アメリカ人の七不思議

常々思ってること。アメリカ人は不思議である。
私はNYの小学校に行っていたとき「わぁみんなアメリカ人だ!かっこいい!」と思い「なんでアメリカ人に生んでくれなかったんだぁ!!」とお母さんに抗議したそうですが、今では超JAPANESE思考なのでアメリカ人の動向が不思議でならないときがあります。
そしてアメリカ人にツッコミを入れながら暮らしていると楽しい!これは間違いない。

私的アメリカ人の不思議なことBEST7、いきます。

・すぐに時間を聞く

道を歩いているとかなりの確率で「今何時?」と聞かれる。「〇時〇分だよ」と答える。「おっけーありがと」って言って去っていく。
普通の人からも聞かれるし、ホームレスからも聞かれる。スマホあんならいや自分で見ろよと思うし、ホームレスなら今何時何分かどうしても知る必要あったのかと思ってしまう…いや答えますよ!愛想よく答え続けますけど!

あとは道も日本の5倍よく聞かれるし、タバコある?とか、その服どこで買ったの?とかもよくある。
こないだ道歩いてたら、反対側の車線を走る車からプップーて鳴らされて運転手がこっち見てめっちゃ叫んでる。なんかやばいことしたかなって思ったら「その髪どこでやったのー!?」って叫んでるだけだったった。「自分でやったよーーー!!」って叫び返したら「Oh…」って感じで無言のThumbs upされました。いやそんな聞く〜?普通?後ろ渋滞してるで〜!!

・筆箱という概念がない

基本的に筆箱という概念はありません。特に男。
そのままポッケやカバンにペン突っ込みがち。私はパンパンのペンケースに大量のペンやハサミやノリなど諸々持ち運んでる日本の学生見ると「手何個あるんだろう」って思ってしまうのですが、それにしてもアメリカ人はペンに対してテキトーすぎる!ぜひともペンケースに入れてあげてほしい。せめて借りたペンは返してほしい!!(日本の超書きやすいやつ貸したら失くされました、3回も)ペンにもっとリスペクトを!!

・帰るのが異常に早い

いや、異常。よくハイスクール系のドラマとかでジリリリリってベルなったら一斉にみんな出てくるみたいなシーンあるけど、まじでそんな感じ。小学校はそこまででもなかった気がするけど…(まぁでも授業中に先生も生徒もみんなお菓子食べてたからいつでも休み時間みたいだったなぁ)
大学もそう。めっちゃ遅れて来るくせに、授業終わる時間だけは寸分違わず守る。時計が終了時刻指すと「もう俺らここに座ってる義務はない」という感じでバタバタ出ていきます。あるいは「もう時間だよ先生」って言います。
日本の中高だとさ、休み時間10分しかないのに5分以上延長してくる先生とかたまにいたよね。ちゃんと最後まで静かに座ってた私たちってえらすぎませんか?やんなっちゃうよほんと。

・めっちゃ食料を買う

これは言うまでもないですが、やっぱりスーパーで買い物しているとこいつらえげつない量買うじゃん!って毎回思います。
日本のスーパーでは○円引き!とか半額!とかが普通ですが、こっちは”Buy 1 Get 1 Free!"を始め、とにかく量を買わせる。〇個買うといくらになるよって。10個くらいまでは普通に見る。いやポテチ5袋もいらないわ!って私なんかは思ってしまうんだけど、アメリカ人はどんどんカロリーを車に積んで去っていきます。かっこいいね。
ちなみに私は人の家に行くとキッチンや冷蔵庫を見させてもらうんだけど(その人の生活感が感じられて好き)アメリカ人のキッチンは100%えげつない。冷蔵庫は四次元ポケット、いつからあるんだろうこれっていうものがたくさん!前のホームステイ先では、戸棚を開けてみたら一面ジャムだった。ジャムなんてあって数種類だろ!なんでまだ30個もビンあるのにまた買っちゃうんだよ!病気か!って思ってました。病気だよアメリカの消費社会。

・薄着

これが言いたくてこの記事書いたようなところがある。
病的な食品消費社会に支えられた彼らの身体は超丈夫。冬でも薄着。平熱37℃は微熱だよ!と思うが、そんな彼らに憧れる毎日。どうして私たちアジア人はコート着てブルブル震えながら歩いてるのに、あいつら半袖で風切って歩いてるんだ!!不平等!遺伝子の暴力!!
なので私の今年の目標は体温を上げる。です。毎日モリモリ食べて増量中。

・歩かない

アメリカ人はすぐ乗り物に乗ります。歩きません。彼らには新宿駅から新宿三丁目駅まで歩いて移動する私たち日本人の心が理解できません。それは移動ではなくExerciseです。
これはカリフォルニア特有だが、乗り物のバリエーションがすごい。車、ウーバー、自転車、スケボー、街中に転がっている電動スクーターや電動自転車(アプリでUnlockして1分15¢とかで乗れる。バリクソ早いし、どこでも乗り捨てていいからめっちゃ便利。特に最近はいろんな会社が参入してきて、街に溢れる大量のスクーターが問題になっています)
乗り物たちは個性に溢れている。例えば自転車は、日本ではお見かけしないクルーザーや2人乗り、エンジンがついてるものも(まじうっさい)。スケボーも、電動モーターつけてる人なんかもいて「コナンくん!?」ってなる。
本当にいろいろあって飽きないが、こういう乗り物に乗っているアメリカ人(カリフォルニア人)というのは決まりに決まってドヤ顔。「全力かっこいい俺」で移動しているようです。でもどこでもスケボーでサーッと現れる彼らは本当にかっこいいから何も言えないよね。ちなみにスケボー乗ってる女の子もたくさんいて素敵だよ!私は日本と変わらず毎日全力ドヤ顔でロードバイク漕いでるよ。

・憎めない

最大の謎はそう、こんな彼らのことを絶対に憎めないということです。
わかんないことはすぐ人に聞くし、持ち物だらしないし、すぐ帰りたがるし、えげつない量食べるし、薄着だし、全然歩かない彼らはそれでも憎めない。
なぜならめちゃめちゃ楽しそうだから!これに尽きる!
言い換えれば、なんでも正直に言うし、物に執着しないし、プライベートの時間を大事にするし、食を楽しむし、身体が強いし、移動一つさえ楽しんじゃう。そんな彼らといると楽しいです!

それでも私は生粋のJAPANESEなので、昔のようにアメリカ人になりたいかと問われるとそういうわけではない。VIVA日本人!愛しいアメリカ人に心の中でツッコミながら、違いを楽しみながら、これからもアメリカでの日々を楽しんでいきます!おわり!

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