ヒスイ~強運女子・小粋でポップな恋愛小説家

ヒスイです。小粋でポップな恋愛小説家をめざして、修行街道を驀進中! 失恋の傷をいやした…

ヒスイ~強運女子・小粋でポップな恋愛小説家

ヒスイです。小粋でポップな恋愛小説家をめざして、修行街道を驀進中! 失恋の傷をいやしたいひと、一人で泣いている人、このブログに来ませんか。 一緒に泣いて、一緒に笑って、ともに立ち直りましょう!!

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「夜の油断と、タイプライター」ヒスイのシロクマ文芸部

「文芸部にいた頃のこと、おぼえているか?」 ワタヌキが夜空を見上げながら言った。 おれは自分の腹を眺めて、 「ずいぶん、昔みたいに感じるよ」 「だよな。変わっちまったもんな、俺たち。あのころは『ペンは剣より強し!』とか『言葉が世界を変える』とか、本気で言っていたんだぞ」 「……そういう気持ちは、変わっていないけどな」 そういうと、ワタヌキもぽつりと、 「俺も、気持ちは変わってないつもりだが。体は気持ちを裏切るよ」 「しょうがない、そうなることを自分で選んだんだ。お前だっ

    • 「白い靴どろに汚れて夏雲のーー」ヒスイの初夏短歌

      『白い靴どろに汚れて夏雲の 形に似てるおかえりなさい』ヒスイ (しろいくつ どろによごれて なつくもの  かたちににてる おかえりなさい) 『白い靴は、買ったことがないの。あの子が小学性になってから』 生前、夫の母はこんなことを言っていた。 『白い靴ってね、泥ジミが落ちないの。ぜったいに、おちないのよ。  でね、あの子はね、新しい靴でも1日で真っ黒にするのね。  靴の外も、中も、真っ黒になるのね。  だから、白い靴はかわないのよ』 そのとき、夫はすでに大人であって、 ま

      • 『二億以上・斉藤』ヒスイの毎週ショートショートnote

        うちのクラスには『二億斉藤』がいる。 一億円を稼ぐと明言している男だ。 夢みたいだけど、斉藤のばあい、夢じゃない。 ヤツは高校野球の有名スラッガー。プロに入れば、一億はリアルだ。 あたしは、斉藤がなぜ億を稼ぎたいのか知っている。 ある時、病院で斉藤と会ったからだ。 「なんで?」 思わず聞いた。 斉藤と病院って、セイウチとノーベル賞くらいかけ離れているから。 斉藤はちょっと顔を傾けて、 「弟が入院してるんだ。金がかかる難病でさ――黙ってろよ」 斉藤はセイウチみたいな体を

        • 「頼む、あと2キロくれ!!」ヒスイの太れない日記

          今日は「あと2キロ太りたいんだよ」という日記です。 相変わらず、体重を増やせないヒスイ。 毎年、冬になると巣ごもりするリスのごとく、 ガッツリ食べて体重を増やし 夏の食欲ダウンに備えておくのですが。 今年は、できんかった・・・ なので、現在の体重は よんじゅうさんキロ。 身長153センチに対して、43きろ たりんがな(笑) BMIで計算すると、BMI=18.37  18.5未満だと、低体重になるので、ヒスイはギリ足りてないところに入っちゃいます。 ちなみに適正体重

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        「夜の油断と、タイプライター」ヒスイのシロクマ文芸部

        マガジン

        • 俳句幼稚園 ~弐~
          2,285本
        • シロクマ文芸部 勝手に参加作💞
          44本
        • 短歌アパート『 うただ荘 』
          952本
        • ゆめの応援団通信
          3,672本
        • 410字 毎週ショートショート学びの場
          104本
        • noteステッチ部
          315本

        記事

          「ヒスイはいま『だんだん』の途中だから」大須商店街まいご日記(笑)

