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和の結婚式 間違えないようにするにはどこを見る?

日本の作法、しきたりは難しい?

日本だけ難しいか?
結婚式でいうのなら、勿論海外の式だってルールがある
結婚式を宗教行事と捉えている国や人が多いと思えば解る
だって
そこに「私たちらしい挙式」とか「〇〇さんは呼ばないけど、〇さんは呼びたい」なんて個人的感情で判断されることもないだろう
宗教行事えあれば、間違えなく方法や列席者も決められているはず
どんなに面倒だと思うようなことも繰り返し行うこともあるはず
日本ばかりではなく、海外のほうが自由度は少ないかもしれない

日本の結婚式1

日本ならではの結婚式で思い出すのは2つある
一つは
「神前式結婚式」神社や神社の神職の方にお越しいただき
「日本の神様」の前で誓う結婚式
明治期から始まった。後の大正天皇と九条節子様の式が宮中賢所で行われたことがきっかけになり、(明治33年)と言われているけれど、
先日元掌典長の方に賢所で現在も行われている婚儀は神前式挙式とまるで同じではなく三々九度もなかった。

現在も神社で結婚式を行う内容は全ての神社が同じではなく
神社オリジナルもあるし、「誓いの言葉」などは要望も聞いてくれるところも多い
神社の場合は、解らないことは神職の方に伺えばよいし、プランナーと呼ばれている方も巫女さんだった場合もあるので比較的作法などのことは心配ないし縁起の悪いことがあれば教えてくれる


日本の結婚式2

もひとつ代表的なのは「祝言」と呼ばれる式
イメージはお家の広間で皆正座して座って行う
(でも現代は正座でなくて可、茶事立礼同様)
歴史モノのテレビや映画で観たことがあるものだ
この方式の歴史は長く
平安時代にも室町時代にも異なる方法であっても見られる
平安期は最近ドラマで注目されているけれど
なかなかその場面が出てこなくて残念だね、
余談だけど
テレビに出てくるものがすべて正解とは限らない
番組監修をしていると、これはこの時代ないな。。
これとこれは似ているけれど違う飾りだな、と伝えても
そんな細かいことまでは無理だったり
見栄え重視になることも多いので信じきって観ないでほしい~
それで、祝言だけど。。。
これは時代・身分・地域により異なる
だからこれが正解!!は自分の住んでいる地域、時代、立場で変わる
宗教性はなくとも「信仰」はある
だから神様が降臨するとか
身を清めるとか
軸を飾る(天照大神や伊邪那岐伊邪那美)も見受けられる

和の常識はそれでいい?

今はsnsや検索で皆さん情報を得ているけど
こと、和のことに関してそれが本当に正しいのか?
実は知らずにやって縁起が悪いこともあるんじゃないか?
と思わずに
出ていれば 「そうなんだ~」ってやっちゃうじゃない?
私も昔はそういうところもあったけど、再度、芸術大や大学院で婚礼を学修し、研究者として婚礼を見るようになって違うなあ?変なだな?なんでそんなことを書いているんだろう?と思うことがほ~んとに多かった
調べてみると一言一句違うことがない文面も多く
これはみんなコピペだな、
一次資料は解らないな

最低限見ているところ

そのサイトが載せている写真を見てこんな写真がある時は
そこを信じない
*新郎新婦の写真で末広、白扇を広げている
*風呂敷などの写真で結び方が間違えている
*両家に挨拶に行く、結納前に風呂敷を結んでいる
*ドライフラワーを使用している
*作法や歴史に誤りがある(出典がない)
*挙式より披露宴をメインに売ろうとしている
まだあるけれどどれも本来の意味よりも見栄えやお金儲けを大事にしているところだと感じるので本来の意味を大事にしていないなら信用できないと思い参考にはしないです。そうすると殆どがないんだけど

まとめ

和のことについては難しいんじゃなくて
本質を知ってアウトプットしているところが少ないので
難しいね
縁起が悪いこと
常識外のこと
見栄えばかり
お金儲けばかり
考えていないで、新郎新婦の人生唯一の結婚式が最高で最上級の式にできる知識が必要だよね、それが結婚式に関わるプロじゃんね、


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