WADA HITOMI

写真家の夫と沖縄で田舎暮らし。 マイペースに漆喰を使って絵を描いています。最近は絵を描…

WADA HITOMI

写真家の夫と沖縄で田舎暮らし。 マイペースに漆喰を使って絵を描いています。最近は絵を描くこと、本を読むこと、noteで文章を書くことが楽しくてそれしかしていません。とにかく美しいものに触れているのが大好きです。https://lit.link/hitomiwada

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  • 日日是好日

    決して目を引くような毎日じゃないけれど、ささやかに揺れる日常を。 わだひとみの日記マガジンです。ほぼ毎日更新を、できる範囲で。

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    多くの方に読んでいただけている記事をまとめてみました。立ち止まってくれたあなたの小さな何かになりますように。

  • 毎日のちょっとした気付き

    毎日の私の小さな気付きが、どこかの誰かの生きやすさに繋がることを願って。

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    わたしの日々の暮らしの中での想いを綴っています。 わたしにとっての生きやすさが、誰かの生きやすさのヒントになれたなら。

  • 繊細さん向けコラム

    私の日々感じている感覚が、誰かの心の癒しになりますように。 #繊細さん #HSP

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  • 固定された記事

ここには、弱くて優しい人がたくさん居る。

きっとこれが、わたしがnoteに居続けたい理由。 書くことが好きなのもあるけれど、これが1番大きいのかもしれない。 他のSNSも大体かじったし、がっつりフォロワー増やすぞって #相互フォローとかで検索して好きでもない人をフォローしてみたり とにかくいいねしまくってみたり、コメントしたくもない人の投稿に 「素敵な文章ですね!」とか1ミリも思ってなくてもコメントしてみたり そんな、今となっては無駄だとわかる努力をしてみて、頑張ってみたりしたこともある。 そしてきっとnoteで同

    • 図書館のハシゴ

      2週間で本6冊は読めないのを知りながらも、どうしても貸し出し可能冊数MAXまで借りてしまう。 私たち夫婦は、2週間に1回図書館に行く。前まではよく本屋に行っていたのだけれど、沖縄に移住してから図書館を大活用するようになった。そして、図書館を利用するようになってから、私の読書好きが加速したとも言える。 我が家では夫婦揃って読みたい本が文字の通り山ほどあるので、読んで本当に良かった本だけお家に迎えるようにしている。本屋で読みたい本を全て買っていては、毎月何万円分本に捧げること

      • 未消化の恋

        昔好きだった人の夢を見た。 ほんの3ヶ月だけお付き合いをした、小さい恋。唯一の思い出は一緒に映画を見たこと、というくらいのよくある若い時の恋愛のひとつ。 夢の中で、私はとにかく一生懸命彼と話をしていた。付き合っている前提でもなく、ただの友人としてなのかなんなのかは夢の中ではぼやけていたけれど、とにかくたくさん質問して、たくさん話をしようとしていた。 彼は、いつも笑っていた。連絡手段が携帯のメールだったあの時、すぐに返事が返ってくることは少なく、返信があっても何回に一回か

        • ハイターに頼らなくてもいい余裕

          壁にカビを発見した。 ここは湿度96%の沖縄県。どう頑張ってもカビを免れるのは無理な環境ではあるのだけれど、風通しの良い古民家や古くからある家よりも、最近建ったマンションなどの方が密閉もされているからかカビやすいらしい。(入居するときに教えてもらった。) そして、わかってはいたものの、掃除はいつの間にか怠ってしまうもの。いつも使うスペースの掃除はある程度こまめにしているのに対して、家の隅っこの掃除は結構間を空けてしまっていた。うん、結構空けていたのだと思う。 カビたちが

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          巣立ちの日の親心

          いつか我が子が家を出ていく時はきっとこんな気持ちになるのだろうか。 昨日、私の作品たちが旅立っていった。漆喰画の作品が、嬉しいことにご購入いただけたのだ。そもそも絵を描き始めた当初から、売ることを目的に絵を描いているわけではなく、私の中で生まれるインスピレーションをカタチに起こしたものが絵になったというものなのだけれど、だからこそ、一作一作への想いも強い。(2度と同じ作品は描けない。) これ以外に今までご購入いただいた絵たちに対しても全く同じ気持ちで、郵送するための梱包を

          巣立ちの日の親心

          続けたいなら続けようとしない

          4日ほど投稿をお休みしてしまった。やっぱりどんなことでも続けるって難しい。 やりたいことが、やらなければいけないことにいつの間にか変化しているのはなぜだろうと思う。やりたくて始めて、しかもやってた方が調子がいいことでさえも、続けようと決め始めると途端にやらなければいけないタスクと化してくる瞬間がある。 話はnoteに限った話ではなく、自炊をしよう!とか、トイレ掃除を毎朝しよう!とか毎日納豆を食べようとかそういう小さいことでも起きる現象は同じ。 三日坊主でも3日はきっと続

          続けたいなら続けようとしない

          くだらないって、最高。

          昔からそんなにお笑いとかコメディに興味が持てなかった。理由は「くだらない」から。 なんだかもうこれを書きながらそんなこと言ってる自分の頭をバシッとスリッパで叩いてやりたいくらい、なんてくだらない人間なんだろうとすでに落ち込みかけているのだけれど、最近私自身の毎日に、もっと『くだらなさ』を足していきたいと思うようになった。 読む本を選んだり観る映画を選んだりするときの癖が、「学びのありそうなものを選ぶ」「成果につながりそうなものを選ぶ」という、なんともまあ結果主義といいます