          今日は「今は『だんだん』の途中」というお話です。 先日、すっごい久しぶりに、出かけました。 場所は名古屋の大須。 名古屋には大須観音というどでかい観音様があって、 その門前町として栄えているのが 『大須商店街』です。 大きな筋が3本あり、 両側にぎっしりとお店があります。 かつてはコンピューター関連の部品などを扱っている店ばっかりだったんですが (らしいです。このへんはPCが本職の同居人・ケロリンからの受け売り(笑)) いまはオシャレなカフェやオシャレな古着ショップ、

          「ヒスイはいま『だんだん』の途中だから」大須商店街まいご日記(笑)

          「崖っぷちイベントをさせたら、この世のものとは思えない瞬発力を発揮する人へ」ヒスイのありがとう日記

          「弱っていると、助けが来る part127回目(笑)」 というヒスイです(笑) 今日はこれだけで終わってもいいんだけど、 具体的に、助けてくれた方をご紹介します。 ヒョウガ兄ちゃん。 ヒスイは以前から、ヒョウガ兄ちゃんにオーラソーマを見てもらったり、 タロットをしてもらったりと、 困ったことが起きるたびに、助けてもらってきました。 もちろん。今回も。 兄ちゃんに頼んで、 オーラソーマ、タロットカード、オラクルカードのフルコンボで 助けてもらいました!! オーラソーマ

          「崖っぷちイベントをさせたら、この世のものとは思えない瞬発力を発揮する人へ」ヒスイのありがとう日記

          「その揺らぎが、食欲をそそるの」ヒスイの食器日記

          今日は「やっぱり手仕事がええな」という話です。 昨日の晩ごはん、同居人のケロリンがヅケ丼を作ってくれました。 ヒスイは白身魚が大好きですので、 タイとかんぱちを乗せました。 ケロはマグロとサーモン。ぶりものせたかな。 ケロのヅケはけっこうニンニクとショウガをきかせてあって、 うまいのですよ。 で、何が「手仕事」かというと、 この小ぶりな丼。 この柄は、手描きなのですよ。 これですね、ご飯をどけると、こんな感じです。 実に、実に豪快な太い唐草模様。 白地に藍色がスッ

          「その揺らぎが、食欲をそそるの」ヒスイの食器日記

          「母ゆきて筍を炊く三七日めーー」

          「母ゆきて筍を炊く三七日め  キッチンの猫やわらかく寝る」ヒスイ (ははゆきて たけのこをたく みなぬかめ  キッチンのねこ やわらかくねる) 今日は筍を炊きまして。 もちろん、ヒスイ一人で炊けぬ(笑) 実家で姉一家と作りました。 ふと、たけのこご飯は、母が最後に炊いてくれたものだったなと思いだして やっぱり泣けそうになるのですが 家へ帰って、炊きなおしていると マンションのちっちゃいキッチンに猫二匹がよってきて、 まるくなり、 のび、 まるくなり、 しっぽをしまい込ん

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          「プロだろ?せめて値段を公表しろよ(笑)」フリーランスヒスイ、怒りの日記

          今日のヒスイは、やや怒っておる。 怒っているのであります。 理由は 『フリーランスのくせに、値段を公表しないとは、何たるちーや!!』だからです。 もうね。 久しぶりに、カチン!と来たわ(笑) えーと。どこから話すんだ? 最近noteでヒスイ日記を書いていないから、 書き方を忘れたわ(笑)。 こういう時は、頭に浮かぶ順に話すのがいい。 まずですね。ヒスイはこの1年、心理学とかカウンセラーとかについて 学んできました。 いまも、学び中です。現在進行形です。 進行形では

          「プロだろ?せめて値段を公表しろよ(笑)」フリーランスヒスイ、怒りの日記

          「風薫る五色のストールーー」ヒスイの初夏短歌+シロクマ文芸部

          風薫る、というのが夏の季語だっていうことは、 俳句を作りはじめてから、学びました。 季語の季節感ってリアルな季節感と微妙にずれていて、 『風薫る』なら、五月ごろでしょう!なんて思うんですが、 こういう絶妙なズレを枠として意識しつつ、 枠の中で楽しむってことも、 俳句の良さかなって思います。 薫風には、色がついている、とヒスイは思っていて、 イメージ的にはやはりグリーンです。 以前、こういう短編を書きました。 グリーンですね、やっぱり。 初夏といえば、グリーンの薫風なの

