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シンカ論マガジン

主に表現の自由に関する問題、ジェンダーやフェミニズムなどに絡んで考察を展開していきます。週1回以上更新。月額500円で初月無料です。
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記事一覧

『否認の病』2024-05-30

 前回のnoteで、京急蒲田駅とサントリーおよび地元商店街のコラボ、そしてASKという依存症者…

『京急蒲タコハイ駅とASK』2024-05-28

※タイトル画像:サントリー公式サイトより  昨日から、NEWSポストセブンなどが、ある地元産…

『検診で脱ぐとき女児が泣かないためにできること』2024-05-24

 一昨日のこと、このようなポストがX上に投稿され、バズっていた。  さよけ。  では、また…

『なぜ男性は「女性にAEDを使え!」に従わないのか』2024-04-30

 Xでは何度か、女性に対するAED使用率の低さが問題になっている。  何周目か数えていないが…

『囚われてない観衆 考察レインボーパレード緊縛ショー事件(後編)』2024-04-29

 ここからは法的な観点をまじえ、もう少し細かくこの事件を論じていきたい。  というのも前…

『囚われてない観衆 考察レインボーパレード緊縛ショー事件(前編)』2024--04-29

 2024年4月19~21日にかけて行われた「東京レインボープライド」が代々木公園にて開催された…

『3つの破壊~カンパ罪はなぜ定着させてはならないか~』2024-04-26

「雁琳」氏(被告)と北村沙衣氏(原告)の名誉棄損裁判での地裁判決が、今月中旬――2024年4月17日に出た。雁琳氏が北村氏に220万円を支払えという内容である。  これがネットで多くの批判を浴びている。  なにが批判を浴びているのか。  通常、個人間のわずか数ツイートが問題になった名誉棄損事件など損害賠償額はせいぜい20~30万程度であり、雁琳氏が命じられた支払額は異常な高額である。  また、そもそも、この裁判に至るまでの発端は「呉座勇一事件」である。歴史学者の呉座勇一氏が

『書評「検証:ナチスは良いこともしたのか」』2024-03-31

 しただろ。 ……いや、私はドイツ近現代史ガチ勢というわけではない。が、それでもこの本の…

『お嬢様ずんだもんはなぜ憎まれたか』2024-03-30

 お嬢様ずんだもんに対する大多数の反応は前回述べたとおり、好意的なものであった。  しか…

『お嬢様ずんだもんはなぜ愛されたか』2024-03-29

 ここ数日「お嬢様ずんだもん」という概念がネットを騒がせている。  ある女子中学生がX上で…

『公園でAVを撮る方法』2024-03-27

 表現規制派による「ゾーニング破り」がまた行われた。  ゾーニング破りとは、年齢制限や販…

(無料記事)『子どもたちのための表現規制入門2(後編)』2024-02-29

 はい。  今回はこちらのつづきになります。  若いみなさんにはまだ実感がないかもしれま…

『誘拐幇助犯のようなもの・太田啓子』2024-02-29

 言わずと知れたフェミニスト弁護士、太田啓子氏の「実子誘拐」についてのコメントが面白い。…

『HOTEL――性的同意の本質』2024-02-28

 先日、このようなニュースがあった。  しばしば、「○○するのは、セックスOKという記号であるか?」というような議論が口論になることがある。たとえば一緒に旅行するとか、相手の家に行くとかである。  たとえば、何処かで前にも紹介したことがあるけど何処だかは忘れたのだが、『HUNTER×HUNTER』で知られる冨樫義博の名作『レベルE』にこんなシーンがある。  レギュラーの登場人物達がホテルのロビーで、カップルらしき2人組の会話を聞いてしまう。どうやら旅行中に男のほうが性関係