見出し画像

アラサー男のMBA挑戦談その5 〜 ゴールドコーストの潮騒のメモリー

オーストラリアのスタディツアー

2007年5月。

ボンド大学入学後、9か月が経過した5月に、豪州ゴールドコーストのボンド大学本校へ向けて旅立ちました。1週間強のスクーリングが始まります。

この現地スクーリングは、スタディツアーと呼ばれています。

今のMBAスクール界隈の近況は分かりませんが、ボンド大学の実施していたオンライン受講というモデルは、2006年当時としてはかなり斬新でした。そして、このスタディツアーが存在していたのはかなりユニークだったと記憶しています。2年あまりの大学院生生活の中で、思い出を辿るならば、3度参加したこのスタディツアーが一番に浮かびます。

今回はこの初回スタディツアーの思い出を語ります。

スタディツアーのこと

オンライン受講モデルということは、世界各地、全国各地に受講生がいるわけですので、同時期に受講する全員と知り合うことはほぼ不可能。

となると、そういった方々が一堂に会する場所は、このスタディツアーしかなかったんです。

さて、このツアー、どういうものかというと。

当時のカリキュラム20科目あるうち、英語科目が半分くらいあって、そのうち4科目だけはオーストラリア現地で受講、試験をしなければなりませんでした。現地での授業時間は午前午後で一科目ずつ。なので1度に受講できるのは2科目まで。

ということは、4科目あるわけですから、最短で2回は現地に行かねばなりません。その4科目が簡易な科目であればよいのですが、それがそうでもなく。日本語でも理解の難しいものも含まれておりました。僕は余裕をもって3回現地に赴くスタイルを選択しました。

その他、現地での宿泊施設の予約、現地までの交通手配などもせねばなりません。

期間は1週間。2科目受講ならば、午前午後みっちり授業。毎回宿題もあるし、グループワークもあるので、授業後の時間はそれに割り当てられます。時には深夜に及ぶこともありまして、オーストラリア、ゴールドコーストを堪能する余裕はなく。

痛感したことは一つ。

持つべきものは友達であり、仲間であるという単純明快な事実。このツアー、独りぼっちだったら、かなりしんどかったと思います。助け、助け合う相互扶助の関係性が、乗り越えていくポイントですね。

さて、初回

初回のスタディツアー。豊かな砂浜、海と運河の町ゴールドコーストにある本校では、いろいろな出会いがあり、いろいろなエピソードに彩られております。いまだにホットな潮騒のメモリーです。

以下、関係者以外は全く意味不明な潮騒のメモリーですので、読み飛ばしていただいて問題ございません。

愛称が小田急線みたいなOさんはアメリカの片田舎に駐在していて、このツアーで知り合いましたし、同室だったYさんUさんとは疲れがピークの夜中にたびたび意味のない大爆笑の渦の中にいましたし、哲学者Oさんとは帰り道が一緒で会話からスピ的な導きを感じたし、歌舞伎と落語を教えてくれたSさんとOさんともこの時が初対面。このお二方とはその後も何度となく交流があり、その後仲良くなる同じ期でグルメ愛好会の親友Mさんはこの時はさほどエピソードもなかったのだが、その後盟友になるOさんとはこのツアーでも一緒。そして彼にとっては思い出となるエピソードが生まれました(あるテストをめぐって、僕が応援したことが結果、良い方向に向かったというもの)。マーケで一緒だったAさんとFTさんらもいたし、さらに、その後飲み友になっていくソロキャンパー兼ラーメン通Yさんとは、前述盟友Oさんと一緒のグループでタイヤの刻印デザインの寸劇で伝説を作ることになりましたし、天才が人の姿をしたらこうなるのかと思った天才優良児Tちゃんや、MSのMさんOさん、サイレントなSさん、そういえば、アナザーラーメン通Kさんともここで出会うのだが、それはたしか次のスタディツアーだったか??。

一つ一つを掘り起こせば、それだけで小説になりそうな勢い。書いてみようかな。フィクションにして。

いざゴールドコースト

さて、ゴールデンウィークに、ゴールドコーストに行くことにしてから、脳内には、ゴールデンなゴールドコースト、ゴールデン、ゴールド、ゴールデン、ゴールドという金色のキラキラしたイメージが浮かびつづけていました。つまりは、何の不安もなかったということで、生来の楽観的性格が幸いしたのですね。

南へ帰るの誰にも会わずに高気圧に乗って南へ向かうわ。

潮騒のメモリーより拝借

という気分だったのでしょう。

まずはブリスベンという街に到着。そこから同室の有志YさんUさんに、同期Sさんを加えたメンバーで、一路さらに南のゴールドコーストを目指します。

南へ行くのね、ここも南なのに

潮騒のメモリーより拝借

という歌詞が浮かびます。オーストラリアは秋に向かう季節。まだまだ暖かくプールに入れるくらいだったと記憶しています。

やや難義したのは、ドライバーの同室U氏の運転の荒さ。運転の粗さはスピードとも比例するのか、なかなかのスリルと共に南へ向かったのでした。

宿泊は個室が3つくらいあるコンドミニアム的なところで、風光明媚、異国の地に来たんだと意識を新たにしたのでした。

ザ・ゴールドコースト。

1週間のスタディツアーの幕開けです。

長くなったのこでこの辺で。。

■あの日、あの場所に降り立った時を思い出した時に、脳内に流れていた音楽はこちら

ゴールドコーストの砂には、アイミスユーとは書いていませんが。

ここから先は

0字

スタンダードプラン

¥500 / 月
このメンバーシップの詳細

いつも読んで下さってありがとうございます。頂いたサポートはいろんな音楽などを聴いてご紹介するチカラになります。あなたに読んでいただき、新たな出会いを楽しんでいただけるよう、大切に使わせて頂きます。よろしくお願いします!