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エフェクチュエーション-友安啓則さんの講演を聞いて #21

エフェクチュエーション!\(^o^)/

私が子連れMBAの赤坂美保さんから教えていただいてめちゃめちゃ勇気と元気をもらい、人生観まで変えた考え方。

今は美保さんと一緒にエフェクチュエーションの布教活動?を行っています。\(//∇//)\

引き続き告知です。3月30日土曜日は京都でリアルイベントを開催します❣️


エフェクチュエーションとは

なに?経営学?MBA?めっちゃ難しそうやん?
と思われそうですが、簡単に言うと、偶然を味方にするということ。

エフェクチュレーションとは、言ってみればPDCAが大切である!、とは逆の考え方で、
行き当たりばったり、が嫌いな役所や金融機関にとってはあまり歓迎されない考え方かもしれません(^_^;)

でも、これだけ世の中が不透明でVUCAと言われている時代にヤレ計画がどうだの、モニタリングがどうの、と言われているのに、一石を投じる考え方だと思います。

子連れMBAで同じゼミの友人のゆうこさんがまとめてくれているのでご紹介します。

友安啓則さん、最高!!

そして昨日、大阪府八尾市のアトツギの神様のような方、
友安製作所の代表 友安啓則さんの講演を聞いて何回も泣きそうになりながら、めちゃくちゃ感激していたんですが、そこでも「エフェクチュエーション」という言葉が出てきてびっくり!!

アトツギや経営者としての経験を赤裸々に語っていただいただけでなく、生きることの本質が詰まったお話しでした。

月収60万から手取り12万、、から今は年商30億のまちづくりまで手がける社長さん。
でもその過程には50%近い離職率(今は1%)やナンバーツーとの対立、ヒリヒリするようなストーリーが満載。(><)

すべては「人」にあるんだなあ、だけど一番変わられたのは、ご自身だったんですね。

友安さんのオトコマエで愛に溢れた人間性に私も一気にファンになりました。

友安啓則さんのプロフィールは以下をご参照下さい。

生きるを遊ぶ、がミッション

生きる遊ぶ、が友安製作所さんのミッションとか。

エフェクチュエーションのわかりやすい例え

さてエフェクチュエーションの話に戻りましょう。

友安啓則さんはエフェクチュエーションを知らない人にもめちゃくちゃわかりやすく、カレーを作ることを例にされていました。

さあ今日はカレーにするから、肉を買って、野菜を買って、、でなく、冷蔵庫にたまたまにんじんと玉ねぎと肉があったから、カレーを作ろう、というものです。

ないもの探しでなく、あるもの探し

エフェクチュエーションはないもの探し、でなく手元にあるもので、さあ何しようか、と動いてみること。

果報は寝て待て、でなく、まずは手元にある資源を活かしてまずは動いてみる。私の最近の合言葉、TY=とりあえずやってみる、ですね。

そこからどんなことができるのかどんな反応があるのかは予測不可能だけれど、まずは行動してから面白がって待てば思わぬ結果につながるかもしれない。

エフェクチュエーションってあるもの探し、それって「禅」の考えに似てるよね?
、と気づいたのは子連れMBAのゆうこさんと私。だからスティーブ・ジョブズも「禅」にハマったのかな?

気鋭の僧侶、両足院の伊藤東凌さんの本をゆうこさんと偶然、同時期に読んで話していました。

欠けているものを指摘するだけはただのバカ

ランドルト環

これは以前にも私がnoteで紹介した澤円さんの視力検査のランドルト環を例にしたネタ元。

欠けているところばかりの私はいたく感動してしまいました。
大好きすぎて、下記にもう一度引用します。

自分でも他人でも自社でもビジネスモデルでも「欠けている」ところに気づくのは馬鹿でもできる。

大切なのは欠けていることを前提として全体をどうデザインしていくかなのだと思います。

みなさんは「ランドルト環」というものを知っていますか?視力検査でよく用いられるあの欠けた輪のことです。
これを見ていただくと当たり前ですが、欠けている部分はすぐわかります。

(中略)
何が言いたいかと言うと「人の欠点はバカでもわかる」ということです。

欠けている部分を指摘するのは、おおよそ誰にもできます。見ればわかるものを大きな声で言っているだけだと言うことです。

澤円「メタ思考」

グラデーション理論

友安さんのオリジナルの理論で面白いなと思ったのがグラデーション理論
これも澤円さんのランドルト環の話に通じるものがあります。

ヒューマンリソースHPより

よく人材の262の法則ってありますよね。 

通常であれば、頂点の2にどうやって引き上げて行こうかと言うことを経営者は考えるわけです。

でも友安さんの考え方は262をグラデーションのようにごちゃまぜにして、みんな仲良くなって、組織を盛り上げていこうと言うものです。

先に言った視力検査のランドルト環のように人の欠けているところを指摘して底上げしようとし、お互いにストレスをためるよりも、よほど健全な気がします。

裸踊りとリーダーシップ

しかしながら、生きるを遊ぶ、にしようぜ!、グラデーションでごちゃまぜにして仲良くなろうぜ、と「命令」しても、誰も聞かないと思います。f^_^;

そこで友安さんはTEDのデレクシヴァーズの伝説の動画の裸踊りを例にされてました。

動画を見ると誰に指示や命令されたわけでもなく、ムーブメントが自己組織化していくのがわかると思います。

1人の変な裸踊りからムーブメントが起き大衆化していくプロセスにおいて、1人の裸踊りはアート思考の孤独なバカです。
そこから1人のフォローがバカをカリスマに変えていきます。そして、誰もが嘲笑したバカダンスはみんなのダンスになっていくのです。ここにイノベーションが生まれるわけです。

アート思考を組織に実装するにはどうしたらいいか?より

まとめ

今の時代は正論を振りかざしたところで、その正論が一瞬にして時代の常識ではなくなってしまう時代。

エフェクチュエーション的発想で企業も社会も元気に。3月30日のイベント、お待ちしております
😆


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