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#32婦人科検診~がんサバイバーさんの運動指導をしている私が乳がんに~

半年ぶりの婦人科検診

今日は、半年ぶりの婦人科検診でした。
というのも、乳がん手術前のCTを撮った際「お腹に大きな腫瘍が映っている」とのことで、婦人科の診察を勧められたのがきっかけで乳がんの手術をした総合病院で検診を受けることになりました。
※詳しくは ➡ #7治療方針が決まる

ちなみに「大きな腫瘍」とは、子宮筋腫。
9年前に大きくなった子宮筋腫を手術で取ったのに、9年間でまた10㎝程度の大きさまでぬくぬくと育っていたようです。

そんなに成長するとは…

結局、「閉経すれば徐々に小さくなるでしょう」とのことで、手術をせずこのまま経過観察となっていました。

あれから、約半年。
今は、乳がんの治療のため「タモキシフェン」を飲んでいてエストロゲン(女性ホルモン)の働きを抑えているので、ある意味閉経状態。

ということは、子宮筋腫は小さくなったのかなぁと思いながら、内診を受けました

「筋腫はひとまわりくらい小さくなってますね。なので悪いものではなさそうですね」と先生

よかった。

タモキシフェンの影響

「ただ、乳がんの術後飲んでいる『タモキシフェン』を長期間服用すると、子宮体がんのリスクを高めてしまうといわれています。また内膜にポリープができることがあります。その場合、通常経過観察のことが多いのですが、子宮体がんのリスクも考えて経過観察ではなく取ったほうが良いと判断することもありますので、まずは定期的に診察を続けましょう」とのこと

タモキシフェンの長期服用(2年以上)により子宮体がん、子宮内膜症の発生が増す可能性があることが指摘されています。海外での報告では、50歳以上の患者さんで2年以上の長期のタモキシフェン服用により子宮体がんになる可能性が2から4倍に増え (10年間で、もともと1,000人に2人くらいが子宮体がんになる可能性が1,000人に6人へ増える)、より長期に内服したほうがそのリスクは増えるといわれています。
不正出血などの異常な婦人科系症状が見られた場合には、医師・薬剤師・看護師までご相談ください。また、定期的に婦人科検診を受けるようにしましょう。

国立がん研究センターhttps://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/pharmacy/010/pamph/breast_cancer/100/index.html

「不正出血があったら、すぐに相談してください」とも言われました

乳がんの方は経過良好だったので、あとは5年間薬を飲むだけ~なんて軽く思っていたけれど、気にしないといけないこともあるのね~。

もちろん乳がんだって「10年先・20年先に再発する可能性はある」と主治医にも言われているので、これから先はいろいろと気をつけながら過ごさないといけないんだなぁって改めて思いました

5年間飲むタモキシフェン


「次回は、子宮頸がん・子宮体がんの検査をしましょう」とのことで半年後の予約を入れてきました。

婦人科検診は正直苦手だけど・・・これからの自分のためにちゃんと検査してもらわないと、ですね!


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