見出し画像

kintone SIGNPOSTとワークショップ

先週「kintone SIGNPOST実践研究会 vol.1」に参加しました!
楽しくて面白くて刺激的だったので、久しぶりにnoteを書いて振り返ってみたいと思います。

参加のきっかけ

私は株式会社MOVEDに所属して、kintoneなどのサイボウズ製品の導入支援や、伴走支援をしています。
kintoneは会社の業務に合わせて柔軟にアプリを構築できる反面、現場の要望に合わせてアプリを増やしたり改修していくと、結果的に現場で使われなくなってしまったり、保守が難しくなるといった問題が後々出てくることも。
じっくり検討して構築したはずなのにナゼ!?と感じたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。もちろん私もあります。

そこで道しるべとなるのがkintone SIGNPOST。私も伴走支援をする中で参考にしたり、悩んだ時の拠り所にしています。

「kintone SIGNPOST(キントーンサインポスト)」は「kintoneで継続的な業務改善をするための道しるべ」として、kintone経験者の考え方やコツを体系的・網羅的にまとめたコンテンツです。

サイボウズ kintone SIGNPOSTより

この道しるべをもっと現場に落とし込むためにはどんな方法があるんだろうと普段から思っていた中、発起人の矢内さんのツイートを発見してしまったのです。

開催地が郡山で住まいに近いこともあり、即決で参加を申し込みました。

迎えた当日。
ワークショップを創る、といっても私にそんな経験はありません。
でも矢内さんが、最初に大事なことを教えてくれました。

研修じゃないよ、なにかワークショップをつくるよ!

ワークショップ開発も大事だけれど、途中のプロセスや発見を楽しむ!

どうなるか全くわからないけど、とにかくこの場を楽しもう!と気持ちを切り替え、1日がスタートしました。

初日ということもあり、発起人の矢内さん、倉本さんがそれぞれワークショップとお題を用意してくださり、参加者全員で体験し意見交換していきます。

まずはkintone SIGNPOSTのカードを使って、数あるカードの中から、自分が好き・気になるカードをピックアップして、エピソードを話し共有していきます。kintoneの概念理解のカードを選んだ人が多かったように思います。

私が選んだのは「1-08 現場とIT部門のチーム」

TOC ダイスゲームで生産シミュレーション

次に、TOCのダイスゲームを始めて体験しました。
5つの工程を持っている工場を運営し、各工程でサイコロを振って、生産のシミュレーションをする、というもの。でき上がった製品は顧客の需要数に合わせて、毎日出荷して目標とする出荷数を達成する事です。

仕入、製造、出荷といった一連の工程を盤上で再現していきます。
最初に何個仕入れるか、次の工程に何個流すかはサイコロを振ることで決まります。
4週間回して、最終的に何個出荷できたのか。計画は達成できたのか!?

工程が可視化されているので、どこにボトルネックがあるのか一目瞭然なのですが、これが普段の業務だと考えると、どこにボトルネックがあり改善すべき業務があるのかなんて、なかなか見えないことの方が多いですよね。
まさに”体感”するワークショップでした。

LEGOブロックを使ったワークショップ

午後は、倉林さんのターン。なんとLEGOブロックを使ったワークショップだそうです。こちらも初体験。
kintone とLEGOブロック!?
いったいどんなことになるのやら、想像もつきません。

最初のお題は肩慣らし。
LEGOブロックを使って一番高いタワーをつくる!

高いタワーというお題でできた作品。全然高くないw

よくわからないまま手を動かしていきます。
高いタワーを創るというお題でしたが、なんとなく螺旋状に作りたくて、参加者の中で一番低いタワーができてしまいましたw

出来上がった作品を使って自己紹介するのですが、「割とマイペースで、頑固なところがある」という感じで自己紹介をしました。
思い返すと、無理やり意味づけしたようで、確かに自分自身を捉えていた気がします。なんだか面白いぞ。。。!

次のお題「スムーズにいくkintone構築プロジェクトに大切なこと」

をテーマに、また作品を作っていきます。
時間制限があるので、イメージがつかないままでもとにかく手を動かす。
他の人はどんな物を作っているのかな、なんてチラ見する余裕もありません。

ようやく完成!!!

これは何を表しているのか?

お題から浮かんだキーワードが「人」「目的」「伴走者」だったので、それをLEGOで表現。

大変なのはここから。出来上がった作品を説明して、他の参加者から質問を受けます。

・ここのブロックはなぜ青なの?
・このテーブルはなぜ回転するの?
・この人の前にブロックがあるのはナゼ?
・左手に旗を持っているのはナゼ?なんで右手じゃないの?

思ってもみない質問が飛んできますw 
ここで「なんとなく」と言うのはNG!というルールがあるので、どうにか意味づけをして、言語化しなくてはなりません。

汗をかきながらも言葉を捻り出すと、無意識に考えていたことや、心の中にしまっていた思いが引き出されていきます。なんとも不思議な感覚。

自分が質問をする番になるとまた面白い。
同じようにとんでもない質問を投げかけると、「なるほどー!確かに!!」と納得するような答えが返ってきます。

サインペンにも意味があるのです。
左手に旗を持っているのは、大谷翔平が左打ちだから!?
頭の上にお花と旗が載っているのも、ちゃんと意味があるんです。

LEGOで作ったプロトタイプを通してコミュニケーションすることで
・思考を言語化できる
・参加者全員が平等に、自由に発言できる
・話し下手でも楽しく参加できそう
・固定観念や先入観にとらわれずフラットに考えながらアイディアが出そう
そんなことを感じました。

kintone SIGNPOST実践研究会 vol.1については、倉林さんもnoteにまとめてくださったので、こちらもぜひご覧くださいー!

懇親会も楽しかった!

ちょうど郡山ではビール祭りが開催されていて、懇親会会場へ移動する前にビールでカンパイ!
こんなお楽しみがあるのも、リアル開催の良さですねぇ。

暑い中頑張ったあとのビールは最高に美味しい!!!

次回 vol.2は8/19

このワクワクを胸に、いろんなアイディアを妄想しながら次回Vol2の開催を楽しみに待ちたいと思います。

ちなみに、前日の8/18はカイゼンマネジメントエキスパート試験を受験するので、kintone SIGNPOSTをもっと読み込んで深掘りせねば!!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?