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旧岩崎邸庭園「みどりの日」は無料開放! トイカメラで華道作品と撮ってみた

私の中で毎年恒例でカレンダーを購入している、華道家の假屋崎省吾氏のいけばな作品展が旧岩崎邸庭園で開催されている。

假屋崎省吾氏のいけばなは、花はもちろんそのものが文字通り華やかで美しいんだけど、どこか退廃的というか、命あるものをいける侘び寂び、そこに男性的な大胆さみたいなものがあわさってとてもロマンティック。好きなので、毎回拝見している。
昨年も春・音楽祭とあわせて開催されていたか、はたまた今年パワーアップしたのか、弦楽四重奏も聴けるし、カーリー先生の生け花デモンストレーションもあるらしい。うだうだと上野御徒町あたりから湯島のいかがわしいゾーンを歩き抜け、どれにも間に合う時間には到着しなかったけど、期せずして「みどりの日」は無料開放日だった!

今回は、娘にトイカメラを持たせて、連れて行った。5cm四方、すごいちっちゃくて可愛いんだけど、ほんとに撮れるのか、いざ実験。
モニターもないし、ファインダーを覗いてもプラスチックで歪んでよく見えないので、一体何が撮れたかは後でのお楽しみ。

連れて行ったのはこれ。首からネックレスのように下げられる小型のデジカメ。

晴れた春の強い日差しとともに建物と作品を楽しんでから、和館の喫茶でお抹茶とチーズケーキで一服して帰宅。ちなみに、岩崎弥太郎氏の邸宅なので、岩手の小岩井農場でしか買えないチーズケーキがいただける。

ようやく、トイカメラのマイクロSDを携帯電話で読み込んでみると、思ってたよりよく撮れてるじゃん!よかった。

旧岩崎邸の入口。並んでました。
和館からの眺めは逆光だけどいいかんじ


学習室の窓明りのコントラスト


いけばな作品も何だかサイケデリックに

画素数が少ないのは否めないが、何がどう撮れているかわからないという面白さがある。

こちらは携帯電話のくっきりした画像。

牡丹の落ちた花びらもきれい
はっきりとした黄色いシンビジウム
ピンクの大輪カサブランカ


超大輪の白いカサブランカの香りは
階段の吹き抜けの上まで香る


館内はカサブランカの香りがいっぱい。しかも白とピンクで香りが違うと感じるほどに、香りがいっぱいだった。

他にも素敵な作品がたくさんあって、異空間を楽しんだ祝日だった。
皆さんも、ぜひ。

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