指す将順位戦 A級3組 第1局 対うぇいつぅさん戦

今回は6/11に対局したうぇいつぅさん戦を振り返っていきたいと思います。

本局はレート差が400以上あったのでフリーでの対局になりました。
初手から終局までは以下をご参照ください。
https://shogi.io/kifus/245414

手番はこちらが先手。横歩取りの出だしからこちらが手損で角交換をして先手後手が入れ替わりました。

こちらは得意の棒銀。対するうぇいつぅさんは棒銀の天敵である早繰り銀に構えられました。少し手が進んでこの局面。

うぇいつぅさんが5四角と設置されました。これは有名な棒銀対策の形で、このまま▲2四歩としかけると同歩、同銀の瞬間に2七歩と角の効きで飛車先を止められてしまいます。されると一番嫌な形なのでこの時点で割とテンションが下がっていました。

こちらは3八角打と升田流の形で対抗します。銀交換にはなりましたが相手の銀と歩でこちらの飛車を抑えられてしまいます。

ここから徐々にこちらが悪くなってしまいます。

苦しいながらもなんとか相手玉のあたりに馬と角を設置することに成功しましたがしっかり受けられ、お相手の龍と銀に迫られ自玉は風前の灯。秒読みに追われ攻めの手を指しましたが最後は即詰みに打ち取られてしまいました。

一局を振り返って、うぇいつぅさんの安定した指し回しに終始圧倒され、うまく自分の将棋を指させてもらえませんでした。

5四角の対策が浅かったので、もっと深めていこうと思います。

将棋は指せば指すほど課題が見つかるので楽しいですよね。

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