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出会ってしまった

連休始まりの休日に帰省中の娘と彼氏とダンナの4人でとある古道具屋さんへ行ってみた。
車で1時間半。
四万十町から奥へ入り細い道を通って山の麓のような場所。

素敵な世界が広がっていた

「遠路」さんはヤバい。と聞いていたけど
本当にヤバかった。
カップ&ソーサーを数点。自分用のグラス。
金色のプリンカップ。何やら掴むもの。
持って行ったエコバッグパンパンに買い物して帰ろうとした時入口の机に目が止まった。
出会ってしまった。
上に物一杯乗せて入るけど好みの形。
ぐるっと回って貼ってある値段見たら
9500円。え?9500円⁉︎
眼鏡をずらして何回も確認してもやっぱり9500円。すぐさまダンナの了解を得てカウンターへ走る。

うっとり

この歳になると極力物は増やしたくない。でもそれを上回る吸引力。ドンピシャ好み。
車に乗せてルンルン帰る。

この引き出し
カクカク感
たまらん

直感は信じたい。
あれこれ迷っている暇はない。
一期一会。次にはもうないかもしれない。
そういえば母もそういう人だった。
テレビを買い替えたい。
冷蔵庫を買い替えたい。
オーブンを。って時はいつも突然で
「今欲しいがよ。明日になったらいらんかもしれん」と電気屋さんを困らせていた。

で。
この机。
店の2階のお菓子工房へ運んで伝票書いたり送リ状書いたり事務的に使いたいとイメージしていたけど思い付きであったため狭い階段で上げることができず自宅2階の私の部屋へやって来た。
書いたり読んだりする予定。
何でも柔軟にね。

ねこも喜んでいる

追記
夢を見た。子供の頃の夢。
この机の半分の高さの机に正座してぬり絵をしていた。勉強机を持つ前だから幼稚園の頃?母の毛糸編み物教室の片隅で。引き出しも全く同じ。
だから見た途端惹かれたのだ。
「私を見て‼︎」と呼ばれたのだ。


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