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愛さずにはいられない:2024 J1 第11節 アルビレックス新潟×サンフレッチェ広島

意識せずにはいられないビックスワンでの一戦は発表された予想外のメンバーで試合前からどうなるのか何が起きるのか読みにくいものだった。

広島ボールでキックオフ。ロングボール蹴飛ばしでスタート。

広島はソティリウをトップに置いた3421で前半0:45に左サイド塩谷のクロスからゴール正面で頭で合わせるもバーの上。遠藤と宮本で挟んでもその上から当てるソティリウが怖い。この試合、遠藤はエアバトルとデュエルに勝てるだろうか。

広島はわかりやすくサイドで前進してクロスからのソティリウ、決まらなくてもコーナキックゲットかセカンドボールをペナルティエリア内で拾ってシュートを撃ちまくるという攻撃戦術だし、それをキッチリ遂行するプレイヤーを揃えている。スキッベ監督マジ有能。

序盤の新潟は広島の攻撃に耐えて耐えてカウンター狙いという意図があった。前半2:50にはゴール前のワチャワチャからボールを奪って右サイドを爆走し始めている太田へボールを蹴り込む。この日スタメンの太田は「松田との違いを見せてやるぜ!」と言わんばかりに前方に広がった広大なスペースをドリブルで単騎突撃する。中央には小野が走り込んでいたが気持ちのままにゴールを狙うが守備の網に掛かってしまう。太田の熱い気持ちを感じた。

前半3:50にはゴール前のセカンドボール回収から右サイドでスタメンのハセモトが単騎突撃して守備3人を引き連れた状態で中央へボールを蹴り込んで最後は小野がフリーでミドルを撃つも枠の外。モチベーターとしての役割が大きい小野の気持ちを表したプレイ。

広島は後ろから繋がずにキーパーやセンターバックから蹴飛ばして前進する。シンプルだけど強くて屈強すぎる。

前半6:30には広島に嫌な位置でフリーキックを与えて佐々木にヘッドで飛び込まれるがボールは小島の正面に。見ていて怖いが小島神を信じている。

前半7:30に太田が競り合いで肘を使ったということでイエローカードを提示される。不貞腐れる太田。

新潟はボールを奪うために前線から追いかけるが広島はやっぱりシンプルに蹴飛ばして前進するが蹴飛ばした先の中野の相手はエアバトラー史哉がいるので割と安心して見ていられる新潟サポ。

新潟のこの日のビルドアップは広島のマンツーマンプレスをいなして小島が秋山か宮本か孝司か小野ら目掛けて中央を通すというものだったが、前半9:15にビルドアップのボールを引っ掛けられてゴール前中央でボールを奪われてしまう。これは広島の得意な形なので緊急アラートが鳴り響くが遠藤マイケルのブロックで防ぐのだが波状攻撃のクロスから加藤陸次樹にヘッドで合わせられてしまう。広島みんな体デカすぎ。

前半10:40には高くなっている広島の最終ラインを目視して右サイド大外に張っている太田目掛けてダイナミックなサイドチェンジを飛ばすもタッチラインを超えてしまう。太田のランニングとコースは合っていたのでタラレバナイスプレイとなる。その直後にも秋山が太田や小野目掛けてサイドチェンジ気味のボールを蹴り込むが守備に掛かってしまう。このあたりは広島も準備していた守備だったんだと思う。

前半11:50にはアバウトに上がったボールを孝司が守備を背負いつつ余裕のビタトラップをしてハセモトに展開。ハセモトはキュィィィーンと小気味良く運んでドリブルで前節FC東京戦では何も起きなかったゴール前のコンビネーションから秋山のグラウンダークロスに飛び込むのは孝司!だったのだが守備に防がれてしまう。その後も波状攻撃でハセモトがデルピエロゾーンからデルピエロっぽいシュートを放つもゴールを割れない。

前半13:45に狙い通りに小島の中央通しビルドアップが刺さって宮本が華麗なターンで相手守備を引き剥がし鋭い縦パスをラインギリギリにスタンバイしていた小野に供給する。小野はオフサイドにならないギリギリの位置でボールを受けてターンからのゴールゲットだぜ!という流れを見せたが佐々木に防がれてしまう。なんだかんだで佐々木の対人守備能力がメチャクチャ高い。

前回出場した磐田せんで対人守備能力があんまり高くないという姿を見せてしまった遠藤だが、この日は前回の失敗を教訓のしたのが対人守備を集中力高くこなす。ボールの奪い方としては後ろからバチコーン!と当たって奪うというスタイルになるのだがこの日はエアバトル勝率も高かったように感じる。前半19:00や28:00にボランチよりも高い位置まで飛び出てバチコーン!と潰したシーンは気合い十分だった。

