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マーケティングの視点から考える、自分の価値とは?〜MARPS「社会から求められるマーケターになろう」

こんにちは。2024年1月からリニューアルしたマーケティング講座「MARPS(マープス)」に参加したイベントレポです。

「マーケターのように生きろ」という本を書かれた、井上大輔さんをゲストにお迎えした回です。


マーケティングの考え方はキャリアを考える際にも役立つ

井上さんが提唱する価値を届ける際の考え方

  1. 市場の定義(価値を届けたい相手は誰か。)

  2. 価値の定義(相手の求める幸せはないか。自分が提供できることは何か。)

  3. 価値の創造(その価値をどのように商品やサービスにするか。)

  4. 価値の伝達(その価値を相手にどうやって届けるか。)

広告を出稿すれば売れる時代ではなくなった昨今において、自社の製品の価値は何で、その価値をどのように届けるかきちんと分析をして実行していくことがマーケティングにおいて求められるようになりました。

この「(商品やサービスの)価値」を、「自分の価値」と置き換えるとキャリアの考え方に応用できます。自分がどのような価値があるのか?どこで闘っていくのか?を考えていくのです。

ただし、(私自身もやりがちですが)キャリアを考えるうえで"自分の価値を上げたい"と考えがちですが、価値があるか否かを判断するのは自分ではなく相手なんですよね。例えば会社(上司)は何を評価しているのか?を考えることから始めてみると考えやすいかなと思いました。

PIEの法則

自分がどこで闘っていくか?を考えた後、自分をアピールしていかないと始まりません。ここで知っていると効果的なのがPIEの法則です。(引用元:「3 Keys to Career Success: The Pieces of PIE」

  • Performance: this is about the day-to-day work you’re tasked with and the quality of the results you deliver.

  • Image: this is what other people think of you. Your personal brand. Do you maintain a positive attitude? Do you lead with solutions to issues, or are you the person that solely offers roadblocks when others suggest changes or alternatives?

  • Exposure: Who knows about you and what you do? Does your boss know what you do? Does their boss know you and what you do? Do others inside and outside your organization know anything about you?

▼日本語訳(note AI機能を活用)

  • パフォーマンス:これは日々の仕事と、あなたが担当する品質のことです。

  • イメージ:これは他の人があなたについて考えることです。個人ブランドです。あなたは前向きな態度を保っていますか?問題に対して解決策を提案するリーダーですか、それとも他の人が変更や代替案を提案する際に完全に道を塞ぐ人ですか?

  • 露出度:あなたとあなたのやることを誰が知っていますか?上司はあなたが何をしているか知っていますか?上司の上司はあなたとあなたのやることを知っていますか?他の部署や組織外の人々はあなたについて何かを知っていますか?

MARPSのイベントでは、1割がパフォーマンス(実力)、2割がイメージ(印象)、その他7割が露出度(アピール)で結論づけられていました。
どんなに実力があったとしても、アピールなしでは宝の持ち腐れですし、第一印象が悪ければそれも台無しです。

露出度(アピール)を高めるために、何をしたらいいの?と疑問に思う方は、まずは会社での会議で発言をしてみる、セミナーで質問をしてみるなど、ほかの人がやらないようなことを少し実践してみることから始めてみましょう。

参考資料

・マーケターのように生きろ

・PIEの法則


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