうがいいです。

ただし、復旧の確認のためにウォレットを削除するのはすごいリスクがあるので、できれば、誰も使っていないPCやスマホなど、ほかの環境にメタマスクやSafePalを追加でインストールしてみる、っていうのが良いと思います。

それだったら、万一うまく行かなくても、これまで使っていた環境が残っていますから。

訓練が終わったあと、SafePalはすぐ削除して問題ないです。

一方、クロムからメタマスクを削除すると、普段使っている環境のクロムも同期されてしまって、メタマスクが削除されてしまうので、そんなことも注意です。

とにかく、ウォレットの扱いには慎重に。「よけいな確認したからえらいめにあった」ということだけは避けたいです。😨

だから、これだけ言ってきたのになんなんですが、下記のものがそろっていたら、新しいデバイスに移行するときまでは「なにもしない」というのが最も安全な策かもしれません。

・ニーモニック
・秘密鍵
・パスワード
・パスフレーズ(SafePalの場合のみ)

DeFiの世界では地味な防御力がとても大事です。防御さえできてたらそれだけで勝ちの世界なので、備えていきましょう。

自己責任、DYORで!!

それではまた、DeFi~(@^^)/~~~


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