          「風薫る五色のストールーー」ヒスイの初夏短歌+シロクマ文芸部

          「AIくん、非ロジカルなヒスイについて来られるかね?」AIだけで絵は描けるのか。

          今日は、最近のヒスイの仕事を(笑)… AIでいろいろ加工しています。(趣味であります!) 今日は画像をイラスト風に加工するソフトを使ってみました。 水彩画風、だそうで(笑) ほかにゴッホ風、セザンヌ風もあった。 どこまで加工できるんだか(笑) なるほど、これはもうイラストレイターが要らなくなるはずだとは思う仕上がりっぷり。 ヒスイ、生命の危機であります(笑) というのは冗談ですが、AIの能力がどこまでいくのか、は不明ですが、 いずれ手描きの絵と違わなくなる、と思います

          「AIくん、非ロジカルなヒスイについて来られるかね?」AIだけで絵は描けるのか。

          「影きえて『やっぱり好き』のーー」ヒスイの初夏俳句

          「影きえて『やっぱり好き』の青嵐』ヒスイ ヒスイにも、こんな時代もあったなあ、というお話です(笑) 恋の記憶と言うのは 叶ったものより 儚く終わったほうが、くっきりと記憶に残るようです。 『好き』が言えない理由はいろいろあって 自分の勇気のなさだったり、 どうしても踏み出せない事情があったり、 相手から、白日のような『無関心』が立ちのぼっていたりするときは あきらめるより、仕方がない(笑) とはいうものの、 感情はホイッスルひとつで終われぬものでして(笑) 投げ捨

          「影きえて『やっぱり好き』のーー」ヒスイの初夏俳句

          「夫の手に翠あふれてーー」ヒスイの初夏俳句

          「夫の手に初夏あふれ柏餅」ヒスイ (つまのてにはつなつあふれかしわもち) →初夏と柏餅が季語重なりでしたので、変更します! 「妻の手に翠あふれて柏餅」ヒスイ 季語的に、どうなのか?とおもう句です(笑) われながら、相変わらず季語とか、よくわかってません。 こういう決まり事を楽しむのが俳句の余裕だと思うんですが なかなかもって、ヒスイはその境地にまで至っておらず(笑) いつかそこへ行けるかなあと思いつつ、 今日も自由に書きました(笑) 男性の手の大きさ、というのは

          「夫の手に翠あふれてーー」ヒスイの初夏俳句

          『紅のはらほろ散りて新しきーー』ヒスイの春短歌

          『紅のはらほろ散りて新しき 花をとどける母ゆきし春』ヒスイ (くれないの はらほろちりて あたらしき   はなをとどける ははゆきしはる) 仏花とは、白に限るようでして。 ところがうちの母は『赤』が好きな人でして。 なので仏前の花にも赤いカーネーションが入っております。 こういう決まりには、ふだん、ひどくうるさい姉ですが いっぽんの赤いカーネーションだけは 黙って見逃がしております。 それは、母の溺愛した孫が 毎日、一本ずつ買ってくる花です。 母の人生は 柔らかい

          『紅のはらほろ散りて新しきーー』ヒスイの春短歌

          ヒスイより、御礼です

          ヒスイ、ただいま喪中につき もう少しお休みいたします。 温かいメッセージをたくさんいただき もう、泣けてきそう 元気をいただいております。 少しずつ、復活しておりますので 連休明けくらいから また、お会い出来たら嬉しいです。 ご厚情に、厚く御礼申し上げます。 ヒスイ

          ご連絡~ヒスイより

          母 危篤につき、しばらくお休みいたします。 またね、みなさま ヒスイ