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私の原動力とは?

以前、ゲストティーチャーをしたときに
トミーさんの原動力は何なんですか?
と聞かれた。

その時はすぐに思いつかなかったのだが、
後になってこの質問の答えがわかったので
記録しておく。

時は遡り
私が初めて物事に向けて
1点集中して突破した出来事のお話をしよう。

それは大学受験だった。

1日に14時間ぐらい勉強した。
本当に勉強以外の事は何もしなかった。

効率なんてものは
1ミリも考えずただとにかく
半年間自分の心と体を受験勉強だけに注いだ。

その結果、ぎりぎりで希望の大学に入学することができた。成績開示をしたが、正真正銘の「ビリ」だった。

それから4年後の就職試験も同じように
1日17時間の勉強を2ヶ月続けた。
結果は、合格した。
こちらもおそらくビリ寸前の点数だった。

私はこれらの結果に大満足だった。
「頑張ったから、目標達成できた」
そう信じていた。


5つ上にいとこがいる。
いとこは、受験期に父親を亡くしている。
そのようなコンディションで
有名な大学に合格した。
本人が満足していたかは、わからないが。

私はとんでもなく尊敬している。
どのようなコンディションでも言い訳せず自分の道を着々と進んだ従兄弟を。

叔父の死からしばらくして、
私の父も病気になった。
くも膜下出血という病気で、
数ヶ月生死の間をさまよった。

その間当時の私は部活動も勉強も、
手につかなかった。
全くもって集中できないのだ。
朝起きて、
「この地獄は夢じゃない」
そう確認する毎日だった。
中学2年の時のことだった。

私はふと考えることがあった。

もしあの父の危篤のタイミングが、
私の大学受験の時だったなら。
教員採用試験の前だったなら。
心と体を一点に集中させることが
できたであろうか。
そして結果を出せたのであろうか。


おそらく
私には


無理だった。


私はこれまでの大切なイベント全てを
コンディション120%で取り組み、
結果を出すことができた。


これは私の実力か?

そう思う。実力だ。

でも限りなく恵まれた環境で
運も味方になった上での実力だ。



この先自分が病気になることもある。
祖母や祖父は10数年以内に亡くなる。
父や母も病気になることもあるだろう。


パフォーマンスが自分の心の状態や環境に左右される体質なことはすでによくわかっている。


これからのチャレンジでは
120%のコンディションは望めないだろう。

でも、一つわかっていることがある、
今が一番100に近い。

だから今、私は頑張るのだ。
「今しかない」
そう思っているから
私は今日も頑張れる。

人生100年時代といえど
逆算すると
人生にチャンスはそう何度もない。

バンジージャンプを飛びたい!
絵本を出してみたい!
海外旅行に行きたい!

人生で叶えたい夢は
きっと誰にでもあるだろう。
それはいつかなう?

思えば
○○したい!
で気づけば叶うのは学生までだった。
これからは自分で掴みにいかねば叶わない。

「待つ人生」じゃなくて
「取りに行く人生」に私はする。

だから私は今日も走る。


応援してくださる方、
今頑張っていることがある方はぜひ見ていってください。↓




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