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深まる秋 -10月の星々-

高度を下げた朝の太陽が窓から差し込み、

ファンヒーターがタイマーで動き出す。

日増しの寒さにフリースを重ね着する。

明日から霜月。

「畑の一年は仕舞仕事に始まる」と

古書店で手に入れた歳時記の余白に記された先人の知恵。

四季折々の恵みに感謝しながら御礼肥おれいごえを撒く。

三度目の冬を迎える畑にて。


140文字小説コンテスト「月々の星々」10月のテーマは「着」でした。色々あって、なかなか創作に向かえず、ぎりぎりの投稿になりました。


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