前半20:00にはキーパー大迫からの蹴飛ばしからのセカンドボール回収からの満田の強烈ミドルを撃たれてしまうが小島が正面で普通にキャッチする。この時の満田はフリーだったのでそれなりのピンチではあった。

前半20:00を過ぎると新潟は小島から蹴飛ばして前線でセカンドボール回収というキックを織り交ぜるようになる。いろんな手段で状況を変える俺たちの新潟が誇らしい。

この日の藤原というかいつもなのだが攻守に大車輪の活躍である。前半23:00にはサイドに人数を掛けて奪いにくる広島の守備に対して牛若丸のように狭いスペースをドリブルで潜り抜けて前線までの飛び出しを狙う。これは行ける!と思ったものの残念そこは佐々木翔みたいな感じで潰されてしまう。潰されたけど佐々木にも体当たりダメージを与えたはず。

そして前半24:15にこの日ノリノリで躍動していた宮本にアクシデントが起きる。ボールを奪おうと後ろから体を寄せる宮本と体制を崩しながらボールを出す荒木、荒木が空中で体制を維持できずに降り上がったつま先は宮本の顔面を直撃して負傷退場となる。一時的に10人で守らなくてはいけない新潟は441ブロックで応急処置を施すが当然のようにゴール前でタコ殴りにされる。3分くらいタコ殴りにされ続けてやっとボールを確保した秋山が大きく前方に蹴り出して選手交代が認められ島田がピッチに入る。

その直後、前半28:00に更なるアクシデントを新潟を襲う。右サイドを爆走する中野を止めようと史哉がスライディングタックルをするとイエローカードが提示される。納得のいかない表情の史哉だがDAZNの成岡解説員は冷静に足裏を見せてのアタックでVAR介入の可能性を即時に説明する。一時は広島のフリーキックで満田がスタンバイしていたもののVAR介入からのOFRで判定はレッドカードに変更となる。リプレイを見た事実だけから判断すれば足裏が脛に強く当たっているので基準に照らし合わせればレッド相当である。必死に講義する島田の姿などもあったが判定は覆らず顔を覆ってピッチの外に出る史哉。攻守の大きな要のひとりを欠いた新潟は一時的に太田を左サイドバックの位置に入れて急場を凌ぐ。再びゴール前でタコ殴りにされる俺たちの新潟だが全員が全力で弾き返す。

その後、前半36:30に太田を下げて星を入れる。久しく見ていない星のサイドバック起用となった。太田もチームのためと割り切っている表情でピッチを後にするがそういう感情ではなかったのではないだろうか。ここまでですでに交代を2回してしまったので交代が使えるのは実質残り1回となってしまう。

前半37:55には藤原が再び広島のスローインのボールを奪って守備を掻い潜ってゴール前に突撃することでファウルをもらう。フリーキック前に小野を中心として入念に意識合わせをする俺たちの新潟。小野のモチベーターとしての活躍が誇らしい。フリーキックは左の島田と右のハセモトの二択でハセモトがマイナスファーに蹴って走り込んでくるマイケルに合わせるも折り返しきれないがコーナーキックをゲットする。

10人になっても攻撃の意識は変えないどころか増していそうな俺たちの新潟。441で守るのではなく432で攻撃への可能性を大きく残す布陣で挑む。強気すぎる俺たちの新潟が誇らしい。その強い気持ちから前半43:10にはハセモトがボールを引っ掛けて小野が運んで攻撃の手を緩めない姿勢を見せつける。守備でも全員でゴール前死守の意識強めで前半47:10の広島決定機でもガチブロックでゴールを割らせない。

前半終了間際の49:00に藤原が競り合いでソティリウのミドルキックを背中から喰らってダウンしてしまうが藤原は超鉄人なので何事もなかったかのように立ち上がってプレーを続ける。藤原がダウンして時間が止まっている間にも皆を集めて意識合わせをし続ける小野が素晴らしい仕事をしている。

過去にこんな流れあっただろうかと記憶を遡ってみたくなるほどに酷い逆風の中で前半が終了する。ビッグスワンの現地25,000人の観客は異様な雰囲気だったんじゃないだろうか。

そして後半の45分が新潟のキックオフで始まる。円陣では小野を中心に何度も意識を統一しているかのように会話をしている。

後半開始直後から引くことなくラインを高く設定した432で挑む俺たちの新潟。小野に目掛けてロングキックを蹴り込んでゴール前でボールを握ろうという意思が伺える。

一方の広島は越道に代えてマルコスジュニオールを入れてくるが基本的に後半もやることは変えずにサイド高い位置ににボールを置いてクロスを入れて中央のソティリウという繰り返し。サイドにボールが振られる度に新潟の432の陣形が左右にスライドするものの試合終盤までスライドの体力と集中力が保つのかという不安でいっぱいになる。クロスやコーナーキックからボコボコに殴られても全力ブロックでゴール前を死守して小野に走ってもらってカウンターを当てようとするも全部途中で潰されてしまう。

