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植物怪獣 ヴォタニッシー


植物怪獣ショクブツカイジュウ ヴォタニッシー
身長:46.1メートル
体重:3万トン
生息地:宝篋山
必殺技:粘液攻撃、擬態アタック
弱点:火


つくば市と土浦市の境にある宝篋山で、バードウォッチングに訪れた青年が生物とも物体とも、動物とも植物ともつかない何物かを目撃した。その奇怪な姿を捉えた写真がSNSにアップされると、自分も見た!との証言が相次ぎ、TVでも特集が組まれるなどUMA(未確認生物)ファンの間で茨城県に注目が集まった。そんな中、突如霞ヶ浦から巨大な怪獣が出現、宝篋山を目指し進撃を開始する。そして宝篋山からも、木々の間から大量のスライム状の物体が吹き出したかと思うと怪獣の姿に変化、霞ヶ浦から現れた怪獣を向かえ撃つ。その様子を見つめるのは遺伝子工学の権威小田山博士。熱心なUMA研究家でもある彼はかつて訪れたネス湖でネッシーの皮膚の一部と思われる物体を採取し、そこから抽出した遺伝子を粘菌に移植した。異常成長した粘菌は脱走し宝篋山に潜伏、豊富な植物のエネルギーを吸収し、巨大な怪獣ヴォタニッシーとなった。同じ細胞を持つ者の存在を感知したネス湖のネッシーは地下空洞説のとおり、ネス湖の湖底から地下空洞を通り霞ヶ浦までやってきたのだ。小田山博士は言う。「彼らは同じ生物です。片方が動物、もう片方が植物というだけです」「この戦いに勝ったほうが、人類最大のミステリーとなるだけです」

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