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2024/04/20[土曜版]新聞書評を読んで読書の幅を広げよう。朝/毎/日経/東京各紙の書評欄は宝の山

Clubhouseに於いて、新聞書評欄の本の紹介の開催のお知らせです。
下のリンクよりタイミングの合う方はご参加ください。
チャット、または直接スピーカーになっての参加も大歓迎です。
2024/04/20 20時スタート ※約90分間・録音ナシ

「❤️スキ・いいね」ありがとうございます!励みになります。Clubhouseに於いて新聞書評欄の本の紹介を、ほぼ毎週土曜日に音声ライブ配信。本の選者と私(ほぼツッコミ役)の2人でこつこつ開催しています。

こんばんは、今日は次の本を紹介したいと思います
本日の書評リストです。
2024年4月20日掲載 新聞書評

●朝日(4/20)
嫉妬論 民主社会に渦巻く情念を解剖する」山本圭著 光文社新書 946円 2024年2月15日
定食屋『雑』」原田ひ香著 双葉社 1760円 2024年3月21日

●毎日(4/20)
本屋のない人生なんて」三宅玲子著 光文社 2090円 2024年3月21日
詳解『源氏物語』文物図典 有職故実で見る王朝の世界」八條忠基著 平凡社 5280円 2024年1月

●日経(4/20)
うつ病 隠された真実」ヨハン・ハリ著 山本規雄訳 作品社 3520円 2024年1月
闇の中をどこまで高く」セコイア・ナガマツ著 金子浩訳 東京創元社 3080円 2024年3月8日
いのちの選別はどうして起こるのか」トーマス・フィッシャー著 宮崎真紀訳 亜紀書房 3080円 2024年1月25日
「『まちライブラリー』の研究」磯井純充(いそいよしみつ)著 みすず書房 2860円 2024年2月1日
歌舞伎音楽事始」土田牧子著 NHK出版 2970円 2024年2月26日

●東京(4/20)
貨物列車で行こう!」長田昭二著 文藝春秋 1980円 2024年4月9日
「あしたのお嬢 あしたのジョー聖地巡り」漫画・山田一喜(やまだひとつき)、講談社編 講談社 1980円 2023年12月5日

●読売(4/14)
夜行列車盛衰史 ブルートレインから歴史を彩った名列車まで」松本典久著 平凡社新書 1100円 2023年12月
テックラッシュ戦記」渡辺弘美著 中央公論新社 1980円 2024年1月10日
61歳で大学教授やめて、北海道で『へき地のお医者さん』はじめました 香山リカ著 集英社クリエイティブ 1760円 2024年2月26日

●産経(4/14)
太陽帆船」中村森著 KADOKAWA 1870円 2024年3月14日
日本ワイン産業紀行」叶芳和著 藤原書店 2970円 2024年3月


その他・追加情報など(※トーク中随時更新)
■人種差別と医療格差
ドラマでもコロナ禍での人種問題が取り上げられていました。

■あなたの地域のまちライブラリーはここから検索できます。

瀬尾まいこ作品3冊紹介させてください!


■1冊目・映画化された「夜明けのすべて」
現在のひとりのひとりが抱える社会生活の過ごしにくさを
小さな会社のコミュニティで起きる大きな変化。
こういうの当たり前になれ。

■2冊目・あの時のあれってどうなったんだっけ?
コロナ禍大人も大変だったけれど、子供や進路に悩む学生も大変だった。
この小説を読んで、身近な半径数十メートルの人たちのコロナ禍の暮らしを想像させてくれた。もしかしたらこんなことがあったのかも、想像することで人て優しくなれるんじゃないだろうか。
推理でもミステリーでもなく、日常の何気ない風景を描いているのだけれど構成がめちゃくちゃ上手い。

■3冊目・当事者でしか描けない視点をなぜ書けるのだろう。
瀬尾まいこさんの観察力とそれを文章化するすごさを感じた作品
「夏の体温」※短編集

◼️耳読書の醍醐味
Audibleの良さを実感。
その土地のイントネーションが聞けて、物語に没入しやすい。自分で読むだけでは体感することのできない登場人物に「なりきる」がある。
こちらナレーターは渡辺えりさん。

https://youtu.be/hDRReVYSFYo?si=QvF_A7qSkWf8v2b9

■日経webから 

■800年前今発見
https://www.yomiuri.co.jp/culture/dentou/20240418-OYT1T50162/

■口語体文学のはじまり?

■データサイエンスから多様性を捉える。多様性を数値化することで何が見えてくるのか既に市場で利用されているのか気になったタイトルです。
→ビジネスでは「多様性を制するものはすべてを制する」といっても過言ではありません。

■澁澤龍彦原作の漫画
近藤ようこさんがどこまで澁澤龍彦の原作を表現するのか
漫画とはこういうものだという思い込みが吹き飛びます。

・終わったあとの私的雑感
先に紹介した漫画、近藤ようこさんの作品に
薬子(くすこ)という人物が出てくるのですよ。
ど な た?
歴史好きさんなら馴染みな人物でしょうか。
私はなんと、はじめましての人物に出会ったのです。
これまた何で登場するかといえば「薬子の変」ですよ。
めちゃくちゃ気になるじゃないですか。
変!絶対何かあったに違いない(だから漫画に登場してるんだよ。と心のツッコミ)
澁澤龍彦のセンスよ。

そうしたら、図書館で借りたNHK大河「光る君へ」の時代考証をしている
倉本一宏さん
の著書「敗者たちの平安王朝 皇位継承の闇」 
平城天皇と薬子の変が取り上げれていたのです。
読むしかないやん。
積読回避!

おしまい。


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