そんなやりとりがしばらく続くがゴール前の攻撃力に定評のある広島といえど新潟の集中したゴール前ブロックはなかなか破れない。本当に新潟は良く集中していたと思うし、その結束に超バフを掛けていたのは小野だろう。

後半55:30のシーン。広島が蹴り出したボールを遠藤が拾うと島田へ渡す。島田はプレッシャーによろめきながらも前に飛び出しているマイケルにボールを繋ぎ、最後は右サイドに流れた小野へ渡る。小野がダイレクトでクロスを上げるとキーパーは片手パンチングで弾きルーズボールとして高く舞い上がり落下地点にはマイケルが怒涛の攻め上がりでペナルティエリア内に突っ込んでくる。そのまま何か起きるかと思ったがキーパーが決死の弾き出して防ぎ新潟はコーナキックを得る。センターバックのマイケルさえも引くことなく真っ向から攻め続ける姿勢を見せてくれる俺たちの新潟が誇らしい。コーナーキックをゲットすれば人数の不利は関係ないのだがハセモトがニアに蹴ったボールは弾かれそのままカウンターを喰らってしまうが中野のシュートは枠を逸れる。その後も攻め続けてコーナーキックを得る新潟で今後は小野が中央で頭で合わせるものの枠の外。惜しい!

後半62:10、広島は中野に代わって新井が入ってくる。場内はブーイングの嵐。誰もが理解できる当たり前の光景。新井は大外の張り方とかゴール前に打ち込む斜めのパスとか鋭いクロスとかいちいち質が高くて腹が立つ。

新潟は64:45に3人交代を実行する。いつもの時間帯にいつものとおりにと言えばそれまでだが、この日の3人交代は雰囲気がちょっと違った。小野・孝司・ハセモトを下げてダニーロ・長倉・高木が入ることになるが、小野がバトンタッチの形でピッチ上の新潟メンバー全員に掛けていたバフをこれからピッチに入る3人に時間を掛けて引き継いでいる。孝司も強い口調のような雰囲気で全てを引き継いでいるように見えた。特に高木は簡易円陣のような形で小野と長倉の形に手を添えて全てを引き受けた覚悟の表情をしている。ダニーロは精神を集中しているのかオーラを抑えきれない静かさを醸し出している。全員が全員とタッチを交わしてバトンタッチを完了させ、最初にダニーロが祈りながらピッチに入り、続いて長倉、最後に高木と続いてピッチに入る。この時間帯で交代はもう使えない状況になり残り25分とアディショナルタイムはピッチ上の10人に全てを託された。あとは見守ることしかできないベンチワークとなる。

直後、中盤でボールを奪うとまずは長倉目掛けてボールを蹴り込むが長倉には収まらずにカウンターを浴びてしまう。が、カウンターで推進力が出ている満田の後ろから猛ダッシュで追いついて雪崩れ込みタックルでカウンターを潰す長倉。ファウルになったがフィジカルモンスターの長倉らしさが出たナイスプレイ。

後半67:00にはペナルティエリア内でボールを奪うと蹴り出さずにアイデンティティのままに繋いで前進する俺たちの新潟。10人なのになんで繋げるのかよくわからないし繋ぎ方にロジカルなものは何も見当たらないが気持ちと気持ちが繋がっているようにボールもなぜか繋がり続ける。繋がり続けてペナルティエリア手前まで運ぶものの最後は守備に絡め取られてしまう。絶対に諦めない俺たちの新潟が誇らしい。

後半68:20には前半に続き満田が強烈ミドルをブッパする。満田はミドルシュート撃ってる数がリーグナンバーワンなのだとか。そのミドルを小島が防いでコーナーキックとなるが完璧なまでのコーナーキックで荒木に打点高くヘディングでゴールを割られてしまう。失意のビッグスワン。これは辛い。

残り20分とアディショナルタイムを残して全てが終わったと誰もが思ったことだろう。それでもピッチ上の10人は諦めていなかった。ラインを高く設定して10人でも後ろから繋ぎ果敢にドリブル突破を試みる。ダニーロのクールな闘志が燃えたぎっている。後半73:35には押し込んで押し込んで今年はまだみていないような気がするゴール前のコンビネーション、星→ダニーロ→クロスからの最後は島田が股抜きシュートという流れるようなプレイを見せるもキーパー正面でキャッチされてしまう。惜しすぎる!ダニーロのスピードとクロスが鋭すぎる!

