見出し画像

仕事を頼みたくなるライターの特徴とは?発注者目線で本音をお伝えします!

こんにちは!hitch+(ヒッチプラス)編集部の前田です。
 
今回からスタートする「発注者の本音」シリーズ!
 
フリーランスで働く方々が気になる「これって実際どう思われているんだろう?」な疑問を、発注者側である弊社社員にインタビューをし、本音を探っていきます!
 
第一回目は「仕事を頼みたくなるライターの特徴」について。
弊社の編集者3名に本音を聞いてみました!

\ 3名のプロフィールはこちら /

編集者I
ブランドジャーナリズムの潮流に沿った取材記事や企画制作を得意とする。スポーツ関連の総単独取材数は100件以上。モットーは「対象者や事象に似合う言葉をコーデする」こと。

編集者K
2015年より編集・ライターとしてのキャリアをスタート。事業会社でインハウスの広告編集業務を経て、現在は株式会社ファングリーでBtoB・BtoC企業のコンテンツマーケティング支援における制作ディレクション業務に従事。

編集者S
化粧品、健康食品、医療機器など、健康系のコンテンツ制作を主に担当。クライアントの厳しいチェックをクリアするために、事実を歪曲・誇張しないプレーンなライティングを求めている。

今回は重要度が高い順にランキング形式でお届けします!
それではさっそくみていきましょう♪

第3位

やりとりがスムーズで返信がマメ


第3位は「やりとりがスムーズで返信がマメ」であること。一見当たり前のように思えますが、意外とできていない人が多いそうです。レスの早さは信頼度の高さに直結します。

■ 編集者K

こちらから発注をした際にレスがないと、「もしかしてメールが届いていないのでは」「ちゃんと進めてくれているのかな」と不安になります。かなり基本的なことですが、意外とこれが徹底されていないライターさんもいるんです……。「確認しました。納期までに提出します」だけで構わないので、メールが届いていることがわかれば、あとは安心してお任せできます。

■ 編集者S

納期までのスケジュールがタイトだと、複数のパートナーさんに同時にお声がけして、レスの早い方から順に詳細を相談させていただくことも多々あります。もちろん、レスの早さだけで依頼を即決することはないですが、翌日までに返信がないと、スケジュールの都合でお願いするのが難しいこともありますね。

第2位

自発的な制作進行と適切な確認がとれる


簡単にいうと「編集者の視点をもてるかどうか」。
発注者とクリエイターの間では、制作物の進行やテーマについて「認識のズレ」が起きがちです。依頼した時点で疑問に感じたことを確認してくれたり、すり合わせを行ってくれるライターさんには安心して仕事を任せられます。

■ 編集者S

初めての案件でも必要最低限の指示で制作を進めてくれる人は非常に心強い存在です。いろいろな制作を経験されている人は、これまでのアウトプットのパターンから対象の案件に一番近い対処法を自分で導き出し、原稿提出時に自分が迷った点を合わせて申し伝えてくれるので依頼者と発注者間のコミュニケーションと原稿内容の調整に無駄がありません。依頼者と近い目線で案件と向き合ってくれる方には「次もお願いしたい!」と思います。

■ 編集者I

特別な指示がなくても「このメディアのこの題材ならこんな仕上がりを望んでいるだろうな」と自ら判断し、制作に移れるライターは心強いです。1から10まで指示しなくても対応ができる、「編集者と共通認識が醸成された関係性のライター」ですね。

第1位

テーマやニーズを的確に捉えたライティングができる


編集者にとって1番しんどい作業といっても過言ではない文章の書き直し。本質から大きく逸脱した文章は、構成からすべて書き直さなければなりません。最悪の場合「外注しないで自分で書いた方が早かったな……。」なんて思われてしまうことも。

■ 編集者K

どんなニーズを持った人が記事を読むかを理解したうえで、それが文章や構成にきちんと反映されていると非常に助かります。逆にそこをはき違えてしまっていると、一から書きなおさなくてはならないケースもあり、編集者泣かせになります。もし編集者からターゲットなどの情報が共有されていない場合は(その場合は編集者にも非がありますが……)ヒアリングしたうえで記事制作に着手していただきたいです。

■ 編集者I

正直言って「このライターさんの文章あんまりだな……」と思うシーンは山ほどあります(笑)。ただ、別に文章は下手でも問題ないと考えています。気になる文章は編集で直せるからです。一方で、テーマを逸脱する文章を書く人は困りますね。構成から調整する必要がでてきます。なので、文章の上手さよりも内容理解を間違えないライターさんと仕事をしたいと思っています。

\ 他にもこんな意見がありました!/

個性的な文章力はどんどん活かして

編集者は基本的にある程度の文章能力がある人ばかりです。ただ、それでも自身で書かずにライターにお願いするのは、自分にはできない表現をライターさんに期待しているからですね。たとえ、癖が強い人でも、その人にしか書けない表現、言い回し、着眼点を持っている人は大好きです!何の案件かにもよるので一概には言えませんが、当たり障りない文章ばかり書く人はあまり面白くないと感じます。ちなみに単価の安い依頼をすると、面白くない原稿が上がってくる率が高いですね(笑)。 (編集者I)

三度目の正直に期待します……!

指示内容の勘違いや構成案の読み飛ばしなどは誰にでもあることですが、同じミスを何度も繰り返す人だと、説明と修正で二重の工程が発生するのでお仕事を依頼しにくいです。2回までは説明をして直していただくようにしていますが3回同じミスをしてしまう場合は、その方に依頼内容が合っていないと判断するしかありません。特定の分野に専門知識がある場合を除いては、残念ながらほかの案件でも依頼の候補者から外してしまうことが多いです……。(編集者S)

発注者もクリエイターも同じ目線で


いかがでしたでしょうか?
 
優秀なライターというと「ライティング力がある」「筆が早い」「SNSを頑張っている」、そんな人が仕事の依頼を多く受けているようにみえますが、実際は制作物や編集者への理解力が高いライターこそが優秀なライターといえるかもしれません。
 
「編集者の視点をもってほしい!」とライターのみなさまにお伝えしたように、私たち発注者もライターのみなさまの目線に立ってお仕事を依頼できるよう努めてまいります!
 
このほかにも、
 
「こんなことを知りたい!」
「実際これってどう思われているんだろう?」
 
などなど、知りたいことがあったらぜひコメントに残していってくださいね♪
 
それではまた次回お会いしましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?