          くだらないって、最高。

          記念日は、2人だけがいい。

          結婚記念日だった。付き合って13年、結婚して6年が経った。 毎年、何年目かわからなくなる。1から数えて、そんなに経ったのね〜と2人で笑い合うのがここ数年の当たり前になっている。今年の結婚記念日当日は、昼間はいつも通り夫が仕事なのもあり、お祝いは次の日の夜に外食でもしようということに。 あまり外食欲もなく、わざわざ外でお酒を飲んでも代行で帰ってくるのが面倒で(お金もかかるし)外食は月1くらいの頻度なのだけれど、今日くらいはということで、前から気になっていた古民家風の小さな洋

          記念日は、2人だけがいい。

          スマホをOFFにすると、私がONになる。

          5/5 ここ1−2週間、「集中力が続かない」ことが悩みになっていた。 今までの自分ではありえないくらい、1つのことに集中できない。本を読んでも映画を見ても料理をしてても、はたまた夫と会話をしていても、10分と集中力がもたない。5分くらい経つともう他のことに気を取られて、「今この瞬間を楽しむ」ことが全くできていないことに気づいた。 Google様に「集中力 続かない」と検索をかけてみるほど、自分でもこの症状に困っていた。ただ検索かけるともちろん何かの病名みたいなことでまと

          スマホをOFFにすると、私がONになる。

          インスピレーションは朝のうちに。

          5/4 今、漆喰画の制作にできるだけ集中したいと思っている。 というのも、今年の10月にフランスパリで行われるArt Shopping Parisというアートフェアに出展することが決まっている。私の漆喰画の作品を出展するのだ。 その作品の搬送が6月頭。あと約1ヶ月くらい。よってここ1ヶ月は集中して作品を仕上げたい、と思っている。出展作品は大きめのサイズの作品が2点というのこともあり、作品作りにも腰が入る。(リアルに集中して作業していると腰が痛む。うう。) 今まで、作品

          インスピレーションは朝のうちに。

          雨の日のメイク時間

          5/3 メイクの力を私は知っている。 昨日は朝目が覚めると、外から聞こえる音で「ああ、雨だ。」とわかった。6時半の外の空気は澄んでいながらも、地球の重力が湿度を思いきり引き寄せたみたいで、重心が少し下がったようになんだか重い。天気予報をチェックすると、1日雨の予報だ。沖縄の天気は変わりやすく、天気予報は当てにならないという認識が常識になっているのだけれど、雨に関しては、1日通しての天気予報ではなく5分ごとの雲の動きを見ると、まんざら外れることもないように感じる。 個人的

          雨の日のメイク時間

          旬とお酒で彩る夜

          5/2 舞茸の天ぷらと一緒に、白ワインを1本さらりと飲み切った。 先日友人から長野のワインを頂いた。プレゼントがお酒や食べものだと飛び上がる程喜ぶ私たち夫婦に、赤と白を1本ずつ。体に合ってるのもあって、私は赤ワインを普段から1日1〜2杯は常習しているのだけど、久しぶりに白を頂いたので、「今日の夕飯は白ワインに合う食事にしよう!」という話になり、夜ご飯への期待がポンっと高まる。 お酒がなくても確かに生きていけるし、健康に良い悪いの議論もしようと思えばキリがないのだけれど、

          旬とお酒で彩る夜

          連勤したら連休を取ろう

          5/1 ここ2日、連日働いた。 私は基本2日以上続けて仕事をいれることはほとんどないのだけれど、他の仕事とかとの兼ね合いもあり、2日連続で仕事を入れることに。(細々と続けているアルバイトのお仕事の方。よかったらこちらの記事も⇩) そして昨日はその連勤明けのお休みだった。仕事が入っている日は日中ずっと家にはいないため、できる家事にも限りがある。洗濯、掃除、料理なども、全部に手をつける余裕はなく、必要最低限気になる部分だけささっと。なのでその分、連勤明けのお休みでは2日分の

          連勤したら連休を取ろう

          静電気の定例解放会

          4/30 お風呂から上がってパジャマを着ると、パジャマが足にそってピターっと肌にくっつく。水滴が拭けてなかったかなと思いきや、くっついているのは水のせいではないみたい。 静電気だ。 電気が体に溜まるとよくないというのはなんとなく耳にしたことはあるのだけど、ここは電気が溜まりそうな都会のど真ん中でもないし、乾燥するとパチっとなることがあるみたいな乾燥地帯でもない。なんなら道路の電灯も点々としかないし、乾燥とは縁が無い95%の湿度を叩き出すような土地だ。 それでも静電気は

          静電気の定例解放会

          本の持つ人格|この本はどんな子?

          4/29 この本は読み切らず、途中で読むのを一旦やめようと思った。 今、『精選女性随筆集 一 幸田文 川上弘美選』という本を読んでいる。 川上弘美さんが選んだ、幸田文さんの厳選された素晴らしい文章たちが詰まっている一冊だ。 本を開いた瞬間から、幸田文さんの独特で面白い言葉たちがコロコロと記されている。時代背景も相まって、私にはとても新鮮でいちいち「面白い!」と手を打つような感覚を覚える。 しかし私は途中で読むのをやめようと思う。 本にも人格みたいなものがあって、どう

          本の持つ人格|この本はどんな子?

          感受性の単位

          4/28 「書くことが出てきたら書こう。」そう思っていた数週間前と、 「今日書けることはなんだろう。」という視点で暮らすここ最近は、やっぱり違う。 数日前からここnoteで日記を書き始めたことで、暮らしの質というか、感じる幅というか、感受性をどこまで使って暮らしてるかが、変わってきているように感じる。 500字程度の軽い日記だから、大それたこと書いているわけではないけれど、料理ひとつ、掃除ひとつとっても、同じ動作やプロセスから何をどう感じるか、どんな思いを込めるかを意識

          感受性の単位