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ICU(集中治療室)

心筋梗塞日記その4

オペ後はいわゆるICU(集中治療室)へ。
今まで入院すらしたことなかったのに入院デビューがICUとなりました。
結構広い個室(画像のような部屋でした)
部屋の外には看護師さん達がたくさん待機している場所でした。

酸素マスクはしてましたし、点滴やカテーテルなど体中管だらけでしたが、痛みや苦しみは無かったです。
ただベッドの上で少しも動いちゃいけない、体を起こしてもいけない。
心臓への負担もですが、脚の付け根から大動脈にカテーテルを入れていたのでその部位の保護が大事とのことでした。
そこの大動脈が開いたりすると大出血して死んじゃうかもなので、絶対動かないでと脅されていました。
この状態を2日続けると言われたときは結構な絶望感がありましたが、でも今思い返すと実際のところそこまでしんどくはなかったかも。
テレビを見れる状態にはしてもらっていたし、寝てる時間も長かったので。

そして2日後かな。あらためてオペルームへ。オペと言っても今回は血栓が溶けているかの確認。
ここでまだ血栓が残っていたらカテーテルも外せず絶対安静継続、そして場合によっては他の治療(バイパスとか?)も考えないといけない可能性もあるとのことでとのことでかなりのドキドキでした。運命の分かれ道。
オペ中は痛くも苦しくもなかったですが、先生達の会話がずっと聞こえていたものの内容があまり分からず不安でした。が、結果無事に血栓は溶けていたとのこと。
もうちょっとすれば体も起こせるし、動けるようにもなる。あとは徐々に回復待ちだよと。

この時はあーよかったと心底安心しました。
助かった。
先生や看護師さんたちももう大丈夫そうと思ってたはず。

ですが……この2日後、最初の発作と手術の時よりもさらにつらい症状が待っていました。
肺炎を併発したのでした。

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