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【名著や気に入った作品を紹介、要約しています】 力作は有料🙏 歴史/読書/勉強/差別問…

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【名著や気に入った作品を紹介、要約しています】 力作は有料🙏 歴史/読書/勉強/差別問題/政治思想 学術は享楽ではなく生き様であるべき。 「知識人とは亡命者にして周辺的存在であり、またアマチュアであり、さらには権力に対して真実を語ろうとする言葉の使い手である。」E.W.サイード

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凪良ゆう著「汝、星のごとく」、「星を編む」の解説、私見

凪良ゆう著「汝、星のごとく」なぜこんなにも人は身勝手で自己中心的であるのに、お互いがお互いの不足点を認め合いながら愛することができるのだろう。 そう思わざるを得ないのが、今回紹介したい書籍「汝、星のごとく」である。 あらすじ 本書では、閉鎖的な瀬戸内の島に飽き飽きしながらも独り立ちすることもできず、母親と一緒に住んでいる高校生、井上暁美(いのうえあけみ)と、男癖の悪い母親と共に瀬戸内の島に引っ越してきた靑埜櫂(あおのかい)が、家庭環境の複雑さや、島の住人どうしの窮屈さな

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    • 映画「ロ・ギワン」(Netflix)解説

      1.映画のあらすじ映画「ロ・ギワン」の要約 先日、知人の勧めでNetflixで配信されている映画「ロ・ギワン」を視聴しました。(https://www.netflix.com/title/81616524) 本映画は、Netflixオリジナル映画であり、2024年3月1日に公開されたものである。 本作は、2011年に発表されたチョ・ヘジン作家の小説「ロギワンに会った」を原作としています。 ソン・ジュンギ演じる主人公ロ・ギワンは脱北者であり、彼は朝鮮民主主義共和国→中国→

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      • E.W.サイード著『知識人とは何か』を読んで

        エドワード・サイード著『知識人とは何か』(大橋洋一訳)を読んだ感想を書いていきたいと思う。 初note投稿というのもあり、言葉足らずな面、わかりにくい点などあると思うが、悪しからず。 イギリス委任統治下のエルサレムで産まれた著者が、現代をどのように把握し、どのような「知識人像」を描いたかということに迫っていきたいと思う。 本書は全6章でなりたつが、今回は4章の要約にとどまり、興味を持った方にはぜひ、6章を手に取って読まれることを期待したい。 それでは本文の内容を見て

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