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虫が好きだ。

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鳥さんが育児で多忙な夏季シーズンは、虫も観察対象となる。 意外とカワイイ虫ワールドに魅せられ、ベランダの中心でイモムシを育む。
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アゲハ幼虫の全身タイツ

本日のすずめが

今朝、マンションの廊下で息を引き取っていたのは、スズメガの仲間で、モモスズメ。 枯葉に擬態した全身スーツに、裏地はピンクという隠れたオシャレさんである。 口吻は退化しているらしいので、繁殖のためだけに成虫になるってことなのか。 確かにこの手の ガ というか チョウ というか、 鱗翅目 の子って、擬態に自信があるためか、生きていてもまったく動かない。 触っても飛んで逃げるようなことはなく、ただじっと何かにつかまっているだけなので、簡単に手乗りになってくれる。 エネルギー摂取で

アゲハ移民

わが家の柑橘ベランダ―ズのユズとキンカンは、そのショボさ故、将来的にアゲハイモムシたちが食糧難になること必至。 可視範囲で数えて12匹のうち6匹は、近所の柑橘に移住してもらうことにした。 どこかの国のように戦争が起きないことを祈る。 残りは6匹のはずだったのだが、数えてみればまだ13匹いるではないか。 終齢まで育つ前に葉を食べつくしてしまった場合、他の柑橘の葉を求めていっせいに放浪の旅に出てしまう。 結果、敵(鳥やアシナガバチなど)に見つかり自ら食料になるのだ。 それな

アゲハのお子さん、育ち中

アゲハさん、いらっしゃーい

そろそろ虫の季節(黒い虫は鳥たちの好物ってこと)

SNSに長らく投稿しないでいると、何を投稿するのかわからなくなる。 何を共有したいのか。 何ヶ月も投稿していなかったのに、久しぶりの内容がアレだというのは、どうなのか。 とは思いつつも、最もいま共有したいことはこれ。 スズメっこも、ハシボソガラスも、シジュウカラも、ほとんどの鳥類は猫も杓子もみんな大好き黒い虫! 大きな黒い虫は鳥たちのタンパク源なのだろう。 そっか、よく考えてみたら、毒があるわけでも針や牙で攻撃してくるわけでもないから良い餌だよね。 バイキンを保有して

末っ子、無事飛び立つ

訂正とお詫び

先日、アゲハチョウの幼虫が共食いしたと投稿したけれど、実は想定外の場所で蛹化していて、無事に羽化したのでここにお知らせする。 今朝は目視で確認できる2体の蛹が羽化するはずだったのだが、プラケースの蓋を開けたら3匹が羽化していたのだ。 え???どこにいた???? キッチンペーパーの中に潜り込んで蛹化したとは思わなかった。 そんなところでは羽化した時に翅が広がらず羽化不全になりそうなのに、なんとその子は羽化した瞬間に這い出してきて、何食わぬ顔でちゃっかり翅を広げていた。 そ

ショックなお知らせ。 アゲハイモムシが共食いした。

お散歩木の実と本日のアシナガバチ

散歩中に見かける木の実で、食べれそうなものは少し味見をして、美味しければ追い木の実をすることにしている。 先日は総合病院入り口の植え込みにサクランボより一回り小さい赤紫色の実が成っていて、食べてみると甘くて美味しい。 帰宅してから植物図鑑で調べると、スグリの仲間でピックスウェルという品種らしい。もちろん美味しく食べれる実である。 今朝は朱色の実を付けた樹を見つけた。味見すると甘い。 アシナガバチも甘い匂いに惹きつけられて実の周りをフラフラ飛んでいた。私も負けじと何個かポイ

羽化

アゲハの子が羽化した。 ベランダのユズの樹育ちの子が蛹化する直前にプラケースに引き上げて玄関の倉庫に入れておいたのだが、昨日の暖かさで羽化スイッチが入ってしまったらしい。 こんな寒い日に。 倉庫はそれほど暖かくないはずだけれど、やはり毎年このくらいに羽化してしまう。 うまくペアリングしてくれると良いのだが。 そしてまたうちのユズの樹に来ておくれ。