その後は後ろでボール回しをする広島に対して果敢にハントしにいく俺たちの新潟。ハント自体は成功しないが慌てさせることでマイボールにすることができれば素早く秋山にボールを預けてカウンターを発動させる。秋山のロブは本当に美しい。

広島はソティリウを下げてサイドアタッカーの志知を入れる。次から次へとめんどくさいやつらを投入してくるスキッベ監督。直後に加藤陸次樹にゴール正面からシュートを撃たれるが小島が防ぐ。その後も広島がずっとボールを握って新潟のゴールを破るための方法をあれやこれや試しながら、鼠に戯れる猫のように圧倒する。

試合も最終盤に差し掛かりなんとしてでもゴールを奪いたい新潟はボールを奪うために無理目のタックルが多くなりファウルでプレイが止まり時計の針が進んでしまう。全員が懸命にボールを追っていると広島にも疲労が出ているのかキックが雑になり新潟の足元にボールが転がってくる場面が少しずつだが増えてくる。広島としては前にいく必要はないはずなのだが志知を元気に走らせて追加点を狙ってくるし前線からのプレスでボールを奪いにくる。このあたり、冷静に判断すれば広島として不要な行動に見えるが、この試合のどうかしている熱量にあてられていたのかもしれない。ゴール前では守備をやるために下がってきている長倉が持ち前のフィジカルで広島に自由を与えないし、攻めればダニーロが力一杯クロス性のボールを蹴り込んだりする。アディショナルタイムに突入した90:35には広島の蹴ったボールが味方に当たって新潟の足元に転がり込んだりと、誰の目にも見えていなかった2分55秒後の世界は少しずつ扉を開けていたのかもしれない。

ボールを確保した新潟はマイケルにボールを戻すとマイケルはロングキックを蹴ると見せかけて高い位置から落ちてきた秋山に鋭い縦パスを付ける。秋山はサイドの星にボールを預けるがキックは新井のブロックにあたりスローインに。残り限られた回数の攻撃を大事に扱いたい新潟だが、ここで秋山がまさかのファウルスローでターンエンドとなってしまう。ため息をついているようにも見える秋山の表情が辛いが、その後はダニーロが肉弾戦でダメージを負いながらもマイボールにしてターンを元に戻す新潟。左サイドハーフウェイラインあたりから蹴るのは島田。新潟も広島もほぼ全員がゴール前に密集を作り、期待と緊張が最高潮に達した時間に島田が左足を振り抜くとボールは空高くペナルティエリアまで飛んでいくが荒木に弾かれてしまう。弾かれたとしてもセカンドボールは導かれるように高木の足元に転がり、サイド高い位置で待っていた藤原に預けると早いタイミングでクロスを蹴り込み長倉が頭で合わせるもののボールは無常にもバーの上を飛び越えていく。奥ではダニーロがボレーで合わせる動きを同時に行なっていた。

ゴールキックとなったボールを大迫が前線に蹴り込むとセカンドボールを満田が拾ってサイドの志知に展開するが絶対に諦めない藤原が喰らい付いて自由を与えない。その後のセカンドボールも広島が拾って縦に走るマルコスジュニオールへ鋭い縦パスを通そうとするが高木が華麗にインターセプトする。それでもボールはタッチラインの外へ転がり広島のターンは終わらない。

広島は新潟陣内深くにスローインを投げるとコーナーフラッグへ向かおうとするが遠藤がそれを許さず新潟ボールのスローインをもぎ取る。この時の遠藤は自分がどれだけ大きな仕事をしたのか全く認識していないだろが、遠藤がもぎ取ったスローインが全ての未来に繋がっているということはこの時の遠藤自身に伝えてあげたい。

藤原投げたスローインは広島に弾かれるが、落ち着かないセカンドボールを遠藤が前に弾くとレシーバーとして絶妙のポジションにいたのは長倉。ボールをキープしながらターンすると後ろから闘志を燃やしてトップスピードで駆け上がってくるのはダニーロ・ゴメス。長倉からボールを託されたダニーロはスピードに乗ったままドリブルし、危険を察知した志知の後ろからのタックルに倒れることなくゴールへ向かって走り抜ける。転んで呆然とする志知。ダニーロは俺が決める!というギラギラしたオーラを放ちながらペナルティエリア角へ侵入してそのままシュートを撃つかと思ったが縦に切り替え、振り抜いた右足は鋭くゴール前に直線を描きキーパーの目の前をすり抜ける。しかしながらその先にいたのは白い壁の塩谷であり、塩谷は歴戦で何度も同じ場面に遭遇したことがあるのだろう。蹴り出せば終わりと言わんばかりに高く弾いたボールはペナルティエリアの手前中央に落下する。誰もが終わったと思ったその瞬間、後ろからトップスピードでオレンジブルーの33番の影が飛び込んで来る。白鳥の王がビッグスワンで大きく羽ばたき、ビッグスワンを埋める25,000の白鳥達も舞い上がった。

アルビレックス新潟というクラブに関わるすべてを愛さずにはいられない。

「これでわかった!サッカーのしくみ」をコンセプトにアルビレックス新潟の試合雑感を中心に書いています。