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休日を無為に過ごすのを避けるには?

休日ってルーズに過ごしてしまいがちですよね。
早い時間に起きる必要はないし、ゆっくりもできてしまいます。

でも、本当は休日にやろうとしていたことがあったのに、それが思い通り取りかかれずに諦めてしまうこと、ありますよね。
家事だったり、読書だったり、はたまた勉強だったり…。

今日はその対策について考えてみます。

休日を"有為"に過ごすには「自分を甘やかす」

対策はズバリ、「自分を甘やかすこと」です。
一見矛盾しているようですが、詳しく説明していきます。

休日やりたいことの多くは、時間が決まっていることが多いと思います。
「〇〇時までには△△をやっておかなきゃ」とか「午前中に××を済ませておこう」とか。
こういうToDoがいくつかあるかと思いますが、その1つ目ができなかった時点で早くも気分が大きく下がりますよね。
そして、その後の予定もこれに押されてものすごく遅くなったり、酷い場合だと諦めて手をつけなかったり(笑)。

これは、最初からその日の予定を完璧にこなそうと考えているからです。
なので、1つ目の予定が崩れると2つ目からはもう完璧にこなすことができず、気持ちが折れてしまいます。

でも、習慣の力と我々の意志の弱さを舐めてはいけません(笑)。
今日できなかったことが、次の休日に気合いだけですぐにできるようになることはほぼありません。
逆に、そうはならないことが当たり前だと自分に言い聞かせ、できるようになったらむしろ自分を褒めるぐらいにしましょう。

どのように自分を甘やかせば良いか?

実践として、自分を次のように甘やかしていきます。

まず、その日にやる予定のことが複数あるとします。
そのうちの1つ目に着手さえすればOKと決めてしまうのです。
仮にできなくても、「習慣の力ってすごいから1回じゃ変えられないんだな」ぐらいに思っておけばOKです。ぜひ自分に寛容になってください。
そして、「次はこうしてみれば変わるかな」と試してみることが大事です。

そうすると、一回では変わらなくても、ある時ふとできるようになります。

変わらないこと、意味のない方法を続けることの方が恐怖

方法を聞いてもしかしたら拍子抜けされたかもしれません。
でも、これでやる方に一歩踏み出せれば、そのうち元々のゴールにたどり着くことができます。

Photo by Frank Busch on Unsplash

それより怖いのは、変化がないまま過ごし続けてしまうことです。
できなかったことを意思のせいにし、自分を毎回戒めたところで、また同じ休日を過ごすのであれば意味がありません。
特に、休日は目標管理せずとも過ごせてしまうので、同じ反省を無意識に繰り返すこともできてしまいます。そして何も改善されぬまま、毎回夜になって後悔するのです。

もしかしたらそれはやる必要がないのかも?

上の方法も試したけどなかなかできるようにならないーー。
そんなときは、「それをそもそもやる必要があるのか?」を疑ってみてください。

ポイントは「それを達成した"後"に自分がなせることに意味があるのか?」です。

今はオフラインの人間関係に加え、オンラインのつながりで頭に入ってくる情報が増えています。
「〇〇は人としてやっておくべき」「××の知識はこれからの時代に必須」という話が嫌でも入ってくると思います。
「確かに重要そうだな」と思えることが多いでしょう。

でも、これらがやれてなくてもし困っていないのだったら、そもそも実はやる必要のないことでしょう。
それならいっそ、やらないというのが正しいですね。

ただし、1点だけ注意があります。
判断にあたって、短期的な視点だけでなく長期的な視点でも考えるようにしてください。
今の自分が困らなくても、1ヶ月後、1年後、10年後の自分が困るのであれば
それは自分にとって必要なことです。
歯磨きで言えば、1日しないぐらいですぐ困ることはないかもしれません。
でも、10年後に歯周病になってすべて歯が抜けてしまってからでは遅いですよね。

まずは一歩目の目標を決めよう

たくさんのことをきちんとやろうとして失敗している状態なので、
まずは1つ、休日に優先してやるものを決めてみましょう。
それで、できるようにするための工夫も1つまずやってみましょう。

「その工夫が知りたいんだよ!」という方には、最近流行りの"ナッジ"が参考になると思います。

今日が休日のアナタ、今日からこれらを早速試してみましょう!

文:Likuto

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