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【経営×思考】目標は高ければ高い方がいい理由

VISION合同会社 植田仁です。

仕事に限らず、人生においても、何かにチャレンジするときは、目標を決めてスタートされることが多いと思います。

目標設定において、これが唯一正しいというものはないように思います。
ダイエット方法やトレーニング方法くらい細かいアプローチでいくと沢山あるような気がします。

その中で言えることは目標は高い方がいいと私は思っています。

フルマラソン完走

私は2007年に開催された第1回東京マラソンに出場しました。
当選倍率は約3倍でした(申し込み数約7.7万内当選2.6万)。
2020年大会だと当選倍率は約9倍だったので、今は当選するのも一苦労の大会。
つくづくラッキーだなと感じます。

30キロ付近までは歩くこともなくそれなりに快調に走れていたのですが、さすがに30-35キロ付近は本当にもうこれ以上走りたくない、歩くのもしんどい、立ち止まりたいという気持ちがずっと頭を駆け巡り、体も疲労のピークをこえて、疲れ果てている状態でした。

フルマラソンはとてもいい経験になりました。
何事もまずやってみることは大事だと思うからです。
ただ、もう一回やりたいか?といわれると躊躇してしまいますが笑 
とはいえ一回経験があるかないかは大違いです。

父とハーフマラソン出場

私の父は若いときフルマラソンを10回以上走っていました。その父の影響もあってフルマラソンに私もチャレンジしたといえます。
そして東京マラソンの後、父親と一緒にハーフマラソンにチャレンジすることがありました。

フルマラソンはさすがにきついからハーフマラソンにしよっかというような軽いノリでした。

なんてったってフルマラソンのキャリアがある自分。
30キロ付近まで快調に走ってた自分だったので、ハーフマラソンなんて楽勝だろうと鷹を括っていました。

大会当日、衝撃的だったのは、フルマラソンのときの30-35キロ付近のような疲労困憊ともいえる状態に15-20キロ付近で襲われました。
なんとか残り1キロちょっとだと歯を食いしばってゴールはしましたが、フルマラソンのときには全然楽勝だった15-20キロでなぜこんな気持ちを味わったのか不思議でなりませんでした。

心と体のメカニズム

あるとき、上記のようなことが起こるのはなぜなのか?を解決するきっかけをいただきました。

人の体っていうのは、
フルマラソンを走ると決めると、心も体もそれにセットアップされる。
ハーフマラソンを走ると決めると、その実現のために心も体もセットアップされるんだと。
ってことはウルトラマラソンを走ると決めるとフルマラソンの距離は通過点になるんだと思います。

要は、人は目標としたものに沿ってそれに一致した行動していくことになるのです。

志高く、目標高く

このマラソン、フルマラソンの経験は、私にとって経営の世界に入ってもとてもよい教訓として活かすことができました。

5の目標設定をすると達成は良くて5、往々にして4とか4.5の達成になりがち。
10の目標設定をすると、10までどう頑張ってもどうあがいても届かないことは確かにありました。ただ、10を目指していると、着地は7や8になることが多かったのです。

5を最低限のゴールだとすると、7や8の成果は最低限を遥か超える結果といえます。

目標は絶対高い方がいいです。
志高く、そして目標も高く、一回きりの人生をすごしていきましょう。


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