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育児と仕事とわたし

Phyty  hitomiです。  
このnoteはメイクアップアーティストが美食住の情報を発信し、体の外から・中から綺麗をアプローチするお手伝いをしています。
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美容関連の記事が続いていましたが、今回は妊娠・出産・育児を経て仕事について思う事を書いていこうと思います。
同じ様な経験で共感して下さる方、そうではなかったからよくわからない方、多々のご意見があるとも思いますが、書き出す事で自分の脳内と気持ちを整頓したいと思っています。
お付き合い頂けたら嬉しいです。


来月1歳になる第一子の息子。
可愛いです。
意志が強めで、現時点では若干お調子者です。
はじめての育児はこんなものでいいのか?と手探りでやっています。
大変な事も多いですが、日々の成長は嬉しいし、何より楽しいです。

産前の私と仕事

妊娠期間は初期のつわりも比較的軽度だったと思いますし、とその後の健康状態も良好な妊婦でした。

私は以前よりフリーランスという働き方だった為、体調が相当に悪い時や万が一妊娠経過が思わしくなくて動けなくなってしまう時、誰かに担当を代わって頂く事も、仕事をキャンセルする事も基本的には出来ません。
はじめての妊娠、体調の変化がどれ程なものかが全く想像つかなかったので、長時間の現場、遠方の出張など不安に思うものは念の為で控えていました。

仕事量をセーブしつつ、体調や大きなトラブルもなく、臨月に。
出産は25時間を超える長期戦でしたが、産後は分娩台から自分で起き上がれる程で、助産師さんに驚かれる程ずーっと健康でした。

産後の私と仕事

産後は大変だろうなぁ、、となんとなく思ってはいましたが、想像通り大変でした。
まず、寝れない事が辛い。
早朝の仕事の時も睡眠時間をある程度必ず確保していた私にとっては、寝れないという事がシンプルに辛かったです。

寝てても気が休まらない、慣れない授乳、泣き止まない謎。
色々ありました。

今も3時間以上は継続して寝れないけれど、産後すぐの時に比べれば母も子も成長したので、以前に比べれば気を張らずに純粋に楽しめています。

それより私的には何が一番辛かったというと、休職している事とキャリアの不安でした。

フリーランスの仕事は補償されていない。
産後すぐ時間が作れずに私が断った仕事は他の誰かが受けていると思うとやっぱり羨ましくなるし、
仲間が色々な活躍をしていると今までだったら良い意味でライバル意識を持てたり、応援出来ていたのに、今は純粋に焦るし見たい様な見たくない様なネガティブな気持ちになる。
育児が落ち着いて復帰したとしても、休んでいた期間に一生懸命活動していた方達の方に仕事の話は来るだろう。とぐるぐる良くない考えに襲われる。

ヘアメイクの仕事をしている自分の事は結構好きだったからこそ、一日中家で言葉の通じない息子のおむつを変えて、授乳をして、あやして寝かせて、という日々は仕事仲間のキラキラ頑張っている背中を見ながら足踏みをしている気になりました。

仕事は、目に見えて結果や成果がある。
育児は、子供が健康に過ごし成長しているという事実の裏側にその仕事があるから努力したという成果が見えづらい。
、と思いました。

睡眠を削って夜間の夜泣きに授乳に一人で対応してても、まだふらふらのつかまり立ちで怪我しないように並走しても、全然寝てくれない日は自分の仕事の事務作業や一息つく時間もなかったりする。
家の中で繰り広げられる母子の日常は誰も見ていないからわからない。
捉える人によっては、これは私の考えの甘さで、当たり前の親の義務なのだと片付く話かもしれない。

子育てが嫌な訳では全くない。むしろ面白い日々だし、息子の事は心から大切に思っている。
ただ、ヘアメイクという大好きな仕事をし続けていた私には、何も生み出せなかった一日だと思ってしまったり、ふとした時にその仕事に戻れないのではないかという大きな不安に襲われる日もあります。
産後のホルモンの影響も相まって、かなり長い時間悩み込みました。

幸いな事に、産後も私の事を忘れずに仕事に誘って下さる仲間や会社があって、今までもでしたが一層の感謝を感じる事が出来ました。
もっと丁寧に、親切に、仕事の姿勢と成果で恩をお返し出来たらと思っています。

フリーランスで働く私みたいなケースとは別に企業に勤める女性の方もニュアンスは違えどそのような事もあるのではないでしょうか。


これからの私と仕事

このモヤモヤはまだ解決してはないし、ふとした時に不安もよぎります。
なので数ヶ月単位の近い未来の事を考えるより、将来的にどんな仕事をしていたいのか。という事を大切にする事にしました。

産前の仕事内容や仕事の仕方に戻りたいなら、よく悩んで解決する必要はあると思うのですが、元々その様に考えていなかったので、仕事の仕方を改める期間としました。
現状すぐに産前の仕事内容の依頼が前の様に戻らなくても、働き方改革中としながら準備、学びの時間に充てる事が将来的に大切になるのではないかと思っています。


・母親である事と美容の仕事を出来る限り良いバランスで両立がしたい。
・ブライダルを中心に行なっているヘアメイクで、ずっと花嫁様を担当したい訳ではなく、年代様々に多くの方の美容を支えていきたい。
・メイクを施す事より、メイクをする本体の心身の美容を提供したい。

この3つが産前から将来的な働き方で大切にしたいとずっと思っていた事なので、以前の働き方に戻る為足掻くのではなく、新しく踏み出そうと納得させて、前向きに行動し始めています。

不安も多くあるし、仕事したい!って思う日もあれば、我が子の成長を近くで見ていられる贅沢な環境に幸せを感じたり、気持ちの変動が忙しいです。
でもまぁ、幸せなことだ。
やりたい事もあって、なりたい自分の想像もついているので、あとは出来る速さで行動をしていくだけです。
速度に関しては、第一優先はもちろん我が子で。
なので、産前に比べると亀さんのペースに感じますが、ゆっくり、噛み締めて育児と仕事を両立していこうと思います。

書き留めることで、振り返れる様にしました。
最後までお読み頂きありがとうございました。

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