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社員となかなか時間が取れない社長へ。私が「ガス抜きの右腕」になります

今日は、第三者が主催する「愚痴未満の飲み会」ってすごく価値があるよねという話をしていきます。

私はこれを「ガス抜きの外注化」と名付けています。ちょっと意味がわからないと思うので、さっそく本題に入りますね。

趣味で飲み会幹事、やってます

柳井工業の社長が私の本業ですが、最近、趣味で「別会社の飲み会幹事」をやっています。

というのも、柳井工業はここ3年間、本業のプラント施工事業の他に、太陽光発電事業にも関わっています。

共同でやっている社長さんと仲良くさせていただいているのですが、とても魅力的な会社なのです。

仮名「A社」としましょうか。

A社の力に少しでもなりたいな、と思いこの飲み会幹事を主催でやらせてもらっています。「柳井会」と名付けてもらいました(笑)。

手前味噌で恐縮ですが、意外にもこの柳井会が、社長さんにも社員さんにも好評なのです。

“建設的な愚痴未満”の飲み会って心地いい

「柳井会」でやっていることを簡単にシェアします。特別なことは何もしていなくて、社員さんの話をただただ聞く会となっています。

一見、私の名前が入っているので“柳井の話を聞く会”に思えるかもしれませんが、全然そんなことはなく、主役はあくまでも“A社の社員”さんです。

・今の業務で行き詰まっていることの共有
・改善されたら嬉しいことのブレスト

柳井会のお品書き

こんなことをよく話しています。目的はもちろん愚痴ではなく「ガス抜き」です。

柳井会の良いところは、愚痴やウェットな空気感が出ないこと。建設的な会話ばかりで、「飲んだ勢いであんなこと言っちゃってどうしよう……」ってことがないんです。

もちろん私とA社の社長さんが仲がいいというが、程よい抑止力にはなっていると思いますが、きっと社員さんの人柄がいいのでしょう。

ガス抜き“柳井会”のススメ

では、なぜ外部の私がわざわざ「ガス抜きの場」を提供しているのでしょうか。しかも自腹で(笑)。

先ほども少し触れていますが、ただただ純粋に応援したいのだと思います。

A社ってすごいんです。社長も社員も、みんな優秀。小さな会社ですが、業績は毎年、右肩上がり。

アベンジャーズ集団のようで、本当に羨ましい。「柳井工業にもこんな人が来てくれたら嬉しいのになあ」と思うばかりです。

ただ一つ、もったいないところは、「コミュニケーションの場が少ない」こと(こんなこと言って恐縮ですが)。

社長がギバー精神溢れる方、かつ「社員がやりたいようにやってもらえたらいい。何かあったら私がケツを拭く」というスタンス。

また社員さんも優秀で勝手にやってくれるので、対面で話す機会が極端に少ないとのこと。

とはいえ人間なので、上手くいっていても「ガス抜き」をしたくなることだってありますよね。

「話を聞いてもらえるだけで、こんなに気持ちがラクになるんだ」と思ってもらえるように、柳井会を定期的に開催しています。

願はくは、柳井会を「副業」にしたいなあ

柳井会が開催されて、もう数回が経ちました。最後に所感をお話ししますね。

何か改善点があった時に社長に「こんなこと話されていましたよ」とお伝えすると、

「なるほど。それは早急に改善した方が良さそうですね。代わりにヒアリングしてくれてありがとうございます!」

といった好転・進展があったりします。

経営者は日々忙しいので、「代わりに聞いてくれる存在」ってありがたいんですよね。

もしこの記事を読んでくれたサラリーマンの方がいたら、ぜひ社長や上司の代わりに、この役を買ってみてください。すごく重宝されるはずです。

と……取り留めない話となってしまいましたが、応援を込めてはじめて“柳井会”が結構楽しいですという話でした。

もし「なかなか社員とのコミュニケーションに困ってて……」と悩む方は、私にご連絡を。柳井会、やっちゃいます!

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