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ハイターに頼らなくてもいい余裕

壁にカビを発見した。

ここは湿度96%の沖縄県。どう頑張ってもカビを免れるのは無理な環境ではあるのだけれど、風通しの良い古民家や古くからある家よりも、最近建ったマンションなどの方が密閉もされているからかカビやすいらしい。(入居するときに教えてもらった。)

そして、わかってはいたものの、掃除はいつの間にか怠ってしまうもの。いつも使うスペースの掃除はある程度こまめにしているのに対して、家の隅っこの掃除は結構間を空けてしまっていた。うん、結構空けていたのだと思う。

カビたちが、壁や角っこからじわじわと私たちの生活空間に進出してきている。そして自力ではどうにも出来ないくらい根を生やし始めている。

できるだけ自然に近いものを我が家では使いたいという気持ちもあり、あまりに化学的で強い洗剤はできるだけ避けているのだけれど、そんなことも言ってられないくらいにまでカビ殿は成長していた。

ハイターの出番だ。

敵をやっつけるかのように泡ハイターを吹きかける。そして少しおいて歯ブラシで擦りさっと拭き取ると、まあなんとも気持ちがいいくらいに一掃されている!(もちろんハイターを使って大丈夫な素材かは事前にテスト済み)

強すぎるハイターの洗浄力にビビりながらも、まじありがとうと心からの感動も生まれる。

カビは、湿気や結露を好み、どちらかというと汚れているところの方がエサがあって繁殖しやすいらしい。その通り。湿気はこの地にいる以上どうしようもないとしても、結露や埃、汚れは細々と日々手入れをしていれば、カビが主張し出すほどにたまることはそうそう無いはず。

最後の一撃だ!とばかりにハイターに頼らなければいけないくらいまで汚れを放っておかずに、そんな必要がないくらい、毎日ほんの少しずつでも家の中のあらゆる場所に気を配れるくらいの、心とカラダの余裕を持ちたいものだ。

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